和書 492410 (202)
DNAとの対話―遺伝子たちが明かす人間社会の本質 (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房
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DNAと遺伝情報 (岩波新書 黄版 265)
販売元: 岩波書店
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DNAに負けない心 (新潮OH!文庫)
販売元: 新潮社
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DNAの迷宮 (ハーレクイン・スーパーロマンス)
販売元: ハーレクイン
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DNAは知っていた (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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内容紹介を見ると劇的な犯人逮捕までの物語のように思っていたけど、これは裁判の傍聴を契機にしたノンフィクションなので、小説のように細部までの謎を解き明かしてくれるものではありません。読み終わっても幾つかの疑問は不明のままだし、判決が事件の真相を証明したとも言えないのでしょう。
この事件の動向を追うのと同時に司法科学においてDNAがどのように登場し、利用されるようになったかを綿密に取材して書かれてあります。どちらかというと、こちらの方が興味深く、もう少し詳しくても良いかと思うほどでした。ジェームス・D・ワトソンの「DNA」の第10章の補完的に読めるので、「DNA」を気に入った人は買いでしょう。
詳細な裁判シーン等もあり、盛り沢山の内容は読者の幅を狭めるのではないかと心配しますが、単純な物語を予想していたことを良い意味で裏切ってくれました。
ラストで作者と登場人物(被疑者)との交流による作者の心情が書かれているのですが、女性らしいと言えばそうなのかも知れませんが、特に殺人事件を題材にしたノンフィクションには不要でしょう。
DNA学のすすめ―躍動する生命の二重らせん (ブルーバックス (B‐582))
販売元: 講談社
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この本そのものは20年以上も前に書かれたものだが、分子生物学が発展した現在でも充分通じるほどの濃い内容で、DNAのことを知りたい人にはオススメの一冊である。最近出たワトソンのDNAより、遙かに得るものは多い。もちろんワトソンの本ほどわくわくしながら読むという類のものではなく、淡々とDNAの物質としての正体を知りたい人に最適である。とはいえ、著者の文章力はすごい。
DNA考古学のすすめ (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善
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安田教授の「環境考古学のすすめ」に佐藤洋一郎研究室が取り上げられていたので読んでみた。一読しただけでは、いったい何が書いてあるのかぴんとこないが、再度読んで何となくイメージがわいてきた。第3章から第5章辺りの具体的な成果に関する記述がおもしろい。
本書が述べているのは、DNA鑑定という技術が進歩することによって、これまでの考古学的調査では見えない物が見えてくるということである。例えば、日本の遺跡で発見された稲籾でも、遺伝子が分かれば種類が分かり、それが中国起源ではあり得ないこと、あるいは朝鮮半島起源ではあり得ないことが分かるということだ。また、同じ樹の種類でも暖かいところに育つ物かどうかで当時の気候が分かるといった話は「環境考古学のすすめ」にもつながる話で分かりやすい。さらに言えば、もう少し突っ込んで、そこで発見された事実が何を説明しているのかも意味論として仮説を提示して欲しかったと思います。
ただ、やや混乱を生じるのは、記述内容がDNA分析に限られておらず、顕微鏡的観察による成果もまぜこぜに書き込んであることであろう。
また、冒頭部には、引用として「DNA考古学」の特徴が挙げられているが、遺物の生物的進化の段階を見ることによって時間のスケールを導入できるとあるが、そもそも「進化」は地質年代的なスケールで起こると考えている素人の私にとっては、いったいそのものさしをどうやって人間の文明史といった短い時間に対して当てはめが可能なのかどうも得心がいかない。
あと、プロローグがわかりにくくイントロの意味をなしていないとか、DNA分析の技術面の説明が冗長だとか、随所に不満はありますが、続書がその辺を満足していると期待されるので、本作については☆4つです。
DNA鑑定殺人事件 (光文社文庫)
販売元: 光文社
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Doctor K (1) (講談社漫画文庫 (ま9-23))
販売元: 講談社
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Doctor K 2 (2) (講談社漫画文庫 ま 9-24)
販売元: 講談社
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