戻る

前ページ   次ページ

和書 492182 (86)



ゴミと化学物質 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

廃棄物学会の権威である酒井博士の著作である。90年代の廃棄物管理の現状が概観できた。ゴミの種類からその有害性の考え方が論じられたあと、残留性有機汚染物質・シュレッダーダストなどの廃棄物管理の現状、今後の提言などが纏められていた。廃棄物問題を適正に対処していく方法は、有害化学物質の1)廃棄抑制、2)リサイクル、3)適正処理であり、それを踏まえた「化学物質をコントロールする枠組み」が必須であることを確認できた。また廃棄物問題の遠因として「人口増大と物質消費を前提としたライフスタイル」があるとした著者主張に同意できた。




産業廃棄物 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






酸性雨 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

酸性雨のことは、報道などで見聞きしていましたが、欧州でこんなに進んでいるとは知りませんでした。
またブロンズ像がまだらになっているのは普通の現象だと思っていました、昔はまだらではなかったのですね。
この本が書かれた時よりは、状況は良くなっているのでしょうか。




自然保護という思想 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






証言水俣病 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

患者たちの生きた言葉が、これでもかとばかりに胸に突き刺さる。高度経済成長と呼ばれた時代に置いて、その負の面を背負わされながらも、ありのままで生きていこうとする人々。チッソをうらまず、また単なる犠牲者としてではなく「人間として生きる」ことを追い求めている人たちの姿がこの本にはある。20世紀の日本とは何であったかを振り返るのにも、この本は最適であろう。
 また編者の栗原彬氏のもつ「やさしさ」が、この本の下敷きとなっている。彼の水俣患者に対するまなざしが患者達をここまで語らせたといっても過言ではない。
 とにかく偏見無しで一読あれ。確実に胸を揺さぶられる。




地震予知を考える (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






生命と地球の歴史 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 まさに"生命と地球の歴史"についての壮大な内容。地球の誕生から生命の変遷を最新の研究、化石史学的事実、岩石実験などをとおして推測する。かなり具体的な記述になっており、科学技術の進歩に改めて驚かされる。
 高校生レベルから理解可能だろうが、基礎的な岩石・鉱物の知識を身につけているとさらに深く読み解くことができるだろう。説明口調の語りでやや硬い文章だが、新書としては内容充実、極めてお得な教養書であり、良書。




世界森林報告 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 世に「鬼の霍乱」という言葉があるが、本書のプロローグは「森の攪乱」という小見出しから始まる。激変した地球環境を静かに憂える筆頭人のような著者の、押し殺した呻きが聞こえてくる。これまで40年間、90回余り世界の森を歩き、生態学的な調査をした報告なのだが、そこで身に沁みた言葉・願いを読み落とさないようにすべきであろう。  
 
 消えてゆく原生林、大開発の代償…自らが被害をこうむるまでは、まじめに危険性を訴える人々の意見を無視するという傾向がある。そのための代価があまりにも大きいことは、歴史が証明しているにもかかわらず、同じ過ちを繰り返してしまうのは、人類の性なのであろうか。

 枯葉作戦…地球生態系にとって許すことのできない犯罪であった。しかし、ベトナムの人は寛容である。アメリカに対して交渉はしていくが、基本的な処置は自分たちでやっていくしかないと、静かに、しかしきっぱりという。
  
 インドネシアの森は、ひどい状況にある。30年前ならばいくらでも見られた美しい森が、今では無残な後を残すのみとなっている。そんな中に新しいエコーツーリストを開く道はあるのだろうか。
 
 森の伐採が進むにつれ、そこに住む人の生活と文化が危機に瀕しているとされ、多くの運動が起こってきた時期と、私が世界の森を歩いてきた時期とちょうど重なる。森に住む人は貧しく、かつ純朴な人が多い。かれらの訴えは、私だけでなく世界を揺り動かした。




ダイオキシン (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ダイオキシンについて知るには必読書といってよい。
ただし、ダイオキシン類とは、3種類の化合物群のことで、222種類もの異性体が存在するが、調査結果のデータがPCDD,PCDF,Co-PCBなどすべてが統一して記載されているわけではなく、実際に読むと、データの詳細について、もっと知りたいと思うことが多いと思う。

ダイオキシン類の調査費用はとても高価なので、データが制約されるのは、しかたがないのであろう。




大地動乱の時代―地震学者は警告する (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 報道機関の伝える四川大地震の惨状から、本書を思い出し、読み返しました。
 第1章の幕末、第2章の関東大震災までの日本の社会情勢と地震とその被害に関する記述などから「忘れてはならないこと」を再確認させられました。
 古地震学、地震発生のメカニズムについてわかりやすく書かれていることもあり、発行から十年以上を経ていますが、現在でも多くの方に読んで欲しい本だと思います。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ