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和書 492162 (348)



クマに会ったらどうするか―陸上動物学入門 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 爬虫類、鳥類、哺乳類の進化や体の仕組みを、さまざまなエピソードを交えながら読みやすくまとめたもの。表題の「クマに会ったらどうするか」についても、一応の説明が与えられているが、そういう面白おかしい本ではない。もちろんサバイバル術の本でもない。
 生活空間を多様化させるという側面から見た進化の入門書である。地上から樹上へ、あるいは空を飛ぶことを覚えたり、水の中に進出したりと、さまざまな環境において動物がどのように適応してきたか、説得的に教えてくれる。
 著者の専門は消化器の比較形態学であり、ウシが実は肉食動物であるなど、非常に興味深い切り口も多かった。




干支(エト)セトラ、etc. (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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エビと日本人 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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いろんな食べ物について書けますね。
日本人に罪悪感を感じさせる倫理的な村井氏の本であるが、
以前、氏の講演を聴いた後、氏がうまそうにタバコを吸ってるのを見て、
少し幻滅しました。
エビを買うのは、途上国の民に所得を生じさせるという効果があるけど、
タバコは、国民医療費を増大させる最も愚かな行為だからである。





科学の目、科学のこころ (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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この本はサイエンス的バックグランドがほとんどない人にとっては明らかに難しいと思う。逆にある程度の知識を持つ人にとってはエッセイ以上のものはほとんどなく、まさに読み物になってしまう気がする。新たな問題を発掘する、刺激に満ちた本とは言えないところが残念である。




カブトガニの不思議―「生きている化石」は警告する (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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以前、岡山の笠岡にあるカブトガニ博物館を訪れたことがある。これほど奇妙な生き物はいないと驚いたものだった。本書はカブトガニの生態を詳述したもので、環境の変化に極端に弱い理由などにも触れられており、満足できた。

 カブトガニは4億年も昔から生きている古代生物であり、日本では瀬戸内~北九州にかけてわずかに分布している。しかし近年の海洋開発・汚染によって数が激減し、絶滅が危惧されている。というのも、カブトガニは海浜の特殊な環境に高度に適応した生物なのである。それが数億年のもの間ほとんど姿を変えずに生き延びられた理由なのだが、裏を返せば、環境の変化に弱いということにもなる。そのあたりの仕組みを様々な角度から教えてくれるのが本書である。
 しかし日本では絶滅に瀕しているカブトガニも、アメリカ東海岸には多数が残っているという。このあたりの違いは一体なぜなのだろうか。




クジラと日本人 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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巻末によると、小松正之氏の検閲を受けて出されたそうです。
いや、コメントと意見を頂いたと書かれてはいますが。
鯨の専門家の本だから、科学的な面では見るべき点はありますが、人によっては読みやすいとされる辺りは実質的に裏づけのデータが薄くて、微妙というのが正直な所です。
捕鯨問題を考えるならいくらかの立場の著者の複数の本を読まないと参考になんかなりません。
いつまでも、外人に鯨を奪われたと僻むよりは、ああ鯨肉って要るんかなあ?位に考えるほうがまあ健全ですが。
この著者の過去の書籍を読んできた身には、あー・・そう?ぅて気分になるだけです。
後、最後の方でイルカのペット化にバンドウイルカが最適という論を展開していましたが、魚が減るほど食う(眉唾だけどね、大体魚類の総資源量が対比で出された事がないし、いつも漁獲高との比較ですよ、マンネリもいいところ)奴を庶民が飼うのは無理です。




孤島の生物たち―ガラパゴスと小笠原 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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小鳥はなぜ歌うのか (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 著者はアメリカでずっと研究を続けている動物生態学の専門家。そのため、中心となっているのはアメリカの鳥。日本の話も少なくはないが。
 本書は鳥の歌を科学的に分析したもの。どうやって歌を覚えるか、地域差の発生の原因、託卵する鳥は誰から歌を習うのかなど、興味深い話題が次々と論じられる。多くの研究者の実験や観察をまとめた本であり、信頼度も高い。やや実験が残酷にも感じるが。
 鳥の捕獲や飼育に当たっての苦労話、人間の聴覚の問題まで論じられており、肘用に面白かった。




桜が創った「日本」―ソメイヨシノ 起源への旅 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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例えば靖国神社の桜など、明治以降、ソメイヨシノがどのように国民文化となったのかが実証的に論じられています。・・・・佐藤さんを一躍有名にしたのは『不平等社会日本』であり、また佐藤さんは、社会学の最前線の研究者ですが、私は、この桜の書物の方が、彼の名を永遠とはいわないまでも、ずっと記憶させることになるのではないか、なんて思います。専門外ではあるけど、社会学者にしかできないすごい研究です。・・・・・大貫さんの『ねじ曲げられた桜』などでは、国家主義の意図的な桜利用が、実証なく決めつけられている感がありますが、この書物はそういうことはありません。緻密です。・・・・・・そして、桜の象徴的機能が、幾つかの要素がからみあいながら生成して行くことが説得的に語られています。・・・・『想像の共同体』とか、山之内靖氏の一連の研究に興味がある場合は、必読の文献です。





サーカス放浪記 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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