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和書 492234 (267)



緑陰のベンチで (アルカディアブックスシリーズ)
販売元: 美研インターナショナル

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セザンヌ (1949年)
販売元: アルス

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モヂリアニ (1949年)
販売元: アルス

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モネ (1949年) (アルス美術文庫)
販売元: アルス

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ルオー (1950年)
販売元: アルス

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ヴラマンク (1950年) (アルス美術文庫)
販売元: アルス

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日本画の行方 (あるす叢書)
販売元: 美術年鑑社

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アルチンボルド (ニューベーシック) (タッシェン・ニューベーシック・アート・シリーズ)
販売元: タッシェン

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ジュゼッペ・アルチンボルドの作品は、昔から気になっていましたし、その画家の他の作品も鑑賞したい、という興味で本書を手に取りました。

有名な「四季」の連作には驚かされます。「春」はイタリアの春を彩る花や植物で顔が形作られており、「夏」は美味しそうな果物で同様に顔が描かれています。「秋」もまた豊穣の季節を象徴するような食物で描かれ、「冬」はその厳しさを表わすかのような枯れ枝や干からびた根っこをモティーフにしています。

最初にその作品に接した時に驚きましたが、これらが16世紀後半のイタリア・ルネサンス時代の作品というのにもビックリしました。確かに当時は、ペストの流行や戦乱の時代でしたので、このようなある種の風変わりさを生む土壌もあったのでしょう。マニエリスムという時代のなせる技かもしれません。バロック期に通ずる橋渡しのような作風でしょうか。彼の数十年前に生まれたネーデルランドのヒエロニムス・ボッシュの『快楽の園』のインパクトに匹敵する画風です。

「四大元素」もその一連の流れに添った作品で、科学と芸術の融合が観てとれます。その「四大元素」の連作にあたる「大気」「火」「大地」「水」という作品にもユニークさは共通しており、アルチンボルド独特の画風の確立につながっています。

80頁ほどですが、その残された代表作品は、これで確認することができます。
本書の筆者であるヴェルナー・クリーゲスコルテの紹介が書かれていないので、美術史における学術的な価値がよく分からないのですが、日本で入手できる書籍としては廉価でありながら、貴重なものと思われます。




空―CIEL (ALBUM MIRAGE)
販売元: 小沢書店

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水―EAU (ALBUM MIRAGE)
販売元: 小沢書店

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