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和書 492268 (123)



寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1))
販売元: 浅川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今まで多くの棋書を買ってきて、今までの森先生の本は結構「外れ」が多く、
本書もその一つだと思って期待せずに手に取りました。
ところが、本書と応用編、ともに棋書として質が高く、購入しました。

手筋自体は、24で初段〜2段の自分にとっては真新しいものはほとんどありません。
ただ、異なる制約条件下の似た問題を連続して解く(角・銀を渡してはいけない問題→飛車・金を渡してはいけない問題、など)など、考えるトレーニングとしては有益でした。構成がよく練られていますし、解説も質が高いです。

本書での「寄せ」は、頭金をねらうとかいうレベルよりは先の、実戦に現れそうなものが多く、なにより、解説に力を入れているので、問題数はそれほど多くはないですが有益です。森先生は見開き1ページ形式でなくて、本書の形式の方があっているかもしれません。一気に印象が変わりました。それぐらい、本書と応用編は良書です。

そこそこの実力(24で2〜6級ぐらい)の人にとって特にいい本かと思います。新しい本でいうと、本書をクリアして羽生先生の「羽生善治の終盤術」に行くのがよいでしょう。
自分にとってTop10からは漏れますが、たくさん買った寄せ関連の図書の中ではかなり有益な部類に入ります。おすすめします。




寄せが見える本〈応用編〉
販売元: 浅川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

基礎編に続いて、名著です。終盤について勉強しようと思ったら、基礎編と応用編の2冊をまず読みましょう。基本となる手筋のパターンをひととおり覚えた基礎編に対し、応用編では実戦での使用方法を学びます。特に、自玉の状態によって相手玉の寄せに採用する手筋が異なり、捨て駒の順番が変わってくるというあたりは、読んでいて目からウロコでした。文体は、受験参考書で言えば、教科書の内容を噛み砕いた「実況中継」のようにリアルでわかりやすい。終盤の基本的な考え方はこの2冊で十分に思います。初中級者で終盤を初めて学ぶという方にぴったりです。




最強将棋塾 佐藤康光の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

トップ棋士の読みの手法を丹念に解説した一冊。
何故こう読むのか、何故この形に組み上げたのか、だからどう指すのか。
局面ごとに思考の一端をかいま見る事が出来、非常に為になる(なった気がする)一冊です。
その点、個人的には名著の部類に入れたいのですが、編集の方に大問題があります。
何と、ほとんどの箇所で、本文と局面図が別ページにあるのです。
一目で局面図を暗記し、頭の中で容易に手順をなぞることが出来る有段者ならいざしらず、
それが出来ないレベルの読者にとっては、めくって戻ってまためくって。
読むのにかなりの努力を強いられる事になります。
この点、非常に残念ですね。内容自体は本当にいいのに。

この問題、「戦いの絶対感覚」シリーズ全般に於いてある問題です。
エディター陣の今後の仕事に期待しましょう。




四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

質量ともに素晴らしい、四間飛車の定跡書です。一つ一つの変化に対してが大変丁寧に解説されており、局面図が多いのでどんどん読み進めていくことができます。一方で独特のレイアウトを採用し、ボリュームも満点となっています。

このシリーズは道場でいう級位者(24でいう中級低級)向けに書かれていますが、道場初二段・R1000オーバーの多少自信のある四間飛車党にもオススメできます。やはり、好手を指す前に悪手疑問手緩手を指してしまってはきついわけで、基礎基本をしっかり養うという意味でオススメです。

この第一巻は急戦を取り扱っていますが、中盤の終わりから終盤あたりまで踏み込んで解説されているところも嬉しいですね。攻めのセンスを養いにくい振り飛車党のニーズをがっちり捉えています。




四間飛車を指しこなす本〈2〉 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

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質量ともに素晴らしい、四間飛車の定跡書です。一つ一つの変化に対してが大変丁寧に解説されており、局面図が多いのでどんどん読み進めていくことができます。一方で独特のレイアウトを採用し、ボリュームも満点となっています。易しく書かれていますが、道場初二段・R100
0オーバーの四間飛車党を自認する人にもオススメできます。

この第二巻は居飛車穴熊編ですが、序盤から敵陣を突き崩す急戦、作戦勝ちを許さず堂々と敵陣を攻める持久戦など、勉強になる攻め筋がたくさん詰め込まれています。一度読めば、勝敗は別としても、組み負けたり手が詰まって困ったりするとは少なくなると思うし、何度も読んで実力が追いついてくれば、「穴熊ならありがたい」と感じられるようになると思います。




四間飛車を指しこなす本〈3〉 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

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質量ともに素晴らしい、四間飛車の定跡書です。一つ一つの変化に対してが大変丁寧に解説されており、局面図が多いのでどんどん読み進めていくことができます。一方で独特のレイアウトを採用し、ボリュームも満点となっています。1.2巻は基礎基本を丁寧に解説しているのですが、この第三巻は藤井システムにかなりの紙数を割いており、若干難易度が高いかなという気がします。上級者にとっては参考になると思いますが、入門者や中級者にとっては有り難味が薄いと考え、★四つにしました。

とはいえ、まだまだアマの将棋では指されている、左美濃や位取りの対策が丁寧に解説されており、このあたりは実力に関わらず勉強になると思います。




将棋新理論 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

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まず谷川永世名人の本はどれも「ひらめき」を感じます。
それと同時にアマチュアとプロの隔たりをも痛感させる。
どういうことかと言えば、例えば羽生流だと序盤から割りと
堅実に駒得を狙いますし、終盤もやはり持ち駒を意識して戦う。
一方、谷川流は終盤に近づくと持ち駒を一気に使って敵を倒す
いわゆる「光速流」ですが、素人は真似できない。

だから本書は駄目かというとそうではなくて、谷川流には
ちゃんと速度計算があるのだよと説明した本です。

実際、いくつ駒があれば詰むかなどの問題を解いてみると
面白いし、他の棋士にはない谷川独特の説明の仕方は
ユニークで頭に残りやすい。

次の1手などは一般的な発想からすると奇想天外に思えますが、
谷川流の緻密な計算が働いています。




谷川浩司の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

テーマから実際に自分で読んで正解手を見つけるのは、難しいですが読み物としてみれば、プロの読みや感覚が存分に味わえます。大好きな谷川先生の著作の中でも、かなり力の入った作品だと思います。

ただ途中図や参考図がページをめくったところに在ったりして、とても参照しにくい位置にあり、異常に読み辛かったです。羽生さんの方はスムーズに読めたのに、残念。




羽生善治の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

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この局面でどのような構想を立てるか、というのが絶対感覚シリーズの特徴である。
本書の題材は、主に羽生先生の実戦から出題されているが、どれもかなり難解に見える局面ばかりである。その局面での急所を捉えるべく、羽生先生がどのように考え、着手までに至ったのかがよく分かる。読んだあなたは、トッププロの読みの深さに脱帽させられるだろう。特に押さえ込みから逃れる時に見せた、羽生先生の一連の構想に、将棋というのはこんなに奥深いものだったのか、と感じずに入られなかった。

対象棋力 アマ有段以上〜   

従来の次の一手型式の手筋本とは一味もふた味も違います。
プロの大局観を実感できます。




森内俊之の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)
販売元: 河出書房新社

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巻末に参考棋譜として挙げられている森内先生の36の実戦をもとに、序盤・中盤・終盤の計42局面を次の一手形式で解説したもの。次の一手形式をとってはいるが、重要なのは、先生がまえがきで書かれているとおり、その解説である。解説では、各局面での森内先生の読み筋が丹念に検討されており、これをきちんと理解すればかなり力がつくと思う。

並べるだけでも大変勉強になるだろう参考棋譜36局分に、その局のポイントとなる部分での森内先生の読み筋満載の解説。とても贅沢かつ素晴らしい棋書だと思う。初級者から上級者までそれぞれの楽しみ方で楽しめるのではないだろうか。


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