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和書 492162 (391)



カイアシ類・水平進化という戦略―海洋生態系を支える微小生物の世界 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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カイアシ類とは橈脚類と書きます。橈はたわめた、しなったという意味です。カイアシ類は微小な甲殻類でケンミジンコもその仲間です。小魚のシラスの腹部に朱色の点がありますがこれも餌となったカイアシ類です。カイアシ類は古生代から出現し、さまざまな進化を経て現代では海はもちろん中には高山、平地に進出したものもいます。そして一般に古い種族は生存競争に有利でないため分布の周辺部に、新しい種族は分布の中心部にいるという西村三郎氏の説はカイアシ類にも当てはまります。
でもこの本はカタカナ文字の学名が山ほど出てきますし、図や写真がその割には少なくてよく分からないし、忍耐力を養うためと必死になって中断せず最後まで読みました。書いてある内容は第四章を除き専門家かそれ相当の素養がある人でなくてはつらいと思います。魚の心臓にまで管を伸ばして血を吸ったり、眼球に取り付く寄生性のカイアシ類など気持ちの悪い話も載っています。




木の文化をさぐる (NHKブックス)
販売元: NHK出版

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この本は、木についての文化的背景や、歴史、諸外国との比較等がわかりやすく載っています。項目ごとに2~3ページでまとめてあるし、著者の経験等の話もあり、たいへん読みやすい本です。また、裏づけとなるデータもしっかりとしているし、木に興味を持っている方から専門家まで十分楽しめる本だと思います。




寄生虫の世界 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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恐竜ホネホネ学 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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 面白いです。現生動物と化石生物を比較してその化石生物の生態を推測するという話で、恐竜に変な色を塗りたくったり、通わせる血の色で背びれの色を変化させます、などという根拠に乏しい再現とは一線を画す説得力のある生態推測をしてくれます。また、国立科学博物館の展示についても具体的に解説や難点の指摘などをしているので見学に行く前に一読するのも楽しいと思います。
 ただ、解剖学的な用語――骨の部位名称など――がたくさん登場するのですが、その用語の図解が不足していて少々わかりにくいです。これで解説図がもう少ししっかりしていれば五つ星でした。




植物からの警告―生物多様性の自然史 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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植物のたどってきた道 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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 地球上での植物進化の経緯を、化石調査を通して語る。おもに裸子植物の進化がメイン。現在存在する植物群がどのように淘汰、派生してきたのか興味深く、化石調査の手法なども垣間見ることができる。
 内容は極めて専門的で、十分理解したとは言いがたいが、なかなかの名文であり、読みやすかった。
 最先端の専門研究を知るというのは、いつでもわくわくする。




植物バイオテクノロジー―その展開と可能性 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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深海生物学への招待 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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深海生物の図鑑というより、深海生物の生態について詳しく述べてくれています。
外からの栄養、えさが極端に流入してこない深海で、
様々な作戦で生き残ろうとする深海生物。たくましい!!
そして、著者の語るとおり、生命の普遍性(どこにでも生命は存在する)を
この事実は表しています。

チューブワームについての記述が6割強といったところですが、
それ以外の箇所もかなり面白い。読んでいて楽しいです。
やや海溝についての記述の箇所で理解しづらいところがありますが、
許容範囲でしょう。
著者の記述の仕方は基本的に分かりやすく、結構詩人のようなところもあります。
硬い評論に比べ、非常に読みやすい。

この本から約8年後、『生命の星・エウロパ』が出版されました。
続編といってもいいと思います。
こっちもかなり(個人的には人生史上最高に)知的興奮を味わえる本でした。
この本を深く理解する為に、『招待』を予習として読むのもいいと思います。




人類がたどってきた道―“文化の多様化”の起源を探る (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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人類の歴史に関する本は最近たくさん出ているようです。この本は専門家が系統だってかつ分かりやすく書いているのが特徴です。著者の言う「知の遺産仮説」という遠大な展望をもとに、人類の歴史が繰り広げられます。アフリカを出て最後の南太平洋までたどりつくと、現生人類のたどった遙かな道筋が目の前に広がるようです。

周囲の自然が、それを初めて見た人類たちがどう見たのか、と周りを見る目も違ってきます。

広汎な知識を、情熱的に説くということは、希にしかみられない出来事です。著者の広い知識、実地の調査経験、そして人類の多様性への畏敬の念がにじみ出た好著だと思います。人類考古学のバランスがとれて、読み物として優れた書籍で、今後読み継がれるでしょう。他のジャーナリストたちの書いた入門書とはひと味違います。著者の勤務する博物館の展示企画の副産物として書かれた書物とのことで、国立科学博物館の展示も是非見てみたいですね。




世界の自然遺産 屋久島 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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