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和書 492192 (62)



サイエンス・ナウ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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この本を読み終えての率直な感想は、「難しい」の一言である。

本書の内容は、元々「科学朝日」誌1989年~90年に連載されたものであり、当時の最先端の科学技術について紹介したものである。具体的な内容はエディターレビューにもあるように、素粒子、細菌、超伝導、電波天文学など、ミクロの世界から宇宙の果てまでを対象としていて、非常に幅広いものとなっている。

このように幅広い内容が一冊の本の中に納められており、また一つの内容が約20ページにまとめられているため、一見お得で、容易に科学技術の現状を知ることができるように思われる。

しかし、実際にこの本を読んでみると、内容が最先端の科学技術であるが故に非常に難しいものとなっている。

本来このような最先端の科学技術の!内容を理解する上では、かなり高度な知識を必要とし、また内容が幅広いためあらゆる知識を必要とする。しかし、20ページという限られたスペースでは基本となる理論的・専門的な部分は省略せざるを得ない。本書の中では、このような理論的・専門的な部分を簡潔に記述しようと試みている箇所もあるが、簡潔にしようとした結果、一般の読者からみればさらに難解なものとなってしまっている。また、簡潔にしようとして専門的な記述を省略した結果、ある程度の知識をもつ読者にとっては逆に物足りない内容となってしまっている。

このようなことから、もう少し対象とする読者層を明確にした内容にするべきだったのではないかと思う。




四季の博物誌 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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立花隆・100億年の旅 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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地球からの発想 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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人はなぜ騙されるのか―非科学を科学する (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 科学に対する信頼が崩れていく中で、改めて科学的な思考の大切さをマジックと迷信類を例に引いてやさしく教えてくれる貴重な本。マジックはやる人も見る人も嘘だと知って楽しんでいるが、迷信(真正の詐欺師も)はそれがホントだと信じ込んで不幸な結果に至る。
 人は(多分動物と違って)想像したり推論したりするという優れた能力を持っているがゆえに陥る誤りがある。カントの言う「理性の誤用」とはこのことか。




宇宙・地球・生命・脳―その原理を求めて (朝日文庫―100億年の旅)
販売元: 朝日新聞社

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立花隆氏の力量が遺憾なく発揮された科学最前線報告。研究の意義や重要性を分かりやすく説き、内容や成果については、図版も活用しながら具体的かつ詳細に伝える。知らないことが多かったので、非常に興味をそそられながら読み進んだ。他の「100億年の旅」シリーズにも触手を伸ばしたくなる充実振りだ。
本書は、最新とは言えないが、今なお、読み応えある一般科学書として、お薦めできる。

概要は(1)〜(9)の通り。(3)(5)(6)は、日本の観測衛星が天文学発展に大きく寄与していることを示す内容で、成果をもっともっと宣伝すべきと思う。(1)(8)(9)は脳や生命の根幹に迫る研究で、興味が尽きない。(4)(7)は壮大なプロジェクトで、その後も気になるが、重力波は現時点では未検出。(2)はCPUがマルチコア化に走る中、出番は来るか。
独創的な研究を取り上げているのも特徴だ。(9)の浅島氏にはノーベル賞の期待が掛かる。(1)の廣川氏らの細胞内微細構造写真は、有名誌の表紙を次々に飾る。(7)の丸山氏らが提唱したプルームテクトニクス理論は、地球誕生から現代に至る全地球ダイナミクスを合理的に説明する。

(1) 脳科学・細胞内物質輸送 (東大・廣川信隆研究室)
(2) 非同期式CPU (東大/東工大・南谷崇研究室)
(3) X線観測衛星あすか (宇宙科学研究所・井上一研究室)
(4) 重力波望遠鏡TAMA300 (国立天文台・藤本真克研究室)
(5) X線太陽観測衛星ようこう (宇宙科学研究所・観測チーム)
(6) 地球磁気圏観測衛星ジオテイル (宇宙科学研究所・太陽地球系物理研究室)
(7) 全地球ダイナミクス (東工大・地球内部ダイナミクス研究グループ)
(8) 人工進化実験 (阪大大学院応用生物工学専攻「さきがけ21」研究グループ)
(9) 発生生物学・誘導物質アクチビン (東大・浅島誠研究室)

初出は1997〜99年だが、文庫本出版時点(2003年)の補注あり。




アシモフ博士のQ&A100
販売元: 法政大学出版局

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アシモフの科学エッセイ〈10〉存在しなかった惑星 (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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 惑星の軌道は恒星や他の惑星等の引力に左右されるのでその軌道をわずかに変える(摂動)。十九世紀では水星の摂動はあらゆる要素を計算した上で水星の内側に惑星がなければ説明がつかなかった。果たして水星軌道の内側には惑星は存在するのか?表題のエッセイ「存在しなかった惑星」の他に中世の魔女やUFOについての考察と今回も博士ならではの博識で、ありとあらゆる謎を解明してくれる痛快無比な科学エッセイ集第10弾!




アシモフの科学エッセイ〈11〉素粒子のモンスター (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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アシモフの科学エッセイ〈12〉真空の海に帆をあげて (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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 今回はアメリカの航空会社の機内誌に掲載された未来予測の科学エッセイ72編が収録されている。博士のエッセイはとりとめのないエピソードから始まり読者の気持ちをつかんでから本編に話を持っていくのが常であるが、今回は1編が短い関係上すぐに主題から入っていく手法をとっている。内容は短くそして予測であるためいつものような快刀乱麻を断つ様にはいかず、中には助走で終わっている様な感じのものもある。しかしながら短い故に読みやすいともいえるのでちょっとした暇つぶしにおすすめである。珠玉の科学エッセイシリーズ第12弾!


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