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和書 492170 (380)



SEのトホホな舞台裏―システムはこうして作られる!
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

システム開発について書かれた書物はたくさんあるが、大体技術者向けに書かれているから素人にはわかりにくいし、稀に素人向けに解説した本があっても、今度はプロにはわかりきった話ばかりで今更…のどっちかに陥る事が多い。この本はどちらの幣からも免れている。
よくある「SE残酷物語」の域を越えて、システム開発において陥りがちなトラブルが、各開発フェーズごとにほぼ網羅されているだけでなく、そうしたトラブルを回避するにはどうすればよいかも具体的に書かれている。しかもわかりやすい。
現役のチームリーダーやプロジェクトマネージャにもお勧めだし、またはユーザー側企業でシステム部門に配属されて、何をしたらよいかわからず途方にくれている人にも是非お勧めしたい。
一つだけ難を言えば、このタイトルはどうにかならなかったのだろうか。「トホホ」という言葉が入っていると、中身とは関係なく本当にトホホな感じを受けるので。




SEのフシギな生態 失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条
販売元: 技術評論社

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仕事を嘆き、視野の狭さや身勝手さが目に付く。
自己犠牲をある程度割り切ることが必要な仕事なのに、どうあってもそこが割り切れない「若さ」「弱さ」「勘違い」が見え隠れ。
物事をきちんと分析できる視点はさすがだと思うけど、自己反省が少ない。
そのせいか時に大局的で冷静な見方をできるけど、一貫してないし、時に浅くなるのが残念。
「面白さ」を追求するとこうなってしまうのかなあ…。
できない部下や厳しいだけの上司にはただひたすら批判的な眼差し…。
この人の他の作品も同じようなパターンで、独善的で偏りがある。
結果的に共感できないのです。
正直、この業界を志す人にはまじめにおすすめできません。
しかし、この時代、エンジニアはカッコいい、高給取り、と転職情報誌には耳障りのいいことばかり。
この本で現場の悲しさやかっこ悪さをきちんと披瀝できたところに関しては評価したい。
そういう点では、必要な本かもしれないと思うのです。
単に自虐ネタで笑いたい、という人には何もいいません。
しかし、この業界を志望する人は、裏の裏まで深く読む必要がありますよ。





SEの仕事を楽しくしよう―こんなSEはだめになる
販売元: ソフトリサーチセンター

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著者が実務あがりのコンサルタントさんということで、今の日本のシステム開発で陥りがちな業務の問題点、改善点などが明確に記述されています。
「SEは知識労働者」であるべきはずが、最近は「3K」またはそれ以上のきつい仕事として認知されており、新卒の人も敬遠しがちになっている職業になってます。
加えて、下請け、孫請けが常態化し、かつての(今も?)建設業、土建業のような産業構造になっていて、人海戦術+長時間労働でプロジェクトを乗り切るというような、楽しめない仕事になっているのも事実かと思います。
どっかで「やらされている感」が強く感じられることは否めません。

ですが、本来、ものづくりは楽しいものです。
自分が主体的になって、できるところから改善し、「やらされている感」から「自分がやっている」「自分の技術が世の中に役立っている」という感覚に変われば、自然と楽しめる仕事に変わっていくんじゃないかなと感じました。

ひとつ残念なのは、著者が現役だったころの開発手法がベースになっているためか、ライン当りの見積もり手法や品質データの取得など、ちょっと現在の開発にはそぐわないかなと思われるところもあります。
大枠の方向性は参考になるので、そういった細かい点は、最近の実態に即した文献、書籍で補完しながら読んだほうがいいかなとも思いました。





SEの基礎知識 アプリケーション開発技術 (SEの基礎知識)
販売元: リックテレコム

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SEの基礎知識 システムマネジメント (SEの基礎知識)
販売元: リックテレコム

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SEの思考法と技術―システム思考からDFD・ERDの実践活用まで
販売元: 毎日コミュニケーションズ

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SEの仕事は、顧客価値を最大化するための仕組みを提供することである。
そのための知識(行動基準、心得)がDFDやER図の表記法を含め、SEの仕事の目的、内容、すべきこと、などがわかりやすく網羅されている。
網羅的なので、一つ一つの技術(たとえばインタビュー技術)の習得を深めるためには、別の書物(セミナー)を必要とするが、少なくともこれだけ知っていればSE的な行動はできるという本である。

SEになりかけ(なりたい/なったばかり)の方に読んでいただきたい。




SEの持つべき「思想」―できるSEは何を考え、どう動いているのか
販売元: すばる舎

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SEの労働市場は飽和しつつあり、やがて厳しい時代を迎えることになると思われる。そういう時代に対処するためには、SEの持つべき考え方、すなわち「思想」を明確にしておくことが必要である。
SEは、かつては一定期間プログラマ業務の経験を経てから、顧客の要求仕様をまとめたり、設計をしたり、プログラマのチームのリーダーを務める人のことだった。しかし、コンピュータに関わる業務に携わる人が増えると共に、SEと呼ばれている職種の内容が多様化している。
本書ではSEに必要な要件として、先ずはコスト意識とコミュニケーション能力を挙げる。ビジネスマンとしては当たり前に必要とされる要件であり、SEがスペシャリストとして、タコツボに安住していることが許されなくなってきたとも言えよう。 
「IT革命」という言葉は既に死語に近いが、SEが係わるITの世界は変化が早い。その変化の中で、一流のSEであるためには、環境に柔軟に適応していかなければならないが、そのためにも個を確立しておくことが必要である。





SEの本音―夢・希望・出世・挫折・落ちこぼれ・クビ… (I・O BOOKS)
販売元: 工学社

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SEになろうかと考えている人に向けて書かれたのでしょうが、どのような読者を対象にしているのか不明瞭です。SEやプログラマーに関する読み物の集まりといった感じを受けました。
52ページも割いて掲載している「大企業での地獄体験記」は、筆者の心理や体験した事実がリアルに描写してありおもしろかったのですが、全体の構成と値段を考えるとあまり良い評価はできそうにありません。




SEの現場2005 プロSE、7つの力
販売元: 翔泳社

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内容はよくまとまっているのだが、元請のSIer以外の人間にはあまり参考にならないように感じる。
一部のコンサルティング的な仕事をするSEには参考になるが、下請けでコーディングに没頭するようなSEには全く役に立ちません。
元下請けSEである私としては、それが本音です。




SEは今夜も眠れない
販売元: 洋泉社

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著者の前著「勝ち組SE負け組SE」は、対象の読者層が不明で結局何が言いたいのかよくわからない本でしたが、本書はご自身の体験談を中心に臨場感あふれる文章で書かれていて、読み物として面白いものになっています。

ただ、あくまで著者自身が銀行SEというSEの中の一分野で体験されたことを書かれているだけなので、本書からSEとしての理想像めいたものを読みとるのは難しいです。
企業小説のように、半ノンフィクションの読み物として楽しまれるのといいでしょう。


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