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和書 492268 (108)



将棋の子 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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「がんばってもうまくいかなかったら、努力が無駄になるな」と思って、おもいきりがんばれないことってないでしょうか?そんな方をじんわり勇気付けてくれるのが「将棋の子」。

プロ棋士になるためには、10代で奨励会という組織に入り、将棋を学びます。プロになれれば棋士としの人生を歩むことができる。なれなければ、20代後半で将棋以外は知らない人として社会に放り出されてしまう。全力を尽くしても成功を手に入れられるかわからない。後先のことを考えず将棋1つに打ち込むからこそ、その反動で、プロになれなかった時道を外してしまう人も多い。「将棋の子」はプロになれなかった人の人生に焦点を当てます。

全力でひとつのものに打ち込む経験は、たとえその道で成功できなくても、その後の人生において大きな自信になる。かけた時間と気持ちの分だけ自信は深いものになる。猪木の名言「この道を行けばどうなるものか・・・迷わず進め、行けばわかるさ」、とはまさにその通りだと思います。

スポーツドキュメンタリーでよくありそうな話と思われる方もいるでしょう。スポーツはさわやかでかっこいい。異性にもてることも多い。将棋は注目されることも、もてることもない。そんな地味な競技に打ち込む若者には、スポーツ選手にない純粋さがある。だれのためでもなく、自分のためだけに将棋をさす。純粋にがんばり、でも思いかなわず、将棋の世界を去る、そんな姿に勇気付けられました。




女流棋士 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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『女流棋士』 著者:高橋 和+母 講談社文庫
文庫化にあたり 
第八章 結婚、そして引退 が追記されています。

おばあちゃんと、おとなしい父、快活な母、生真面目な長男
そんな平和な家庭に長女が生まれる。

父はその子に初恋の女性の名前「やまと」は、どうかと言う。
母「いいんじゃない」・・・そんな幸せな家庭であった。

女の子が4歳になった時、幸せな家庭に試練が与えられる。
特に母と女の子に
口には出せない言葉を一生繰り返すことを
母には    「迎えにいってれば」
女の子には 「待っていれば」 と

1月21日
公園には沢山の子供たちが遊んでいる。
よく見るとそこに4歳になった母に似た活発な女の子が
滑り台やブランコで夢中で遊んでいる。

お店に沢山の注文があり、体の具合の悪いおばあちゃんに
かわり母がお店で忙しく働いていた。
母のお店は通りの向こう側にあった。

ふと気がつくと公園には、もう女の子以外誰も居なかった。
「おかあさ〜ん」
母に言われた「迎えに行くからね」という言葉が思い出された。

どれほど時間がたったのか女の子は一人ぼっちだった。
よし、行こう
道路へ出ると母のお店が見えた

父が将来はマラソン選手にしようと思うくらいに
女の子には駆け足に自信があった。

右見て・左見て・ヨーイドン   もうすぐゴールだ
・・・・女の子は見知らぬ男の人に抱えられていた。
交通事故
トラックに左足を挟まれ骨が見え、皮一枚で足がつながっていた。

この日から幸せな家庭の試練が始まった。

何度かの手術の後やっと歩けるようになる。

女流育成会に入ってから新たな試練がやまとさんに起こる。

「かわい子ちゃん狂奏曲」
やまとちゃんは、勝たなくてもかわいいからいいんじゃない。

18歳、自分の4歳の事故から退院までの母の日記の存在を知る。
この本の書かれた最大の動機がこの日記です。

『将棋の子』の大崎さんと結婚する。

あとがきに
人が人を想うということはどういうことなのか、
人間の限りない優しさを知るということが、
将棋の道のゴールだったのだのだと確信し、
引退する。
と、ある。





フフフの歩 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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痛快なエッセイです。もっと言えば、筆者の生き方が破天荒で、またそれを取り巻く人々が魅力的で爽快なエピソードが満載されている本ですね。
筆者の先崎学さんは、将棋棋士8段で、20歳の頃にNHK杯で優勝するほど、才能に恵まれた方です。当方のような将棋ファンにとっては、「有名人」でもあります。

「将棋世界」という雑誌の連載ですが、将棋を知らない方が読まれてもその面白さは満喫できると思います。とにかく、酒と麻雀と競輪と競馬というギャンブルに首までとっぷり浸かっている筆者の日常のすべてが、昔の「勝負師」を彷彿とさせてくれます。その交遊録といいますか、周りの人物像の描き方もとても味があり、観察力と表現力には卓越したものを感じます。

プロのエッセイストよりも、面白く巧みな文章を書く人はあまりいませんが、本業の活躍を考えますと驚異的ですね。その読者を飽きさせないサービス精神が文章から漂ってきますし、それでいて、きちっと締めるあたりは、「詰めの鋭さ」を感じさせます。

文庫で大幅に追加された「切れ負け勝負激闘編」も将棋ファンにとって興味深いですが、棋譜が分からなくても、その巧みな文章から勝負の厳しさが伝わってきます。




最古参将棋記者 高みの見物 (講談社プラスアルファ新書)
販売元: 講談社

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将棋名勝負の全秘話全実話 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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名棋士81傑ちょっといい話 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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古典詰将棋 (光文社文庫―光文社将棋シリーズ)
販売元: 光文社

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楽しむ詰将棋 (光文社文庫―光文社将棋シリーズ)
販売元: 光文社

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天才詰将棋 (光文社文庫―光文社将棋シリーズ)
販売元: 光文社

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羽生先生の詰将棋は難解で複雑だが、めずらしいことに初級者用の詰将棋本である。詰将棋よりも若き日の羽生先生の写真が多数掲載されているので、そちらのほうが価値があるかも。




二上詰将棋 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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