和書 492204 (318)
去来抄・三冊子・旅寝論 (ワイド版 岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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芭蕉没後の俳壇において、ますます芭蕉と異質的な作風を助長するかに見えた蕉門の高弟其角に対して、蕉門の本質をここに書き留めて置こうとしたものが『去来抄』である。「先師曰く」で始まる俳論が多い。芭蕉に傾倒した篤実な門人服部土芳が芭蕉の垂教を忠実に記録したものが『三冊子』である。「赤双紙」の冒頭が有名な「師の風雅に萬代不易有り。この二つに究り、基本一つ也。その一といふは風雅の誠也」を伝えている。芭蕉における高弟の役割は貴重である(雅)
能面―高津紘一作品集 (京都書院アーツコレクション)
販売元: 京都書院
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清川妙の万葉集 (集英社文庫―わたしの古典)
販売元: 集英社
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万葉集の歌は、技巧も装飾もなく素朴です。
ゴテゴテした日常に疲れやすい現代人には心休まる歌を見つけやすいように思います。
清川さんが愛情こめてガイドしてくれています。
難しい言葉を連ねた解説書ではないので、楽に古典に入っていけます。
清川さんの著書はほとんど読みましたが、数ある著書のなかで「清川妙の万葉集」が最も読みやすく、気に入りました。
清経 (対訳でたのしむ)
販売元: 檜書店
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清元ひとすじ―志寿太夫一代
販売元: 演劇出版社
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キラキラ着物絵日記
販売元: リヨン社
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きもの生活の日記やジャム作りのお話。
田舎生活ならではの穏やかなお話。
そんな日々の生活がつづられています。
本文欄外のイラストやコメント、写真も楽しい。
きくちさんのご本はこれで3冊目かな?いつも
楽しく読ませていただいています。
きもので楽しく暮らすアイデアが満載です。
キリシタンと茶道 (1948年)
販売元: 全国書房
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キリシタンと茶道 (1966年)
販売元: 全国書房
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着る!リメイクする!素敵なアンティークきもの
販売元: 成美堂出版
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表紙のように明るく綺麗な写真がいっぱいで見るだけで楽しい本でした。着物の小物リメイク本を探していたので、小物のリメイク本としては少し物足りなかったです。着付師なので,ラフな着付けとして”良いかなー”とも、思いましたが、オハショリや裾線など、もう少し気を付けていたら星5つなんだけドナー。
遠州の美と心 綺麗さびの茶
販売元: 小学館
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本書は、マルチタレントとして江戸時代に活躍した小堀遠州(こぼり えんしゅう)の美と心を、遠州茶道宗家の小堀宗慶(そうけい)宗匠と息子の小堀宗実(そうじつ)家元が対話形式で紹介している。対話形式であるため、比較的スラスラと読み進めることができ、250ページ強でも速いペースで読破できるだろう。
(中略)
本書を通じて考えさせられた点は2つある。ひとつは、遠州と利休・織部との相違点の再確認、並びに共通点の理解である。もうひとつは、遠州流と千家を筆頭とするその他の流派の違いである。
まず、前者から。本書を読む前に、私は「小堀遠州 綺麗さびの極み」を読破した。その際、信長、秀吉、家康のように茶道の世界でも利休、織部、遠州という流れがあったことを知った。そして、それぞれの違いを茶器の写真にて瞬時に把握し、上記の本を読破することで凡そではあるが理解することができた。
しかし、本書を読破することで表面上の相違点の再確認と共に、共通点を理解することができた。それは、それぞれのお気に入りの茶器を手に取った時の感触が同じことである。
利休の黒を基調とする侘び、織部の独特の形状をした個性、そして遠州の綺麗寂びの間には、形は異なれども触覚は共通することを知った。このことを知った時、茶道の奥深さと直系の流れを汲む3人の精神的な繋がりを感じ、文化の高尚さに改めて感動を禁じえなかった。
次に、後者を取り上げる。大半の流派では同じことが良いことだと考えている反面、遠州流ではその時々の花鳥風月によって変化することを是としている。同じことは心身ともに安定していることだと考えがちであり、茶道の世界でも同様に考えている節がある。
しかし、遠州は少しずつ変化させることで、お客様へのおもてなしを極限にまで高めようと日々精進している。この点は現在のホスピタリティにも共通することなので、大いに参考になった。
このように、遠州に興味がある方には得るものが多い本ではあるが、本書では所々で茶道に関する専門用語が散りばめられている。私も何度も読むのを止めてしまい、確認&理解してから次の行に取り掛かったほどである。そのため、全くの初心者は途中で挫折してしまう可能性が大である。
だからといって、本書を手に取らないのも勿体無い。本書はカラー写真をふんだんに使用しており、パラパラと捲っているだけでも遠州流の美意識に触れることができる。そのため、専門用語が出てきても無理して理解しようと思わず、写真を見て理解したつもりになるだけでも十分ではないかと考える。遠州に関する他の本を読めば、時間が全てを理解させてくれるだろうから。
(後略)