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和書 492192 (357)



脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説
販売元: 筑摩書房

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ロボットの研究者である著者が、脳科学の研究成果を使いながら、「意識」に関する一つの考え方を分かりやすく説明している点は、評価できる。しかし、「意識」に関しては一つの考え方が定説としてあるわけではなく、「意識」に関してはさまざまな考え方が存在している。
この本で論じられている考え方も、すでにある考え方の一つに分類され、特に新しい考え方ではない。この本で展開されているのは、新しい理論というよりも、一つの理論を著者が自分のために自分なりにまとめた、という感じである。
著者は、意欲的で優秀な研究者であるように思われる。従来の心理学的な枠組みの上で「意識」を論じるのではなく、真の発想の転換を期待する。




脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
販売元: 祥伝社

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脳を研究する学者のエッセイというのが正しいところだろうか。
脳の研究とあわせて著者の日常の気づきや興味が記されている。
たとえ入門でも脳科学は専門用語が出てくると素人では挫折しがちだが、
ほとんど専門的なことを理解せずとも楽しく脳科学を垣間見ることができる。

話題も身近なところからスタートしつつ、きちんと脳についての解説がなされて
いるので、一気に読み進めることができる。
楽しみながら脳について勉強できる良書である。




脳は変化する
販売元: 青土社

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「脳」整理法 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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 「脳」整理法というタイトルはふさわしくないです。整理術に関心のあるひとが手に取るべき本ではありません。人がどうやって「概念を理解していくのか」ということに焦点をあてて、宗教的、哲学的な側面からアプローチしたものと感じました。
 脳科学者としてのアプローチはどこに?という疑問が多少残ります。本書を難解と感じる理由には「エラン・ヴィタール」とか「セレンディピティ」とかなじみの無い言葉が多数出てくることにあります。それらはその都度理解していけば、わかるのですが、言葉の定義がたくさん出てくるので読むのに苦労しました。
 良かった点としては、「整理法」というタイトルを忘れて、人がどう概念を解釈していくのか?あるいは、どう解釈すれば前向きに生きられるのか?といった内容としてはとても価値あるものと感じます。
 脳科学者の言葉としてインパクトがあったものは「偶然素敵な恋人に出会う能力と、偉大な科学的発見をする能力は同じ」というところです。セレンディプティとは偶然を必然にする能力(行動、気づき、受容)と説明がありますが、この能力があってこそ、素敵な恋人に出会い、偉大な科学的発見を起こせるとあります。ただし、それらは「行動」なくしては得られないもの。
 意外な組み合わせの言葉ですが、さすが納得させられる根拠です。偶然の出会いは向こうからやってくるものではなく、自ら行動し、獲得するものなのだ。という新たな解釈を学びました。




農村地域の工業化―変革期の地域変容
販売元: 大明堂

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脳と創造性 「この私」というクオリアへ
販売元: PHP研究所

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茂木さんの著書と言えば、主に「クオリア」と「心脳問題」を扱ったものが多いですが、本書では脳が持つ「創造性」というものに焦点が当てられています。

茂木さんの著書を読む度に思うことは、(非常に失礼な言い方ですが)この人は理系の研究者なのになぜこんなに上手な文章を書くんだろう??ということです。

「ただ単に良識人ぶってるだけ」一歩手前(笑)の、極限までわかりやすく、躍動感があってポジティブな文章(もちろん茂木さんにとってはポジティブでも何でもなく、脳科学というフィルターを通して、全てを現実的に捉えた上での内容なのでしょう)。
私はそんな茂木さんの文章が大好きです。

それは決して楽観的というようなものではなくて、脳についてはもちろん、哲学や、美術等の豊富で正確な知識によって裏づけされたポジティブさだと思います。

下手な自己啓発本なんかを読み漁るより、この本一冊読んだほうが少しでも良い人生を送れるようになるのではないかと思うのは私だけでしょうか(笑)

「創造性は一部の天才の専売特許ではない。」

『脳と仮想』に並ぶ、オススメの一冊です。




脳トレ―最先端の脳科学研究に基づく28のトレーニング
販売元: アスペクト

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「どうすれば脳の機能が高まるか」
この疑問にたいして、アメリカの神経科医が、脳科学的見地から答え、解説した一冊。
ただし、内容はけっして難しくない。

まず「脳の働き」を簡単に解説して、脳は何歳になっても(悪いほうにはもちろん、良い
ほうにも)変化すると説明する。そして、では、何がそうさせるのか、どうすれば良いほ
うに脳が変化するのかを解説してゆく。「とにかく脳を使う」「新しい刺激に接する」
「ストレスのない精神状態を維持する」「運動する」「集中力を養う」などなど、普段、
世間で言われている事を解説してゆく。ただし、脳科学的見地からなぜそれが脳に良いの
かが解説されている。そこが本書のミソである。具体的な「トレーニング」についても、
いくつか紹介されている。

もうおわかりかもしれないが、この本については注意する必要がある。この本は具体的な
トレーニング本(最近流行の「音読本」や「大人向け計算ドリル」など)ではない。その
意味で「脳トレ」という本書の題は、大変に不適切と言わざるを得ない。(事実、オリジ
ナルの題は、「モーツァルトの脳と戦闘機パイロット ーどうやって脳の能力を引き出す
かー」である。)インパクトを狙ったのであろうが、大変残念な題の付け方である。大抵
の読者に一読の価値がある本だと思うが、間違った期待を持って買うとがっかりするだろ
う。




脳内復活―脳科学がたどりついた「幸福」の原点
販売元: PHP研究所

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 世の中には、ポジティブシンキングの自己啓発本があふれています。
 ところが、いくらポジティブに物事を考えようとしても、「考える心」が邪魔をして、結果は逆になるという人が大半でしょう。わたしはこの事実を、15年来行ってきた塩谷信男医学博士(104歳)の正心調息法によって確認しました。この簡単な丹田呼吸法で免疫力をアップさせれば花粉症など簡単に治ってしまいます。それから、延命十句観音経という日本古来のマントラの高速音読も「考える心」が、考える余地をなくしてしまうので、運気をアップさせるのに効果的であることを、友人たちと確認しました。
 このような体験をもとに、著者が25年間研究された「太古の心」の働きの説明を読みまして、本当に腑に落ちた気がしました。そしていま、「考える心」ではなく、「太古の心」を活性化させることが本当に幸福な人生への鍵だと思っています。




脳の中の小さな神々
販売元: 柏書房

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本書は、2004年7月時における歌田明弘氏が茂木健一郎先生へのインタビュー形式で書かれた「現代の脳科学が、クオリアの問題に象徴される私たち人間の意識の謎にどのように挑んでいるのかということをできるだけリアルに、わかりやすく説明したものである」
茂木先生が大学に入学して感じた「目の前に広がった知性」を、私は30歳半ばにして、今、感じています。いや、感じられるようになったというべきか。
クオリアからメタ認知ホムンクルスまで、たいへん勉強になります。また、参考書籍はいずれ読みたいと思います。




脳ミソを哲学する
販売元: 講談社

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タイトルにある脳の話はほとんど出てこない(養老氏との対談も子供時代の思い出と解剖の話がほとんど)。
また、哲学するというほどの深みのある内容はなく、科学雑談のような話ばかり(それはそれで面白いところもあるのだが)。
まあ、筒井氏にまともな脳の話を期待しても無理かもしれないが。


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