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和書 492410 (28)



13人目の探偵士 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

山口雅也氏の処女作といえば、『生ける屍の死』があまりにも(?)有名な訳ですが、実はそれに先立って上梓されていたのがこの作品。
いわゆる「ゲーム・ブック」であった為、ミステリ小説としての位置付けをされなかったのかもしれませんが、然しこれは紛れもなくミステリの一級品です。それで、新たに小説の形式に仕立て直したのがこちら。

記憶をなくして目覚めた男が、殺人犯の容疑をかけられながら、「探偵士」に事件の調査を依頼します。

「キッド・ピストルズ」シリーズの読者にはお馴染みの、例のパラレル・ワールドの英国が舞台になってます(キッド・ピストルズとピンク・ベラドンナが初登場!)。そこは、小説の中に描かれた「名探偵」たちが、実在の人物として活動している世界。かのシャーロック・ホームズも、かつて偉大な功績を残した伝説的な名探偵として、現代の探偵士たちに崇められている、といった具合。
で、主人公の男が依頼する探偵士は複数居て、探偵士毎にその調査、推理の趣向、解決の内容までが違う、という。それぞれに個性的な探偵士たちの饗宴は見所ですな。更に、ダイイング・メッセージ、連続殺人、アリバイ崩しなど、いわゆるミステリのコードがふんだんに盛り込まれた、贅沢な一品でもあります。読み応えありますよ。

そして最後には意外な犯人と意外な結末(オチ)が。ここはいかにも山口氏らしいという。

ところでこの作品――ゲーム・ノベルの方ですが、以前プレイステーションでゲーム化されています。実は僕はそのゲームを先にやってまして(原版のゲーム・ノベルは未読ですが)、で、内容的にはほぼ同一なのです。然し、ゲームでやるのと小説として読むのとではやっぱり別物の味わいですし、ゲームはゲーム、小説は小説ならではの表現や魅力に満ち溢れているわけで、だから僕と同じ様な経験を持つ方にも何ら留保なくお奨めできるのでした。本当。




13人目の探偵士 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 もともとはゲームブックとして書かれたもの。1987年にJICC出版局から刊行されたのだが、それが東京創元社の戸川氏の目に留まり、普通の小説形式に加筆修正されて1992年に単行本として出た。さらに2002年に講談社ノベルズに入るに当たり、新たな登場人物を加えるなど大幅な加筆を行い、復刊。それをまた文庫化したのが本書。
 キッド・ピストルズやブル博士の最初の作品に位置づけられる。英国のパラレル・ワールドを舞台としており、ホームズやモリアティの子孫が出てきたりする。
 ミステリとしてはまあまあ。ちょっとやりすぎのような気も。
 かなり加筆修正を行ったようだが、ゲームブックだった痕跡は隠せていない。まとまりがなく、不自然な部分も多い。小説としての完成度は低い。




13年目のライバル (キャラ文庫)
販売元: 徳間書店

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面白い作品を書く岩本薫さんの作品のなかで印象に残る作品ではない。
今回、登場人物の誰もが魅力がなかった。丁寧に書いているのだろうし、あるレベルはキープできているのかもしれないが、読後に何にも残らないのだ。
ありがちなシチュエーションをどう読ませるのか。
これが実績も積んでいる人の腕のみせどころである。残念ながらこれではだめだといいたい。
さくさく読めるものが悪いわけではないが、記憶に残らないものを書いてはいけない。このシチュエーションが好きな人は多分楽しめるかもしれませんが、勝負しなかった感じがぬるい。
破綻してもいいから、凄い怪作を書いてください。




13才 ママはライバル (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

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佐保ちゃんのシリーズ第一段。片思いの男の子が自分の若いお母さんに憧れてしまう設定です。でも、自分にとっても憧れのお母さん。佐保ちゃんの複雑な心境にはまってしまいます。是非読んでみて!




13日の金曜日 (ハーレクイン・エクスタシー)
販売元: ハーレクイン・エンタープライズ日本支社

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13日の金曜日 (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社

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13日間―キューバ危機回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀)
販売元: 中央公論新社

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キューバ危機の13日間を簡潔にまとめた本。
冷戦が終わり核戦争の危機は遠のきましたが,危機を回避するために知恵を振り絞ったアメリカ首脳部から学ぶべき事は多い。
ケネディ兄弟、マクナマラ、フルシチョフ、聡明な彼等がこの危機の操縦にあたった事は,私達人類にとってラッキーでした。
安全保障を考える上で欠かせない本です。




13星座の星占い―「蛇使い座」の発見で、あなたの運命はこう変わる (ノン・ブック)
販売元: 祥伝社

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13月の悲劇 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)
販売元: 白泉社

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<オカルト>13月の悲劇・・・俳優の隠し子のマリーが、母の死後、寄宿舎つきの学校に入れられ、規律のきびしい学校だと思っていたら、悪魔の学校だったというお話です。友人を殺され、父に魔の手が伸びていることを知ったマリーが、偶然親しくなった男性カルロスと共に、徹底的に戦う、勇気あふれるお話です。
<パニック>金色の闇が見ている・・・エスターは体の弱い弟サミュエルの療養のため、親戚の家に滞在することになります。その街は、ねずみの駆除のために飼った猫が増えすぎて、人々に疎まれていました。サミュエルの猫二匹も、保健所に連れて行かれ、内一匹は殺され、一匹は逃げて人を襲うようになり、次第に凶暴化する猫の集団の中で、リーダーにのし上がっていきます。
<ロマンの魅力>冬のひまわり・・・ニコラは子供の頃、奇妙な絵を見ました。それは少年の肖像画なのですが、背景を見ると、雪の中にひまわりが咲いているのです。ニコラは大きくなっても、冬に咲くひまわりのことを忘れることができません。その間、家運は傾き、暮らしがかわり、家族の期待を受けて、将来の伴侶を得るべく有名校に進んだニコラは、ニュースで山で遭難して生還した人が雪の中でひまわりを見たと話すのを聞きます。それに加えて絵の元の所有者にも会います。ロマンを求めるすばらしさを確信したニコラは、それまでの交友関係を絶ち、山登りを始め、冬のひまわりを探します。
<運命の不思議さ>ポリアンナの騎士・・・ポリアンナが困難に差し掛かった時、いつも助けてくれるレナード。それはポリアンナが生まれてくる前からして、そうだったのです。二人は何度も出会いと別れを繰り返します。

子供の頃は単行本で持っていた13月の悲劇が一番気に入っていて、冬のひまわりは何とも思わなかったのですが、40歳の今読み返してみると、冬のひまわりが一番心に残りました。人に理解されなくても、ロマンを追い求めることはすばらしいです。




13月王のソドム (講談社X文庫ホワイトハ-ト)
販売元: 講談社

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話に引き込まれていきました。
区切りがいいのか悪いのか、といったところでいったん終わっているのですが、今後リンは?シグマはどうなるの!?って感じで気になります。

できれば心から愛し合う二人として結ばれて欲しいです。期待しているんですが・・・これで何かが起きてアンハッピーになったら嫌かも。
なにぶんシグマが問題を背負っているようですし、性格がアレですから不安ですが・・・。

連牙やスバルは私は深読みして楽しんでます。色々な意味で絡んでくれると嬉しいです。


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