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和書 492182 (375)



生物モニタリング―有害物質の体内蓄積を見る (読売科学選書)
販売元: 読売新聞社

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生物系廃棄物コンポスト化技術 (地球環境シリーズ)
販売元: シーエムシー

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地球環境と人間 (生命科学講座)
販売元: 菜根出版

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提言 ダイオキシン緊急対策 (生命と環境21)
販売元: かもがわ出版

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生命と地球の進化アトラス〈3〉第三紀から現代
販売元: 朝倉書店

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生命の樹―熱帯雨林と人類の選択
販売元: 岩波書店

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生命の起源・地球が書いたシナリオ
販売元: 新日本出版社

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生命の聖なるバランス―地球と人間の新しい絆のために
販売元: 日本教文社

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生命の未来
販売元: 角川書店

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 生物多様性主義の急先鋒エドワード・O・ウィルソンが、生命の未来を憂う。
 著者はまったくの理想主義者かといったらそうじゃない。例えば安全性が保証されれば遺伝子組み換え技術の利用もいとわないこと。財力のあるNGOによって原生林の土地を競売で購入すること。こうした現実的視点に立った提案もある。

 環境問題を話すときには、以下のようなふたつの根本的ジレンマがあると思う。この本ではその答が示唆されている。

 ひとつは「環境か経済か」といったプライオリティ選択のジレンマについて。つまり「地球の遠い将来を見据える」といった長い目か、「今日明日の利益を追求する」という短い目かの問題だ。
 著者が言うには、地球環境を保全することは結果的に経済も潤すことになる。たとえば、生物多様性からベネフィットとなる資源を求めようとするバイオプロスペクティング。米国の国立公園で好熱菌が発見されて莫大な経済的利益がもたらされたらしいが、それも生物多様性が保たれているおかげだ。

 もうひとつのジレンマは、生物が1種や2種絶滅したからといって、大勢には影響ないじゃないかという論だ。自分が選挙で投票したって当選者がかわるわけじゃないという感覚と似たものかも。
 ところが、現実は1種や2種絶滅するどころの話ではないという。「レッドリスト」をもとに計算すれば、21世紀中に哺乳動物の4分の1、鳥類種の8分の1が絶滅する見込みだ。年間の絶滅率でシミュレーションすると最悪の場合1000分の1~100分の1種が絶滅するという。ここまで数字が跳ね上がると、「種の絶滅のひとつやふたつ」といった話ももはや成り立たなくなってくる。

 こんな話をしたところで、ジョージWブッシュライクな人びとは、依然として聞く耳を持たないかもしれない。けれど、環境問題は「なんとなく」関心を持っている人がほとんど(20対80の法則がここでも成り立つ)。そうした「なんとなく」関心を持っている人たちを取り込んで世論をつくっていくためには、やっぱりこうした本の存在を知らしめて、じっくりと読んでもらうことも重要だと思う。




清流保全条例の研究
販売元: 丸善プラネット

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