和書 492242 (302)
このままだと「20年後の地球」はこうなる プロローグ篇 (20年後シリーズ)
販売元: カタログハウス
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このままだと「20年後の大気」はこうなる (20年後シリーズ (No.5))
販売元: カタログハウス
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このままだと「20年後の森林」はこうなる (20年後シリーズ)
販売元: カタログハウス
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このままだと「20年後の水」はこうなる (20年後シリーズ)
販売元: カタログハウス
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このままだと「20年後の消費社会」はこうなる (カタログハウス 20年後シリーズ)
販売元: カタログハウス
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このままだと「20年後の資源」はこうなる (20年後シリーズ)
販売元: カタログハウス
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このままでは危機にもろい日本は崩壊する―大地震危機と食糧危機をどうのりきる
販売元: 近代文芸社
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この大いなる残飯よ!
販売元: 家の光協会
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この巨大都市に棲む―異説都市空間論
販売元: 葦真文社
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この本を読んでから建てよう―断熱、防音、そして高気密を斬る!
販売元: 三一書房
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セルローズファイバーの吹き込みによる断熱工法に従事して来た著者による、同工法および自然換気・自然材の長所の紹介と、これに対する現実の建築業界への毒舌調の批判が柱になっています。断熱全般についての基礎知識も得られます。
縦横無尽に飛び回るが如き文章で、オヤジギャグ的脱線箇所多数、堅苦しくなく単に読み物としても楽しめるかも知れません。文章技術やイラストの描き方的に、飲み込むまで時間がかかる箇所も時折ありますが・・・(イラストはもう少し大きく描いて頂くと素人にもわかりよい)。
好感が持てるのは、著者が現場の経験から得たこと、自分の目で確かめたことだけを書く、という姿勢です。いわばオチアイ監督の「オレ流」とも通じますね。「真理は現場にあり」などとも銘打っておられます。
ただしたとえば、セルローズファイバーについては、使われるホウ酸が実は有害ではないかとか、吸湿はわかるが排湿のほうが本当に機能するのかとかの評価(中傷??)もあり、本書に関する限りその辺りのマイナス面にはあまり言及されていない弱みはあるように(当方素人ですが)思います。
という訳ですべての記述を全面的に肯定できるかの判断は私の知見ではできかねますが、原則的には誠実な内容であり、これから新改築なりリフォームをお考えの方は、少なくとも比較判断のための一資料としては一読の価値ありだと思います。
「この本を読んでから建てよう」、とは成程、なかなか的確なタイトルですな。