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和書 492318 (281)



ビバ・オヤジ酒場―酔っ払いヴィジュアル系
販売元: ワニブックス

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  参考文献が良かったからだろうけど、東京の良質なオヤジ酒場がしっかり網羅されていて、ガイドブックとしても合格!しかも監修になぎら健壱を迎え、巻末にはそのなぎらに加え、太田和彦のインタビューを掲載するなど、気合が入った仕上がり(ページ欄外のなぎらの一口コメントがでしゃばってなくて、嫌味じゃなくってなかなかいいのよ。まさに監修って感じで)!
  なんといっても、「OLヴィジュアル系」のかなつ久美率いる美女三人組「酒の子ルンルン」による漫画レポートってコンセプトが秀逸。オヤジのオヤジによるオヤジ酒場って、閉じてるし陳腐で、発見がないもんね。レポートの後の「反省会」って押さえもいいよね(ほら、男子の風俗のあとの「反省会」のノリですよ)。
なぎらは「はじめてその店に入るってときに、何の抵抗もなくスッと入れたんじゃおもしろくないんだよね。入るのにもちょっと勇気がいって、入った瞬間、常連の視線がザッと集まる。なにやら新参者にはわからない掟のありそうな、空気の読めない店がおもしろいのよ」ってインタビューで答えてるんだけど、まさにその通り。オヤジ酒場とは異質な美女三人組を主役に投入したことで、読者は、あの、はじめての店に入るときのドキドキ、ワクワクの緊張感、高揚感を共有できるんだよな。あと、実際はドキドキして入っても、あまり想定外の出来事や居合わせた人々との交流なんてしょっちゅうはないんだけど、ギャルをぶち込めばそれなりの化学反応が生じるわけで、読者が居酒屋に期待するドキドキ、ワクワクな気持ちを、デフォルメ、増幅してくれるんだよね。
「女性のための大衆居酒屋案内」ってサブタイトルが付いているんだけど、これ買うのは、やっぱ男だろうね。って言っても、最近の20代は3人に1人は酒飲まないっていう統計もあるらしいから、結局オヤジが買うのか。酒飲みには居心地の悪い世の中になってきたねぇ。




ビールうんちく読本―ニガ味にこだわる男たちへの48話
販売元: PHP研究所

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ビールうんちく読本―ニガ味にこだわる男たちへの48話 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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ビールへの旅―オーストリア/チェコ/ドイツ・バイエルン
販売元: 郁文堂

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ビール革命―なぜ、いま銀河高原ビールなのか
販売元: IN通信社

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栄養満点 ビール酵母でラクして痩せる。
販売元: ワニブックス

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ビール・地ビール・発泡酒
販売元: 文芸社

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ビール・地ビール・発泡酒
販売元: 文芸社

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ビール世界史紀行―ビール通のための15章
販売元: 東洋経済新報社

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数年前に読んだ本ですが、今読んでも面白いです。

各章は独立していますが、ビールの発祥から重要な歴史上の分岐点など、雑学的な部分も含めて非常に興味深く、楽しい本です。

少し前まで自分でビールを造っていたこともあり、ビールについての本は他にも数冊読みましたが、この本が一番読み応えがあり、面白いと思いました。

この本を読むと、いかにビールという物が奥が深く、ワインや日本酒などと比べても決して引けをとることのない、人類の文化の一部であることが、よくわかります。反対に、それまでの自分が、いかに日本式の、画一的に押しつけられたビールのごく一面しか知らなかったかということが、よくわかりました。

ビールに興味がある方には、一番のお薦め本です。




ビール大全 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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思い立ってビールに関する本をざっと漁ってみている。
著者の渡辺氏はフリーライターで週刊誌にもグルメやビール関連の記事を書いているそうだ。

本書が類書と決定的に違うのは、知識としてのビール、趣味としてのビール、ではなく、文化としてのビール、という視点に立っている点である。

ビールを単なる商品やモノとして百科事典的に扱うのではなく、あるいは食通やコレクターら好事家の趣味的アイテムとして扱うのでもなく、人間の生活や文化や歴史、人と自然とのかかわりのなかでビールを捉えている。ビールにまつわる文学作品の引用も多彩で、デフォーのロビンソンクルーソー、滝沢馬琴の椿説弓張月、トーマス・マンの魔の山、ジョイスのダブリン市民、フランクリン自伝、ランボーやボーボワールの詩などなど、枚挙にいとまがない。

著者はイギリス、アイルランド、ベルギーなどヨーロッパのビールの本場も数多く訪れているが、おそらくは他の仕事で行ったもので、わざわざビールを飲みに行ったわけではない。その意味でも著者にとってビールは趣味ではなく、あくまで生活の一部としての嗜好品、なのであろう。

ともあれ著者の博学には舌を巻く。ビールを語るには、単にモノとしてのビールについて知識がある、あるいは飲んで味を知っているというだけはまったく足りない、ということがよくわかる。そのあたりの雑学的トリビア本とは一線を画す。読んで決して損のない本である。


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