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和書 492260 (87)



朝までビデオ〈9〉映画の誘惑 外国映画名作ガイド (キーワード事典)
販売元: 洋泉社

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イエロー・フェイス―ハリウッド映画にみるアジア人の肖像 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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非常に興味深い本である。この本は、第二次世界大戦中のアメリカ映画が、日本人をどう描いたかを検証し、その背景とアメリカ人の日本人観への影響を考察した本である。この本を読むと、「民主主義国家」であるアメリカにおいて、アメリカ人の敵国日本への憎悪がどの様に形成されて行ったかが、非常に良く理解出来る。第二次大戦中のアメリカで、日本への敵意を煽る為に、どの様なプロパガンダが行なはれたかを知る為に、本書を推薦する。--ただし、アメリカ人の人種偏見などは、はっきり言って、もうどうでも良い、と言ふのが、私の気持ちである。そんな事よりも、「民主主義国家」が戦争をする時、敵国への憎悪が、どの様に形成されるかを知る為のケース・スタディーとして、この本が読まれる事を希望する。--又、アメリカにおける対日プロパガンダにおいて、中国系アメリカ人が果たした役割について知っておく事も、私達日本人にとっては、一つの大きな教訓と成る筈である。(西岡昌紀・内科医/ヨーロッパで第二次世界大戦が終結した日(=ヨーロッパの東半分がソ連の支配下に陥った日)に)




映画のなかのアメリカ (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 国際政治を研究する東大大学院教授が、黎明期から今世紀にかけて製作された膨大な米国映画を読み解き、そこに描かれたアメリカの時代心理の変遷を分析した書です。
 映画評論を生業(なりわい)としない政治学者があえてこの分野に手を出すのは、著者の言によれば、「普通の人がどう考えて生きているのかをつかまえない」「政策決定者に限定した政治の分析」は、「それ自体がフィクションに過ぎない」と考えるからです。

 本書の語り口は、大学教授の研究論文のそれからは遠く、平易で魅力的。
 例えば、「パーフェクト・カップル」や「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」のように大統領は選挙参謀が作った虚像に過ぎないとする映画は興行的には失敗し、一方で「アメリカン・プレジデント」のような映画が受けた理由は、偉大な大統領と偉大な故国を信じ込みたい米国民の共同幻想に合致する作品だからと分析してみせます。

 また、「エクソシスト」を、ベトナム戦争後の米国社会に麻薬とポルノがはびこるのは信仰が失われたからであると語りかける「きわめて政治的な映画」であると見ます。

 さらに戦争映画については、第一次大戦後は反戦的作品が主流であったのに、第二次大戦後は正義の戦争を称揚する作品が目立つこと、そして9・11以降に戦場の現実から離れて戦争を美化することが可能になったのは、ベトナム戦争時と異なり今は徴兵制が廃止されたために帰還兵によって戦争が日常に持ち込まれることがないから、と指摘します。

 こうした論を読むと、米国映画に対するリテラシーを鍛えることが大変重要であることがわかります。時代の雰囲気を敏感に織り込んだ映画の数々が深層心理に囁きかける声に、私たちは時にうっとりとしてしまうものです。
 観る側に冷静な判断力がなければ、知らず知らずのうちに取り込まれてしまう。まさに政治が秘める恐ろしさを、映画の中に見る思いがする書です。





国際シンポジウム 小津安二郎 生誕100年「OZU 2003 」の記録 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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この本の表題にあるシンポジウムに行けなかった私は、

(1) 朝日新聞の関連記事(2003.12.17 夕刊「今なお議論『晩春』の謎, 2003.12.21 朝刊シンポ紹介記事の見開き, etc.)を読みながら、シンポに参加した幸運な人々をうらやみ、また

(2) 松竹から出た『小津安二郎DVD-BOX』全四集の内容見本を眺めながら、この \23,500×4=\94,000 の豪華決定版DVDを購うことあたわざる手元不如意を悔やみ、さらには、

(3) 本項キーワードの本の、原節子さんや井上雪子さんの美しいお顔の写っているページを繰りながら、「OZU 2003」から、はや丸1年以上の時が過ぎ去ったのを、むなしく思いかえして、ため息をつくのでありました。




安西水丸の二本立て映画館〈前篇〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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安西水丸の二本立て映画館〈後篇〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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ウルトラマンを創った男―金城哲夫の生涯 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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私は「ウルトラセブン」世代である。
だから、金城哲夫には格別の思い入れがある。

しかし、物心ついたときにはすでに故人であった。

あんなに偉大なヒーローを創造した人が酔って二階から
落ちて死ぬ・・・なにか、ひっかかった。

そして、この本を読んだ。

金城氏は苦悩していたのだとわかった。

「ウチナンチュ」であると同時に「ヤマトンチュ」でもある
ボーダーラインの苦悩、錯乱、試行錯誤、そしてアルコール中毒。

上原正三氏の「ウルトラマン島唄」も併せて読めば
さらに立体的に金城哲夫氏を知ることができます。




映画一日一本―DVDで楽しむ見逃し映画365 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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映画で読む二十世紀―この百年の話 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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小津安二郎 東京グルメ案内 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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小津ファンなら誰もが一度は読んでみたくなる本です。
小津安二郎がこよなく愛した東京のグルメを小津のエピソードとともに写真付きで描かれている。
また小津の作品と照らし合わせて思い起こすグルメ話は、作品を見たことがある人なら懐かしいしとっても楽しくなれます。
今度は違った観点から、またその作品を見直してみたくなります。
この本を読んで、小津の作品は、その独特の撮影方法やアングル、道具立てや小物の繊細さなどが注目されているが・・・
小津は食べ物ひとつとってみても、手を抜いたりしていなかったことが分かります。
小津の作品はあくまでも小津のこだわりを感じる絶対的な小津ワールドだと思いました。


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