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和書 492260 (88)



陰陽師・徹底解剖―陰陽夜話・安倍晴明の世界 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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この本を読まなくても、夢枕漠氏の「陰陽師」シリーズは十分に楽しめます。でも、この本を読んだあとで、例えば「付喪神の巻」に収録されている「鉄輪」を読みかえすとき、貴船の闇がいちだんと深く、大きく感じられることでしょう。
夢枕漠氏を始めとして荒俣宏、旭堂小南陵、河合隼雄といった多彩な人たちがつむぎだす時代の空気、清明や博雅が生きた世界のかけらとでも表現すれば良いのでしょうか、それがこの本のあちこちに散らばってきらきら光っているように感じます。
清明や博雅の会話を、息遣いをより身近に感じたい人のために。そんな一冊がこの本です。




監督小津安二郎入門 40のQ&A (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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小津安二郎を知りたい方の入門としては、特にお薦めです。
小津自身のことはもちろん、作品、出演者とのエピソードなど、各項目に簡潔に解説してあり、とてもわかりやすかったです。
生誕100年ということで、小津作品がTV放送されていましたが、この本を読んでいたので、より深く作品を観ることが出来ました。

この本は、興味のある項目から読むことができるので、大変良かったです。




完本 小津安二郎の芸術 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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文芸評論で作品の解釈やその固有の文体について論じる際に
作者の生立ちや社会的・時代的背景などから作者の意図や問
題意識に迫っていき、再度そこから表現方法を論じていくス
タイルのものがある。
学校で国語の時間にやった「評論」と聞いた時に一般的に頭
に描くあのパターンだ。換言すれば、「王道」という事にな
る。本書は良くも悪くも著者らしさが炸裂したそういう「王
道」の映画論といえると思う。とりあえず、数ある小津に関
する著作の中で最初に手にとるに相応しい一冊だろう(最
も著作とその解説書みたいなもので、映画論読むなら1回で
も多く映画を見直した方がいいとおもうけど)。
蓮實氏のものを楽しむ上でも順序としてはそうした方がいい
でせう。内容的にはとにかくほぼ時代順に論じられていて
特にサイレント期の作品やスタイルについての部分は、作品
自体が失われており、残されたシナリオに基づき論じていて
貴重である。著者が円熟してからのものでもあり、若い頃の
小津物への「反発」などにもふれられていて、小津映画と長く
付き合ってきた著者の鑑賞者としての歴史も垣間見えて面白い。




黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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映画、「七人の侍」を見ていて思ったことがある。
村に到着し、早速、防備を固めようとする、幾多の戦場をくぐり抜けた志村喬らのベテラン侍たちの仕事ぶりは、新築住宅の上棟式のときのベテラン大工たちの姿そのものに思えた。
何も言わないでもわかるし、言わなくてもすでに誰かがとりかかっている。
皆、長年の共通の体験があり、誰かが、系統立てて指揮指導しなくても、いつものように、手慣れた手つきで眈々と段取りを進める・・・。
つまり、この映画の中に出てくる侍たちは、あの時代にたくさんいた「職人」という人種たちの姿であり、ひいては、アメリカンナイズされてしまう前に存在した日本文化そのものでももあったのだろう・・・。




女性が映画をつくるということ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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本重量約190グラム。第1刷発行2000年。61年パリ高等映画学院(イデック)監督科を卒業、監督業を目指すも岩波ホール総支配人に転身。85年東京国際映画祭国際女性映画週間にかかわる。映画活動を絡めながら自己を語る自分史風エッセイ。体験は多様で母の病気や中国の故郷の話など興味がわくも、全編に頻出する女性問題意識が鼻につき読み進むのに苦労する。いろいろと男性社会批判を書いているが、本のタイトルに売りとして「女性が」とあるのは本末転倒の感あり。細かく海外の映画を拾っているのに残念。単行本タイトルは『私のシネマ宣言-映像が女性で輝くとき』。巻末エッセイとして映画監督羽田澄子が書いている。




日本映画300 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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俳優になろうか―「私の履歴書」 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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 小津安二郎作品への主演で有名な筆者の口述伝記。寺に生まれ、継ぐことを嫌って放蕩し、偶然に潜り込んだ俳優の世界。長い不遇の時代をしぶとく生きて、いつのまにか松竹の看板俳優に。小津のみならず、清水宏、稲垣浩、木下恵介、山田洋次といった大監督達の名作快作にも顔を出す。

 大監督や俳優達のエピソードはどれも興味深いが、やはり小津監督との交流が興味深い。蓼科での合宿や九州旅行、白樺派との交際。映画の黄金期の余裕が感じられる、古き良き日本映画界の一ページが丁寧に語られる。その語り口は、映画の中での役柄そのままの、実直な人柄が感じられる。





裕次郎讃歌 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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雷蔵、雷蔵を語る (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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すべて生前本人の書いた文章と秘蔵の写真で
構成された一冊です。
ほとんどか講演会である『よ志哉』に寄せら
れた本人の生活雑記ですが本人へのインタビ
ュー等もあり興味深く読みました。
特に婚約~結婚~育児に関して等の個人的な
エピソード関係についてはミーハー的に貴重
な文章多数ありです。
早くになくなられた方ですが現在生きておら

れたらなぁ~と残念です。




ローマの休日―ワイラーとヘプバーン (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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