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和書 492164 (53)



夏・8月の星 天の川の誕生 (チロの星空カレンダー)
販売元: ポプラ社

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アメリカ航空留学てん末記 (情報事典・情報館シリーズ)
販売元: ゑゐ文社

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アメリカ税制ハンドブック
販売元: 東洋経済新報社

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アメリカの宇宙戦略 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 著者は時事通信の記者であり、本書はワシントン支局長等の経験を生かしてアメリカの宇宙戦略を論じたものである。「はじめに」において、「宇宙を通じて、現代のアメリカを読む」と述べているが、その意図は確かに達成されている。
 特に、コロンビア号の事故からNASAが内包する構造的問題を明らかにしたり、MD計画や火星探査計画に代表されるブッシュ政権の宇宙戦略から、「超大国」アメリカの覇権国家としてのパワーが低下しつつある実態を丹念に解きほぐしており、単にサイエンス的な視点による紹介に止まっていない。論についても、学者や科学技術専門誌記者、元NSC職員、MD計画関係の軍人等、綿密な取材を通じて事実を明らかにしたうえで論を展開しており、明快であり説得力がある。
 また、著者は、所謂「9・11」同時多発テロについてリチャード・クラークの著書を引用したうえで、「一点突破」主義のブッシュ政権は、自らの情勢認識に基づいて決定したプライオリティに従って政策を進め、それ以外の問題を無視するか軽視する傾向があるとし、それが「同時多発テロを招いた誘因の一つ」(p111)ではないかと述べている。いささか本書のテーマとは離れているが、確かにこれはブッシュ政権の特質の一端を示したものであろう。
 ただ、著者が記者時代、「コロンビアが空中分解した」というCNN報道をもとに事故速報を本社に送る際、コロンビア号の飛行が何回目だったかを自分で確認せず、CNNが伝えた28回目という数字をそのまま記事に引用した、という記述がある(p3)。速報性を優先したのだろうし、報道の世界ではよくあることなのだろうが(「地元メディアが伝えた」など)、日本の報道がいかに自前の情報源(特に速報段階におけるもの)を持っていないか、如実に示されたエピソードである。
 本書はアメリカに限らず、日本の宇宙計画にも言及している。そのなかでJAXAの的川泰宣氏が、「地球を守れなかった人間が、火星に行っても火星は必ずだめになる」「我々が当面、頑張らなければならないのは、自然環境だけでなく、政治体制も含めて地球を住みやすい場所にすることだ」と述べているが(p196)、まさに至言ではないだろうか。




アメリカの税法―連邦税・州税のすべて
販売元: 中央経済社

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アルマゲスト
販売元: 恒星社厚生閣

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泡宇宙論 (ハヤカワ文庫―ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
販売元: 早川書房

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 この本の「泡」とは、シャボンの泡ぶくのようなものだけでなく、水が沸騰するときの気泡や、風船のようなものも含む(つまり、内側から圧力が生じている球形のものという広い意味での、泡)。
 人間社会から宇宙全体まで、どんなスケールの世界も「泡」でできている、または存在するという泡宇宙論が展開される。

 話は私たちの暮らしの中でふつうに目にする泡からはじまり、それから宇宙へと飛び出していく。まず、太陽が発するプロミネンスを泡と捉えた「太陽ヤカン説」を紹介する。「太陽とヤカンは同じつくり」というなんとも大胆な喩えだが、読んでみればそのしくみがぴったり一致することがわかる。
 その後、銀河の中で見てとれるいろいろな泡を紹介していく。それは円盤型の銀河の中で縦方向に広がっていく超新星残骸という泡だったり、楕円銀河の中心から放たれる宇宙ジェットという蛇フーセン型の泡だったりする。

 このようにしてどんどんと泡のスケールも大きくなっていき、しまいには宇宙に広がる銀河の散らばり具合でさえも泡である、というところまでたどり着く。ビッグバンではじまったとされるこの宇宙に、なぜ銀河が密集しているところと疎になっているところがあるのかが説明される。

 ふつうの暮らしで見られる泡は分子がびっしりと集まってできている。一方、もっとも大きなスケールの泡(銀河の疎密)では、分子ひとつひとつに相当するものは銀河ひとつひとつとなるわけだ。宇宙の広大さを感じるとともに、小さなスケールにも大きなスケールにも似た構造が当てはまるという自然の神秘性も感じる。ひょっとしてこの宇宙自体もブクブクしたなかのひとつの気泡にすぎなかったりしてと、想像がふくらむ。 




暗黒星雲からブラックホールへ (フロンティア・サイエンス・シリーズ)
販売元: 丸善

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暗黒宇宙の謎 (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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ダークサイドに落ちる、といえば本当の気持ちを捨てて権力に迎合することを意味する。で、この本はブラック・ホールからはじめて宇宙のダークサイドと延々と付き合っている研究者がスター・ウオーズのダークサイドしか知らない一般人に研究の最先端まで解説してくれる。宇宙が生まれて137億年。でも最初の9億年が分からない。何故か。
昨今気になるダーク・マター、ダーク・エネルギーだが、どうもいまひとつぴんと来ないという私のような人にお勧め。





暗黒星ネメシス―恐竜を絶滅させた死の星
販売元: サンケイ出版

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