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和書 492164 (40)



宇宙の灯台―パルサー (EINSTEIN SERIES)
販売元: 恒星社厚生閣

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

巨大な星が爆発した後に残るパルサー(回転する中性子星)はブラックホールと
同様に、今日の高エネルギー天体物理学で最も興味深い天体である。
物理学的には磁石が高速で回転しているだけのシンプルなシステムなのだが、
想像を絶する~10兆ガウスの磁場が、研究者の度肝を抜く不思議な現象を
引き起こす。

本書ではこれらパルサーからの電磁放射機構、粒子加速機構、パルサー風星雲の
形成に至るまで、今日のパルサー研究の主たる題材ほぼ全てを網羅しており、
この種の天体への理解がどの様に成されたのかが非常に分かりやすく
まとめられている。

本書で紹介されている天体物理は、現時点において学術論文を通してしか
触れられない最新のものであり、今まさに国内外の学会で議論されている
ホットな内容である。それらをほとんど式を使わず、定性的かつ感覚的に
解説しているところに本書の魅力と価値がある。
本書を理解するのに要求される知識は高校物理・数学で十二分であるが、
研究にも十分役立つ充実した内容である。Referenceもしっかりしており、
実際に数式が欲しければ論文をたどることも容易である。

私の知る限り、洋書・和書を含めて最も新しいパルサーの教科書(または参考書)
としてお勧めできる。




ブラックホールを飼いならす!―ブラックホール天文学応用編 (EINSTEIN SERIES)
販売元: 恒星社厚生閣

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本書は姉妹書かつブラックホール宇宙物理学の入門書でもある『ブラックホールは怖くない?』からさらに踏み込んだ内容となっています。姉妹書ではブラックホールの特徴や仕組み、検証などがされていましたが、本書では実際の宇宙においてブラックホールが中心的な役割を果たしている宇宙的現象(宇宙ジェットや重力レンズ等)、ブラックホールという天体の一生やブラックホールの親戚筋にあたるワームホールとの関係等についての紹介ならびに考察がされており、応用編というタイトル通りの内容になっています。個人的にはブラックホール本体やブラックホールが関わる宇宙的現象の考察は勿論ですが、ブラックホールについて扱っているSF作品の紹介や人類社会におけるブラックホールの活用という応用編らしい考察といったものを興味深く読むことが出来ました。
福江先生はまえがきにて本書は姉妹書とは独立に読む事が出来るようになっていると述べており確かにそのような構成になっていると感じられましたが、ブラックホールについて知ってみたいと思っている方は姉妹書の基礎編を読んだ後本書を読んだ方がブラックホールについての理解を深める事が出来るのではないかと思います。また基礎編同様本書もイラストや画像、グラフ等を使い数式については数式コーナーという形で区分してあるので、難しいという先入観無く基礎編と合わせればブラックホール天文学が如何なるものであるのかを理解する事が出来ると思われます。

最後になりますが値段的な面については、基礎編と同様に考えてもらいたいという気持ちであります。





ブラックホールは怖くない?―ブラックホール天文学基礎編 (EINSTEIN SERIES)
販売元: 恒星社厚生閣

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「アインシュタイン・シリーズ」と呼ばれる天文学に関連したシリーズの一冊である本書では、ブラックホール宇宙物理学における基礎的な面についてイラストや画像、グラフを用いてわかりやすく紹介されています。
ブラックホールは宇宙というものを語るにおいては欠かす事の出来ない天体の一つでありながら、個人的にも間違った認識をしているとしか思えないところもあったりしましたが、本書を読む事によって間違った認識を改める事やブラックホールについて知らなかった事を新しく知る事も出来たと思われます。
ブラックホール宇宙物理学というと難しい数式等難解なイメージがありますが、本書においては数式についても数式コーナーとして区分しているため極端な話ですが読み飛ばす事も出来るため、あまり難しそうという先入観を持たずに読む事が出来ますので、例えば別冊Newtonの宇宙関連の書籍等を通してブラックホールに興味を持った方や福江先生も述べられているSF・SFアニメファンの人にも一読を薦められる書籍だと思います。

しかしながら入門書でありながら割と高価というのはどうかと思わざるを得ません。この値段の半分程度でちょうどいいのではないでしょうか。入門書という興味を持つきっかけを作る本なだけに内容はともかく値段についてももっと考えてもらいたいと思う所もありました。





歴史を揺るがした星々―天文歴史の世界 (EINSTEIN SERIES)
販売元: 恒星社厚生閣

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アインシュタインと時空の旅
販売元: 丸善

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アインシュタインの宇宙 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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アインシュタインの夢―宇宙の統一理論を求めて
販売元: 紀伊國屋書店

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アインシュタインが考えた宇宙 進化する相対性理論と最新宇宙学
販売元: 実業之日本社

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光電効果、ボーアの量子条件などによる量子論の発展
相対性理論、高エネルギー物理の啓蒙的な説明などと
話を進め、宇宙創世のシナリオと宇宙の将来にまで到達させる
野心的ともいえる本

相対論的質量の記述が見られたので
現在では主流でない考えに基づいた説明が、他にもあるのかもしれないが
読みやすく、判りやすい良書




スターウォッチング入門―星空観察の楽しさを豊富な写真で徹底解説! (OUTDOOR SPORTS)
販売元: 地球丸

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天文学がわかる。 (アエラムック (52))
販売元: 朝日新聞社

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占星術と一体化した古典的な天文学ではなく、人工衛星や巨大望遠鏡を駆使した現代的な天文学について解説している。天文学のメッカとしての日本をアピールしている。天文学における各テーマと共に教養としての宇宙論もカバーされていて読み物として面白い。個人的にはそれぞれの天文学者が天文学以外ではどのようなことに興味を持っているか?という問いに対する答えが参考になった。天文学との関わりが明白な人もいれば、少し離れたところに目が行く人など十人十色なのである。


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