戻る

前ページ   次ページ

和書 492168 (144)



界面ダイナミクスの数理 (チュートリアル 応用数理の最前線)
販売元: 日本評論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






カオス 第1巻 - 力学系入門
販売元: シュプリンガー・ジャパン(株)

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 日本でカオスが話題になった頃,和書で様々な解説書が出版されたが,そのほとんどがカオスの紹介か,かなり専門的なものだった.私はちょうどこの本の原著者の一人Yorke氏が,カオスの論文を出した頃から力学系に興味を持ち,カオスについても,初歩からある程度まできちんと学べそうな教科書を探してみたが,なかなかそうした本に出会えなかった.そんなとき,たまたま原書が目に止まり取り寄せてみたところ,この本の次のような特徴が気に入った.
1. 力学系の基本事項から丁寧に,一歩一歩学びながら,主役のカオスの全体像を描いていくよう構成されている.
2. カオスとコンピュータの密接な繋がりを実体験できるよう説明や問題が工夫されている.
3. 最先端の研究に繋がるよう配慮され,研究への導きにもなるような”開かれた”本である.
 このような本なら,私のような一社会人にも読めるかと思い,いつかは翻訳も出るだろうと,辞書を片手に学んでいったのであるが,結局本書が出るまでに十年かかっている.このようなカオス(力学系)の基本的な著書が,何故もっと早く翻訳されなかったのか不思議でならない.正直時機を逸した気もする.
 この本について,さらに一人の”カオス(力学系)ファン”としての印象を述べると,初等的で丁寧であるが故に,一方で論旨の明快さ,概念構成の一貫性が不鮮明になりがちということ,したがって,本書も逐次読むと同時に自分なりに整理していく作業が必要であると感じる.結局,この本は私のような趣味人も含めて,時間がたっぷりとあり,「カオス」をじっくり一から学んでみたいと思う人が読む本としては最適であると思う.特にこの第1巻は,好奇心旺盛な高校生でも十分理解できると思う.そして,この本は様々な方向へ,次の段階の本を探して進んでいく,ベースキャンプになるような役割を果たしてくれると思う.最後に3分冊とせずに,原書のように1冊にまとめてもらいたいところである.




カオス 第2巻 - 力学系入門
販売元: シュプリンガー・ジャパン(株)

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






カオス―混沌の中の法則 (New science age)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






カオス時系列解析の基礎と応用
販売元: 産業図書

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

カオス解析に関する書籍は非常に少ない。その中でもこの書は完成度が高いと感じた。深入りもせず、浅過ぎず、本当に丁度いい程度に仕上がっている。

読者のレベルによって読み分けることができる。初心者なら○章と○章を…、理論的な背景をしっかりと押さえたいものは○章を…といった風に最初に筆者からのメッセージがある。

理論の数学的な記述や証明に関しては数式による説明は回避できないが、それ以外の部分ではできる限り数式による記述を避けているようにも感じた。しかし、巷にある「よくわかる」といった類のものとは異なり、必要な数式は記載されていおり、さらに文章による説明も丁寧なため、数式が苦手な読者も比較的安心して読むことができる。

また非常にRefrenceが豊富である。本文中の記載方法が番号であり、さらに末のReferenceはアルファベット順になっていないことが悔やまれるが、いざという時には役に立つ。

私は数式が苦手だが、今までに読んだカオス解析に関する書籍の中で最も直感的に理解できた良書である。




カオスセミナー (プラタンBOOKS)
販売元: 海文堂出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






神経回路モデルのカオス (カオス全書)
販売元: 朝倉書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






生物モデルのカオス (カオス全書)
販売元: 朝倉書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






カオスと偶然の数学―ランダムネス、確率、そして複雑性へ
販売元: 白揚社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






カオスと時系列 (情報数理シリーズ)
販売元: 培風館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ