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和書 492250 (74)



随筆集 安閑漫録
販売元: 天来書院

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安藤広重のナゾ―東海道五十三次ミステリー
販売元: 里文出版

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 学校で習った「安藤広重」という浮世絵師はいないとか池鯉鮒のなぞの鯨山、西岡秀雄氏が発見した六本指の男、広重の馬鹿じるしの印章など広重の謎の缶詰である。興味深く読めた。確かに最近の新聞記事では広重か歌川広重、一立斎広重であり、安藤広重はいない。

 著者は国際浮世絵学会の常任理事だそうだ。

 そもそも本書を購入した発端は、對中如雲著「広重「東海道五十三次」の秘密―新発見、その元絵は司馬江漢だった ノン・ブック」(祥伝社)を読んでいたからである。この本は広重の東海道五十三次のネタ本は東海道五十三次を遡ること15年前の司馬江漢の東海道五十三次であると主張している。

 一部については広重のパクリは疑いようもないと直感した。そこへこの書名「安藤広重のナゾ」である。即、買いである。

 本書は、いわゆる鈴木重三氏が1970年来指摘し続けている「広重上洛説」への疑問のほか、東海道五十三次に限らず広重に関するナゾを広く蒐集している。

 なお本書の著者は、江漢は世にも稀なる虚言癖の大家で、江漢作はお世辞にも上出来とはいえないと斬って捨ててはいるが、私には何かがにおう。




信貴山縁起絵巻―躍動する絵に舌を巻く (アートセレクション)
販売元: 小学館

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 三巻にわかれ、信貴山にまつわる三つの話が描かれた絵巻物「信貴山縁起絵巻」。「伴大納言絵巻」「源氏物語絵巻」とあわせて三大絵巻と呼ばれるものである。鉢に乗って倉が飛んでいったり、帝の病を治す護法童子が瞬時に現われたり、とお話一つ一つもなかなか面白いが、なんといっても絵が凄い。人物の表情も豊かだし、動きもいきている。幽玄ともいえる風景を上手く挟み、巻物という世界でお話を動かしていく作者の工夫もある。飛んでくる護法童子の後ろに伸びる線、その前を転がる輪宝の動きをあらわした線など、今の漫画にもなじみのものではないか。日本のストーリー漫画はこんな時代から始まっていたのだな、と思わせる楽しめる絵巻である。タイトルどおり「躍動する絵に舌を巻く」。

 お正月のテレビ番組でこの特集をやっていたので、教科書的な知識しかなかったこの作品をもう一度じっくりみてみたいと思って手に取ったのがこの一冊である。この絵巻の面白さがしっかり味わえる優れた一冊であった。
 詞書(ことばがき)も活字へ直しただけのものと現代語訳とが載っている。絵巻自体は全体を織り込み見開きに縮小した全容、巻物を繰りながら見たであろうほどの長さ、要所の拡大、と三段階を載せてあり、じっくり味わえるようになっている。説明は細やかでもあるし、書き手の感動や楽しさが伝わってもくる。
 もうあとは、手にとってただただ、楽しんでください、と言いたい。堪能できます。

 これが描かれた時代にはコピー手段などあるはずもなく、楽しめた人はほんの少数に違いない。コピーにしろ、手元で気軽に目にすることができる現代人でほんとによかった。





広重と歩こう東海道五十三次 (アートセレクション)
販売元: 小学館

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丸子宿の丁子屋にて東海道五十三次の絵を見ていたら、何気なく見ていた絵がすばらしく、何か良い本はないかと思っていたら、丁子屋においてあった。その場は買わなかったが、家に帰りいてもたってもいられず、アマゾンで購入しました。やはりいいですね。




千変万化に描く北斎の冨嶽三十六景 (アートセレクション)
販売元: 小学館

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北斎と言えば「富嶽三十六景」が有名です。本書はその「富嶽三十六景」の1点1点の作品を見開き2頁で紹介して、それぞれの内容についての解説が施されたものです。もっとも全体では、36枚ではなく46枚の図版です。全ての版画をみることでその全容を理解できるように「自然」「構図」「場所」「旅」「営み」と、主題に即した5つの視点で分けられています。それぞれの作品の狙い、意図、隠れた意味などが大久保純一氏の解説によって書かれており、知っているようで知らない世界を分かりやすく解き明かしてくれました。

「神奈川沖浪裏」などは、ドビュッシーに交響詩「海」の制作意欲を掻き立てたと言われているようなインパクトがありますし、そのような影響力を持つ版画をじっくりと眺めているとその凄みが伝わってきます。
錦絵の版元、ジャポニスム、娘阿栄のこと、小布施の北斎、馬琴と北斎等のコラムも楽しく読みました。

「北斎の生涯と画業」の章で書かれているように、「北斎漫画」に代表される刊本や様々な肉筆画、妖怪画も収録してありますので、画狂人というあだ名にふさわしい活躍ぶりを確認できます。まさしく江戸時代を代表する絵師の一人だと感じます。

これだけの技術と魅力があるので多くのファンがいたのでしょうね。なにしろ生涯に30000点ほどの作品を生み出したのですから「浮世絵」の大家として、日本が誇れる絵師でした。




暮らしを彩る四季の字手紙 (Kanariyaアートブックス)
販売元: 可成屋

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古代文字で遊ぼう (アートブックス)
販売元: 可成屋

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書で楽しむ禅アート (アートブックス)
販売元: 可成屋

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中国の仏像 (ART POSTCARD BOOK)
販売元: 小学館

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硯台(イエンタイ)―中国の硯
販売元: 美術出版社

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