和書 492274 (90)
季刊〈道〉 (No.150(2006秋号))
販売元： 合気ニュース
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特集「意識改革から行動へ」コロラド合気道合宿報告は読み応えがあった。流派を超えた世界各地からの参加者の真剣で素直な学ぶ姿勢と、それに対する宇城師範、五月女師範、主催者である池田師範の武道の本質を伝えようとする真摯な姿勢の熱気が伝わってきた。「相手のことの起こりを制する」「相手の中に入り無力化する」言葉で言うだけでなく、それを実践できることのことのすごさを参加者は味わったのだろう。さらに宇城師範が「気」を送ることで参加者自身がその実践ができるようになることは、「気」の持つエネルギーとしての奥の深さを証明しているようであった。人を育てるということの本質の一つはこの「気」を相手に送ることなのかもしれない。
対談「科学と気の可能性」も非常に興味深い。武道において「気」が紛れもない事実として存在することが示されているにもかかわらず、科学がその解明に深く立ち入れていないのではという宇城先生の問題提起、そしてそれに対する清水先生の現時点の科学の限界を素直に見とめながらも、自身の生命の本質に対する深い洞察から繰り出される見解、これらは大変内容が深いし、今後の科学の発展の一つの方向性を示している気さえする。
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気くばり健康法 四季折々に起こりやすいケガの予防法
販売元： 北国新聞社
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気功と中国武術―力まない武術と特異功能の謎
販売元： ベースボールマガジン社
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気功導引法―中国秘伝健身術
販売元： 愛隆堂
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若かりし頃（二十歳くらい）、たまたま本書を手にして序文の気功に関する文章にすっかり陶酔し、本書に記されている「易筋経」、「十二段錦」などを日々実践した。当時まだ学生で暇だったので、鍛えているうちにすっかりブルース・リーのような体つき・性格になったのを覚えています。
「易筋経」は、主に体を鍛えるための体操で、ボディビルダーのようなスピードの遅い”重たい”筋肉を作るのではなく、カンフーのようにスピードと”気”が入ったパンチを出せるようになります。また、格闘技やスポーツ、力仕事の時に効率的な体の動きが無意識に出来るようになります。気が満ちて喧嘩っ早い性格になってしまうので、一般のサラリーマンのような方がフィットネス気分でやる場合には、ハマリ過ぎないように気をつけた方がいいでしょう。うつっぽい人や慢性疲労で悩んでいる人は、少し易筋経でリフレッシュすれば、気分がサッパリして気が充実し、若々しい気分を取り戻せます。
「十二段錦」は、普通の人は開通していないと言われている、経絡の任脈と督脈を開通させることを目的とした、絶倫のパワーを得る鍛錬法。ほとんど座ったままで行い、呼吸圧迫を利用して全身に気をめぐらせる。これを行うと、本当の意味での”気功”を体感でき、気分がサッパリ穏やかになる。易筋経のように体が鍛えられるというより、全身に気が充実する体を作ることができます。
いずれにしても、この本の内容のエクササイズが、日本国内で一般向けに伝えられている、ただゆっくり動いて呼吸したりする気功とは決定的に違うところは、”呼吸圧迫”を利用して気を押し流して鍛錬することかと思います。格闘技や武術に詳しくないので、その方面で当たり前の術なのかどうかは知りませんが、一般の方がこの本の「易筋経」の鍛錬などをはじめたら、本当にすぐにうつ病など吹っ飛んでしまうのではないかと思うような精悍な精神とキレのある体を得ることが出来るように思えます。
この本で易筋経によりかなり体が鍛えられていたときには、何かにぶつかったり、尖ったものが肌に刺さったりしても、痛みが「痛い！」という感覚ではなく、単なる強い刺激が来た！という感覚に変わり、痛くないのです。単なる刺激なので、痛みが尾を引きません。また、ケガで出血してかさぶたになっても、子供の頃のように傷口の治りが早かったのを覚えています。
この辺りは、気骨の無い平凡な現代青年でも易筋経で鍛錬するだけでここまで肉体と精神をきたえることが出来てしまうというのは、まさに少林寺最高峰の秘伝の鍛錬法なのではないかと思っています。
その他に病人やお年寄り向けの「腕振り健康法」は、船井幸雄がオススメしているものとソックリ（ていうかほぼ同じ）の健康法ですね。
ということで、”気功”とか”気”を自分で体感して極めたい人にはオススメです。
そして、この本で紹介されている易筋経は、著者自身もかなりの中国武術の達人ですし、本格的に鍛えればかなりの域に達することができそうですので、少林寺秘伝の本物の方法に近いのではないかと思っています。
奇人横綱 男女ノ川
販売元： 徳間書店
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北尾光司の相撲界言い捨て御免 (TAIRIKU BOOKS)
販売元： 大陸書房
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相撲界の問題児、北尾の自伝です。幼き頃、横綱時代、相撲界のこと等が書かれていています。
所々プッと吹きでますが、自分の都合よく書いてあることもあります。
それより、北尾自身美男子だと思っていたなんて苦笑です。
北朝鮮版 力道山物語
販売元： 柏書房
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プロレスしか知らない人にはとんでも本のひとつでしょう。北朝鮮問題しか興味のない人には、単純なプロパガンダの本の1冊でしょう。両方わかる人にはなかなか興味深い1冊だと思います。力道山という海峡の狭間に存在せざるおえなかった英雄の姿を海峡の向こう側から描いた作品です。
力道山という戦後の英雄の一人が現在の北朝鮮をその故郷とし、望郷の念を強くもった朝鮮人だったことは公知の事実です。また、相撲界をやや不可解な状況下で去っていったことも事実のようです。このような複雑な状況を適切に理解するためにこの1冊だけでなく、他の力道山についてのまじめな本も併読することをお勧めします。
ただ、こんな感じに真剣に考えるのではなく、北朝鮮版「プロレススーパースター列伝」を読むようなのりでとらえるべきなのかもしれません。
いずれにせよ、この本の出版のリスクを負った出版社の勇気を称えたいと思います。しかし、この絵、なんとかならんかったんですかねえ。
規定楊式太極拳入門 (太極拳ハンドブックシリーズ)
販売元： BABジャパン出版局
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規範合気道応用編 2[ビデオ] (2)
販売元： 出版芸術社
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規範合気道応用編 3[ビデオ] (3)
販売元： 出版芸術社
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