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和書 492240 (160)



クラシック批評という運命
販売元: 青弓社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

このくらいハッキリ物を言えたらどんなに気持ちいいだろう。

そう思いつつ「このヒト本気で命捨ててるんじゃないかしら・・・」
と暗殺の危険を感じるほど鋭く真実を書いてしまう姿勢にいつも
「なんで? なんで?」と懸念を感じていました。

この本で疑問が少しだけ解決されました。

この方はものすごく悲しい場所から音楽批評を出発している
のです。
それなしには生きていけない最後のよりどころ、命綱として
クラッシックを愛しているのです。

現実だけでは魂の飢餓をいやせない、求めて求めて
決して手にはできないその「何か」を音楽に、しかも
「いい音楽」に求めているからです。

批評することの怖さとよろこびを綱渡りのようにして
端的に見せ続けてくれる稀有な存在です。

たぶん、こうして星がいくつと”評価”することは
著者にしたら鼻もひっかけない貧しい行いなのかも
しれません。
でも私はこの本で人生が変わるほどの深い共感を
得たのです。
自分がなぜチャイコフスキーなしには生きていけない
のか。みじめで辛くて悲しいだけの屈辱だけの人生を
ヴァイオリン協奏曲がなぜ救い上げ、より高くより
深くより美しい世界へとこんなにあっさり私を
連れ去っていくのか。

「感動」をそのままに言語化している、という点でも
驚異的な傑作だと思います。
コトバにできない思いを、それでも「私はこう思う」と
いわずにはいられない、魂の咆哮、魂の血で書かれた
傑作です。




クラシック100バカ
販売元: 青弓社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

タイトルがバカということで、毛嫌いする人もいるだろう。100もテーマを挙げると、独断と偏見に満ちたものが出てくるのも仕方がない。

うなづかせるのは、
「BAKA008楽譜が読めないといって卑下するバカ」音大出のような演奏専門の人には、名曲そのものを知らない人が多いのは確かだし、演奏のあら捜しをするような聞き方をするというのも、まさにその通り。これは、クラシックだけではなく、他の分野でも似たようなことが多い。演奏するのと聴くのは別。そのとおりである。
BAKA024「フルトヴェングラーバカになりすぎないように」同じ内容のCDが多すぎるときは、LPを聴く。そのとおりで、昔のLPやSPは贅沢品で丁寧に作ってあるから、良いものが多い。そのっとりである。音楽にかぎらず丁寧に作ったものは、基盤技術に関わらず良くなることが多い。
BAKA039「新聞記者に原稿を依頼するバカ」新聞記者そのものが悪いとは思わないが、世間に名が知れると特に専門でもないのに評論を依頼され、恥をかいてしまう有識者無経験者は多い。本人にとっても苦痛だろうが、そのあたり全く気にしない面の皮の厚さがあるから有名になるのであろうが。

乱暴な表現は多いが、クラシック以外の分野に焼きなおすことができるものが多いので、普遍性がある内容だと思う。

最後に、CDがよいのかLPがよいのか、はたまたSPがよいのか。中古レコードのオーナー(85歳女性)に聞いたら、10台の頃に聴いたものを良いと感じる。85歳の人にとっては、SPが良いと感じる。だから、若いときはできるだけ生演奏を聴くべきである。

このあたりも今後、取材されたらどうであろうか。





クラシックB級快楽読本
販売元: 洋泉社

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クラシックを聞き始めて、いろいろ知識を集めて更にクラシックへの思いを深めていこうという段階で、本書を読むのが一番だろう。クラシックに対して「崇高なもの」というイメージを持っているひとは今では少ないと思うが、本書で自分の持っている演奏者・指揮者に対するイメージが崩壊する快感を得るのもよいでしょう。内容が少しマニア向けなので、少しはクラシックを知ってるぞ!という中級者向けの本。





クラシックB級グルメ読本
販売元: 洋泉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

貴方は無理をしてクラシックを聞いていませんか?
例えばハイティンクのブルックナーは本当はつまんないんじゃないだろうかとか、皆誉めてるけどポリーニやアシュケナージって聞いてて面白くないなぁとか思っていませんか?

そんな貴方、この本を読めばもう無理をしなくてもいいんです。

一読すれば次の日から「わしはギチギチにあわせたセルのシューマンがええんや」とか「ホロヴィッツのバカ盛りが聞いてて気持ちいいねん」と人目を憚らず言えるようになります。

内容は少し古くなっていますが大丈夫。
フルヴェン・トス・ワルター・クレンペラー・ホロヴィッツなんてお化け並みの大御所ヴィルトオーソがわんさか出てきます。

ハイソでセレブで精神世界なクラシックにしっかり引導渡したこの本〡?音楽は音を楽しむことだと再認識させてくれます。
下手くそだけど巻末漫画のクレンペラーには笑ってしまいました。星5つ。




クラシック・フィールドノート
販売元: 洋泉社

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クラシック不滅の名演奏 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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クラシック不滅の名曲名盤 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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クラシック名曲案内―ベスト151 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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ピアノ曲 (クラシック名曲ガイド)
販売元: 音楽之友社

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作曲年、作品番号、初演、献呈、演奏時間などのデータ、そして解説がコンパクトにまとまっています。
バロック〜近代、ドイツ・オーストリア、ロシア、フランスの作曲家・作品を主に、教科書に出てくるような有名作曲家・作品が網羅されています。ページ数が限られているためか、それ以外の作曲家については、アルベニス『イベリア』のような代表作の記述がなかったり、ガーシュウィン、バルトークなど名前さえ載っていなかったりする点は多少物足りなさを感じます。
とはいえ、教養としておさえておきたいような曲はほとんど載っているので、主な作曲家の主な作品を知りたいとき、発表会等のレパートリーを考えるときなどに役立ちそうです。
解説は、楽曲分析あり、エピソードありで、多少の基礎知識は要りますが読み物としても。




協奏曲 (クラシック名曲ガイド)
販売元: 音楽之友社

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