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和書 492182 (98)



海の自然再生ハンドブック―その計画・技術・実践 (第1巻)
販売元: ぎょうせい

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海の自然再生ハンドブック―その計画・技術・実践 (第2巻)
販売元: ぎょうせい

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海の自然再生ハンドブック―その計画・技術・実践 (第3巻)
販売元: ぎょうせい

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海の自然再生ハンドブック―その計画・技術・実践 (第4巻)
販売元: ぎょうせい

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海の自然史
販売元: 築地書館

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海の生物多様性
販売元: 築地書館

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 現在進行中の大絶滅が、過去に幾度となく繰り返された大量絶滅とは速度的・質的に全く異なる再生不可能性を帯びたものだということを導入として、客観的な立場から生物多様性の豊かさと必要性をやさしく解説している良書。

 海は陸上と違って普遍的な溶媒である水界であるという特徴があり、それゆえに広範囲に連続して影響を相互に及ぼしあうことや、汚染物質を溶かし込んだ水が容易に生体内に入り込んで生命活動に影響を及ぼすこと、微小な卵や幼生が集中する海表面の厚さ50マイクロメートルの生態圏で有害物質の濃度が桁違いに増していること、海底が一時期考えられていた砂漠のような世界ではなかったことなど、知っているようで知らない海の生態圏や環境を、小学校高学年〜中学生のレベルでも十分理解可能な文章で、しかも過不足なく記している。

 この手の環境関係の啓蒙書では、著者が環境イデオロギーに基いた「人間活動=悪」の安直な二元論や、科学万能主義に基づいた「海洋管理主義」の罠に嵌りがちだが、生物海洋学の第一人者である筆者は、最新の知見や事実を解説しながらも、海洋生物種を分類・把握する困難性を指摘し、「わかってきた部分」と「よくわからない部分」、「推測される部分」のそれぞれを勘案して、最終的な結論として、市場原理主義だけではカバーできない保護基準の作成・実施を地域組織や国際政治主導で補うモデルを提唱。人間活動と並存しながら次世代に生物多様性を遺産として引き継ぐための予防原則にもとづいた環境保護主義を理想としている。

 しかし、政体を構成する人間が正しく現状を把握するだけの知識と見識を持つための啓蒙が経済的・メディア的な理由から不十分な現状では、既存の環境保護条約もその機能を不完全にしか発揮できていない。それを改善するためにも、このような教科書が、より一般に普及し、広く読まれることが望ましい。





海のなかの炎―サントリーニ火山の自然史とアトランティス伝説
販売元: 古今書院

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エーゲ海にある火山島、サントリーニの噴火史と、考古学に関する本。写真が多い。専門家でなくても分かりやすい。値段が高い。

火山の地質や岩石の話だけでなく、考古学的な話題も盛り沢山で、著者の幅広い知識と専門性が伺える。これらに関する専門知識をもたない人にも容易に読めるように、分かりやすく書いてある。また、専門的な用語については大体解説がある。読みやすさには、訳の良さも手伝っているだろう。

サントリーニの噴火に伴い、島の形や地形、環境がどのように変化してきたのか、それが島の人々の生活にどのような影響を与えたか、などが詳しく書かれている。また、伝説の「アトランティス」が、サントリーニの噴火で埋没した都市ではないか、という説について詳しく書かれており、これはとても面白かった。なお、これによると、「アトランティスの進んだ文明」というのは、ある程度誇張されたものであろう、とのことだった。




海の謎―未知とロマンの博学読本 (青春BEST文庫)
販売元: 青春出版社

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海の働きと海洋汚染 (ポピュラー・サイエンス)
販売元: 裳華房

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海の百科事典
販売元: 丸善

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 海に関する、少しハイレベルな事典である。66人の専門家がそれぞれの分野で執筆しているので、信頼がおける。項目はあいうえお順に置かれて288項目。1項目2ページ平均で説明されている。
【赤潮】赤潮とは・旧約聖書に現れる赤潮・赤潮の色・魚類瀕死の機構・赤潮の発生原因・青潮(赤潮の原因となる生物が図示されている)
【海岸】海岸、海辺、汀・海岸線、海岸地帯、海岸法・自然海岸、人工海岸、砂浜・新しい時代の海岸(離岸堤で防護された人工海岸の写真が掲載されている)
 上掲のようなオーソドックスな内容もさることながら、歴史・文学に関する事柄にも興味がもてるのではなかろうか。
【元寇の謎ー蒙古の軍船を沈めたのは台風か?】抗蒙殉義碑・文永の役(1274年)の蒙古軍・文永の役の戦闘・10月20日夜の暴風雨(ではなく、高麗船が欠陥船であった)弘安の役(1281年)の蒙古軍・弘安4年閏7月1日の嵐(これも台風ではなかった)・元寇の謎を水中考古学から追う・謎に挑む(鷹島の島民が海底から引き揚げた如来座像…以来、鷹島海底の探査発掘を実施、元軍来襲の謎が次々と解明された)
【万葉集にみられる海】海岸に立ち昇る煙・製塩に関する歌(須磨の海人の塩焼き衣の藤衣間遠にしあればいまだ著なれず)・万葉時代の製塩法(香川県坂出市大浦浜遺跡には製塩土器が発掘された)
 必要に応じて見開けばいいが、アットランダムに読んでも面白く、「大海に向かって船出する」ような知的爽快さを覚える。


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