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和書 492192 (365)



反秀才論―NASAの研究生活の中から
販売元: 読売新聞社

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流体力学の一分野である乱流理論の研究者として有名な著者の教育論(?)。航空学の分野で活躍したアドルフ・ブーゼマンとR.T.ジョーンズをとりあげて、各々を典型的な学校型の秀才と異色の「反秀才」と紹介し、天才的な洞察力で答えを見出す秀才よりも、「強い脳」で粘り強く難問に取り組む「反秀才」をもっと育てよう、と提言しています。著者自身の経験が多数織り込まれた内容になっており、やはり面白い人生を生きている人は、面白いことを考えているな、と納得してしまいます。




反・進化論講座―空飛ぶスパゲッティ・モンスターの福音書
販売元: 築地書館

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キリスト原理主義者による暴論へのアンチテーゼとして、ボビー・ヘンダーソンが記した書。この世は知的想像主である『空飛ぶスパゲテイーモンスター(スパモン)』が5000年前に創造し、人類の祖先は海賊だったとする新興宗教(スパモン教)としての自説を展開する書。ただし海賊は残虐な略奪者だったというのは誤りであるとしている。

それだけ見ればナンセンスなアメリカンジョークもののトンデモ本としか思えないが、本書を出版する経緯が前書きに記されている。米国では進化論を信じないキリスト原理主義者によって『世界は知的創造主によって造られた』とするID理論を本気で学校教育に導入している動き(しかも大統領まで賛成している)があり、これに対抗する手段として立ち上がったのが著者のボビー・ヘンダーソンである。

ID論者の主張は科学というよりは単なる屁理屈なのだが、逆に進化論を主張する科学者がどうまじめに議論しても説得不可能である。そこで著者は『ID理論よりも筋が通っている屁理屈理論で、なおかつID論者が絶対に納得できないような創造主をもちだす』作戦を用い、『IDを教科書に載せるのならば、もっと筋の通ったスパモンも載せるべきだ』と世間に主張したらしいのである。なるほど、話の通じない相手にはその手があったかと感心した。『これが否定できないのなら、この説は正しい』というID論同様の屁理屈論理であるから、『現代科学では検知できないスパモンを否定できない以上、これは正しい』と言っているので、ID論を認めるのであればスパモンも認めなければならなくなるのである。オッカムの剃刀に対抗できるのはオッカムの剃刀であることを示したのはまさにコロンブスの卵だ。しかも、なんだかんだ言って殺戮を冒す他の宗教と異なり、スパモン教は殺人が起こった記録は一度もないという平和な宗教である。しかもスパモン教は豪華な教会など不要で、布教なんかよりもまっとうな生き方を説いており、明らかに他の宗教で行き過ぎた面を暗に批判している点で、安心して入信できるようになっている。

Jブッシュがチンパンジーにそっくりであることから、進化論にも一理ある(笑)。しかし、実際の内容は単なるアメリカンジョークの連発で、笑えるものもあるが、面白くないものも多い。また訳者も一緒になって遊んでいるところもあるが、もう少し意訳したほうがいいのではと思う部分も多かった。

個人的には好きなジャンルで、著者の意向には100%共感するが、他人(日本人)に本書を買うように勧められるかと言うと、面白くない部分も多いのでちょっと戸惑う。で、厳しいかもしれないが星3つにした。




半導体ものがたり―真空か、宇宙か、実験室か?
販売元: アグネ技術センター

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ハンドリング工学 (ロボティクスシリーズ)
販売元: コロナ社

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般若心経の宇宙論―観音菩薩の言葉を最先端科学が証明する!! (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
販売元: 学習研究社

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般若心経は知っていた―先端科学の死角
販売元: 徳間書店

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 あまりにオカルト的な題名で私も冗談のつもりで読み始めたが、読み進むにつれて筆者の自然科学・宗教思想の両面に渡った造詣の深さに驚き、「オカルト」のひとことでは無視しきれなくなった。
 
 かなり懐疑的に読んだつもりだが、筆者の主張の仕方は非常に理路整然としていて、ブルーバックスの科学書よりもよっぽど論理的に思える箇所もあるほどである。上のレビューには「般若心境を根拠に―」とあるが、決して般若心境を根拠に主張を展開しているわけではなく、筆者が論理的に解説していく独自の理論が、「結果的に般若心境に符合する」ということである。
 内容的には、前半が彼独自の理論「空間物理学」の解説と論理的な証明(証明と言えるほどかはわからないが。)、後半が空海や密教の思想についての解説となっている。
 「空間物理学」の解説、証明は非常に理路整然としていて、ある程度科学的根拠も提示しており、数学的証明こそ無いが一つの考え方として非常に興味深い。相対性理論の否定に関しても、かなり論理的できちんと根拠を挙げて論じており、その数学的アプローチではなく前提となる仮定の部分に対して疑問を投げかけていて、なかなか反論しがたいものがあると思う。量子力学の観測者効果と唯心論を結びつけた考え方はとても刺激的であった。
 やや残念に感じたのは、本の後半になって、前半のような丁寧な論理的解説が急になくなってしまったことである。後半の主張に関しては、どうにも根拠薄で、あくまで筆者の思想であり、オカルトの方面に飛躍し過ぎた感が否めない。
 
 懐疑的に読む必要がある本だとは思うが、懐疑的に読んでもなお「ただのオカルトだ」と言い切れない部分に必ず出会うと思う。一読の価値は充分にある。
本当に科学的な態度とは、従来の科学に反するものを無視することではなく、進んでぶつかっていって、否定できることを確認することであろう。もし完全に否定できなければ、考え直さなければならない。




「ハートウェア」のすすめ―ハード・ソフト設計法の再検討 (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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バイオ・ゲノムを読む事典
販売元: 東洋経済新報社

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ゲノム関連のキーワードを網羅的に解説しており、とてもわかりやすいです。ゲノム関連の用語を学習するにあたって、入門書的なものといえ
るのではないでしょうか。

私は文系の人間で、ゲノムに関しては全くの素人だったのですが、本書はとてもわかりやすく記述されており、容易に読み解くことができまし
た。「仕組みがわかりにくいものについては、解説の絵図が付いていること」、「適宜最新のデータや、参考文献が紹介されていること」、
「近年議論となっている生命倫理のキーワードについては、科学技術文明研究所の米本昌平所長が解説を行っていること」などが特に優れて
いるところだと思います。




バイオに学びバイオを超える―工学からバイオへのアプローチ
販売元: 日本評論社

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初心者にも分かりやすく,書いてある本です.マイクロマシーン/Nanoテクノロジーの生体工学への応用についても書かれています.いろいろなアイディアが書いてあり,新しい発想につながりる本です. 研究意欲がわく本です. お勧めします! 




バイオガスの技術とシステム―循環型共生社会形成/地球温暖化防止
販売元: オーム社

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