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和書 492318 (264)



日本酒案内―こんなときにはこの1本
販売元: 小学館

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日本酒おもしろ雑学事典―祝い酒・ほろ苦酒・愛と涙にいつも酒がある
販売元: 講談社

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日本酒鑑定官三十五年―おいしい日本酒の造り方、味わい方
販売元: 並木書房

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 国税庁日本酒鑑定官という人たちがいる。1年間に数戦ものお酒を利き酒するという仕事だ。もちろん、利き酒するだけではなく、技術指導し、時にはお酒の普及のために新しい商品の企画すらも行なう。利く酒も日本酒にはとどまらず、焼酎や泡盛、ワインまである。蓮尾氏は国税庁で35年2ヶ月にわたって鑑定官として活躍してきた人だ。いわば、日本酒を陰で支える仕事をしてきたというわけだ。それだけに、本書の最大の興味は、鑑定官というのがどういう仕事なのかということに尽きる。
 実際のところ、どういう仕事だったのかは、読んでいただければと思うが、肝臓に負担がかかり、髪の毛が少なくなるような仕事について、蓮尾氏は淡々と語っていく。その中でもう1つ気付くのは、この35年の間にお酒がどのように変わっていったのか、その歴史が浮かび上がる事だろう。入庁時は、吟醸酒がまだまだめずらしく、初めて飲んだ蓮尾氏はびっくりしたというエピソードも書かれている。さらに級別廃止や消費量の減少といったことも語られる。鑑定するということは、評価を下すというだけではなく、どういった商品なら市場に受け入れられるのかということまで考えていかなければならない。そういう35年だったという事だ。
 蓮尾氏は現在、日本酒造組合中央会の理事である。本書を書いたきっかけは、最初こそお酒のことをのんびり書こうというものであったが、前述のように消費は減少し、「間違ったことを書いているお酒の本が出回っている」という危機意識による。中でも「日本酒よりも焼酎やワインの方が体にいい」というような言説に対して、「日本酒も体にいい」ということを示した「日本酒健康法」の章は、本書のもう1つの特徴となっている。グラフやデータなどを示した、説得力のある文章だ。日本酒の造り方や味わい方、歳時記まで書いた本書の後半の中でもこの部分は読んでためになる。何より、薬として適量を飲むということを、蓮尾氏は強く訴えている。
 今後、日本酒はどんな展開をしていくのか。本書から読み取れるのは、ソフトタイプの日本酒の定着と、文化性を中心に据えた日本酒の復権を目指すということになるだろうか。まさにそのことが、蓮尾氏の現在の仕事なのだろう。




日本酒がうまい大人の居酒屋 東京編
販売元: 戎光祥出版

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日本酒がわかる本―酒通になれる本!!
販売元: 三一書房

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日本酒がわかる本〈PART2〉ラベルで味がわかる!!
販売元: 三一書房

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新版 Tastes of 1635 日本酒ガイドブック
販売元: 柴田書店

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全国495蔵元・1635銘柄の日本酒を地域別に区分して蔵元の紹介から始まり、蔵を代表的する銘柄3点について香り・味わい・アルコール度数・日本酒度・アミノ酸度・原料米・精米歩合・使用酵母・小売価格と細かく記載されていて日本酒を選ぶ際の参考になります。日本酒好きには必携の書物です。しかしながら、まだまだ紹介されていない蔵元も多いのが残念です。




日本酒ガイドブック―Tastes of 1212
販売元: 柴田書店

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日本酒スペシャル・セレクション488―全国の蔵元が誇る、珠玉の銘酒たち。
販売元: 日本文芸社

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日本酒全国蔵元名鑑〈’99〉
販売元: フルネット

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