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和書 492260 (214)



完全版サンダーバード全記録集(ストーリーファイル) 3
販売元: 集英社

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カンディンスキー (ポートフォリオシリーズ)
販売元: タッシェン・ジャパン

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監督 小津安二郎 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 僕は小津の映画は 相当好きだ。

 1960年代に生まれ 1980年代が主たる青春時代の舞台だった僕が 小津のどこに惹かれているのかは 正直今でも分からない。
 これが例えば 黒澤明であれば 考えることはない。どう見ても 黒澤映画は世界的に考えても面白いからだ。
 それに比べて小津の映画は 好きな理由が難しい。

 蓮寶重彦の本書は 小津好きの映画ファンには いっときバイブルのような様相を示していたと思う。本書を抱えて 今は無き銀座の並木座に行っていた頃の僕は 今考えても スノッブな小津ファンだったのだと思う。それからもう20年経った。

 LDでたまに見る小津映画は やはり面白い。中年になった今の自分の方が 鑑賞力が上がっていることにも気がつく。
 そんな中年になって本書をぱらぱらと見る。見ていると1980年代がデジャビュのように立ち上がってくる。





監督 小津安二郎
販売元: 筑摩書房

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1981年、フィルムセンターでの小津作品の特集上映で、パンフレット
の冒頭に本書の原形が載ったときから、今日にいたるまで小津映画の極
上のガイドブックであり続けるこの著作にいまさらコメントするのは、
まったく不要と思います。

しかし、増補された部分について、一点だけ指摘させていただければ、
「憤ること」の章で、タオルやてぬぐいを「男性にふさわしい」小道具
として腰などにたらす戦後作品の例として、「ゴルフに興じる佐分利信
までが、腰のあたりにそれをたらしている」と引かれていますが、その
作品は、本書にあるような『お茶漬けの味』ではありません。
『お茶漬けの味』でもタオルを腰にぶらさげている例は出てきますが
「佐分利信がゴルフに興じる」ことは、『お茶漬けの味』における
佐分利信の「プリミティブ」で「インティメット」な嗜好から考えても
ありえません。
また類似作品ともいえる『淑女は何を忘れたか』では「雨が降る」ことで
斎藤達雄がゴルフにいかなかった事実が妻の栗島すみ子に露見することも
指摘しておくべきかもしれません。
戦前の『戸田家の兄妹』は当然除くとして、「興じる」という表現から、
あの、店でゴルフボールを買うシーンを思い出し、『秋日和』に誘導され
そうですが、正しくは、『彼岸花』です。
しかし、佐分利信はゴルフに「興じて」いる訳ではなく、むしろ娘の
有馬稲子の結婚を控えて、ゴルフに身が入らなかったように描かれています。

「振りはらうこと」では、『東京暮色』で有馬稲子がマフラーを脱ぎさる
バストショットとともに『非常線の女』の田中絹代が、マフラーを一瞬
振りはらう横から全身をとらえたショットについてもぜひ触れて欲しかった
です。
『東京暮色』と『非常線の女』には二十数年の歳月にかかわらず通底した
部分があることは「晴れること」の章でも紹介されていますが、同じ
アクションで通底している二人が、今度は、母と娘として『彼岸花』で
共演しているのは驚くべきことです。
著者も指摘されているように、娘の代弁者たる田中絹代が、バストショットで
夫の佐分利信に憤りをあらわにする直前、立ったまま抱えていた夫の上着を
畳の上にどさりと落とします(佐分利信のゴルフのシーンはこのシーンの
後に続きます)。

ところで、岩下志麻が卓袱台の下の空間を通してタオルを握りしめている
のが見えるローアングルで思い出しましたが、『生まれてはみたけれど』
のおにぎりの場面の最後に、吉川満子がにこにこしながら、朝食の準備を
して、伏せたお茶碗の中から卵が出てくるところがあります。
そこで吉川満子が、卓袱台の下でエプロンのポケットの中からなにかを
取り出してカードをシャッフルするようなショット、あれ一体なにをし
ているのでしょうか。





監督中毒
販売元: ぴあ

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何本観ても、わからない。この人が一体、どんなコトを考えながら撮ってるのか、あるいは何も考えてないのか(んなわきゃないが)、オレにはまったく、見えてなかった。もちろん、デタラメを徹底的に極めようとしてみたり、フト抒情がにじんだりと、何かしら観ていて伝わってくるものは確実に、ある。だけど、これらの作品を撮った三池監督の想いとは……?!

知りたいことが山ほどあって手にしたこの本だったが、読んだらもっと、わからなくなった。いや、情報量はハンパじゃない(フィルモグラフィーは付いてないが)。「ザ・ハングマン」(!)、「加山雄三のブラック・ジャック」( !! )、「土曜ワイド」(しかも“美女シリーズ”!!! )など、数々の濃いTVドラマの過酷な現場で助監督として接した、往年の大物監督たちの特濃エピソードの他、『DOA』、テレ東サスペンス「パートタイム探偵」(第1作は02年。ひねりを効かせつつ、普通のサスペンスとしても楽しめた。10時ごろ、ちゃんと入浴シーン? も。大杉漣のだが…)、そして『極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)』についてなど、さまざまに語り尽くされてはいる(これは、聞き書き本。相田冬二による文の文体も、魅力的だ)。役者さんたちがノリノリになっている理由も、なんとなく、わかった。だが、三池監督にまつわる謎は、この本を読んだオレの中で、さらに深まるばかりなのだった……。

まぁ、何はともあれ、気になる方にはご一読をおすすめする。読んでるとなんか妙に、励まされてしまう部分もあったりするし。

ところで、ページ下部の注釈の中のいくつかのミスプリは、三池監督の本らしく、実に豪快だった。馳星周や、佐藤“チャーリーブラウン”佐吉の生年も大変なコトになってたが、サブちゃん(北島三郎)のプロフの中の『仁義なき野望』の製作年=“19988年”、って………??!(※このレビューは、03年7月発行の初版本をもとに記した)




監督、撮らずに観る―映画館では見えてこない映画の話
販売元: ステレオサウンド

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監督ハワード・ホークス「映画」を語る
販売元: 青土社

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そう発言したトリュフォーは、「幸福」なことに
日本語訳を読んではいなかった(「間違いないっ!」
流行語大賞になれなくて「残念!」)。

翻訳を読んだ(というか耐え切れなくなって途中で
原著に切り替えた)「あたまの悪い読者」である私は、
とても「不幸な気持ち」になりました。

ホークスの発言を「ハードボイルド調」で訳すのは
翻訳者の解釈なのでしょうから、百歩譲って我慢する
としても、指示代名詞を連発する直訳には我慢できません。

誤訳も散見されるように思います。




監督ハワード・ホークス「映画」を語る
販売元: 青土社

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せっかくのホークスがこんなに誤訳だらけなんだからいやになるぜ




監督バイブル
販売元: 宙出版

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監督 山中貞雄
販売元: 実業之日本社

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