和書 492410 (312)
LIVE!オデッセイ (上) (双葉文庫―名作シリーズ)
販売元: 双葉社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
‘82年に単行本として初版が発売された作品を文庫化したもの。原作は狩撫麻礼。初出は平凡パンチ、懐かしい雑誌である。
そのライブが、一部で熱狂的な人気を誇っていたオデッセイバンド。今でいうインディーズバンドである(もっとも現在のインディーズは本来の姿を失っているのだが)。レパートリーは黒人のブルースとボブ・マーレイ、狩撫麻礼の世界である。主人公はフロントマンのオデッセイ、年齢は30歳チョット前か。日本人である。そのボーカルスタイルから“黒いボーカリスト”と呼ばれる男である。
この作品を一言で説明すると、オデッセイがある辣腕プロデューサーに見出されメジャーの階段をのぼり、最後は社会現象にもなる物語であるのだが、当然単純なサクセスストーリーではなく、エンディングにも一ひねりある。しかし、個人的にはいい作品とは言い難い。
一つは、本筋のストーリーより、作品の半分近くを占める、オデッセイの日常とはいいがたい日常を描いたサイドストーリーの方が面白く、谷口ジローの絵も生き生きとしている、ということ。
もう一つは谷口ジローの絵である。狩撫麻礼原作のマンガは、音楽を扱ったものでなくとも、登場人物の生き様にそれを重ね合わせるものが多い。好きな人にはたまらないのだろうが、そうでない人にはそれが鼻につく。私は後者である。この作品はミュージシャンを描いたものなので、そういったことはないのだが、谷口ジローの絵の出来が良くない。LIVEのシーンに汗は感じられるものの音が感じられない。間違いなく、彼は多くの資料を参考にしなんとか臨場感を出そうとしたはずである。実際、オデッセイがミックジャガーに見えるコマもある。しかし、絵がどうしても硬い。
谷口ジローの長年のファンである私にとって、あまり評価できる作品ではないが、彼が表現するのが難しいミュージシャンを描いた貴重な作品だとは思う。
LIVE!オデッセイ (下) (双葉文庫―名作シリーズ)
販売元: 双葉社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
‘82年に単行本として初版が発売された作品を文庫化したもの。原作は狩撫麻礼。初出は平凡パンチ、懐かしい雑誌である。
そのライブが、一部で熱狂的な人気を誇っていたオデッセイバンド。今でいうインディーズバンドである(もっとも現在のインディーズは本来の姿を失っているのだが)。レパートリーは黒人のブルースとボブ・マーレイ、狩撫麻礼の世界である。主人公はフロントマンのオデッセイ、年齢は30歳チョット前か。日本人である。そのボーカルスタイルから“黒いボーカリスト”と呼ばれる男である。
この作品を一言で説明すると、オデッセイがある辣腕プロデューサーに見出されメジャーの階段をのぼり、最後は社会現象にもなる物語であるのだが、当然単純なサクセスストーリーではなく、エンディングにも一ひねりある。しかし、個人的にはいい作品とは言い難い。
一つは、本筋のストーリーより、作品の半分近くを占める、オデッセイの日常とはいいがたい日常を描いたサイドストーリーの方が面白く、谷口ジローの絵も生き生きとしている、ということ。
もう一つは谷口ジローの絵である。狩撫麻礼原作のマンガは、音楽を扱ったものでなくとも、登場人物の生き様にそれを重ね合わせるものが多い。好きな人にはたまらないのだろうが、そうでない人にはそれが鼻につく。私は後者である。この作品はミュージシャンを描いたものなので、そういったことはないのだが、谷口ジローの絵の出来が良くない。LIVEのシーンに汗は感じられるものの音が感じられない。間違いなく、彼は多くの資料を参考にしなんとか臨場感を出そうとしたはずである。実際、オデッセイがミックジャガーに見えるコマもある。しかし、絵がどうしても硬い。
LOHASで行こう! (ヴィレッジブックス+)
販売元: ソニーマガジンズ
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
最初よく分からなかったけれどこの本を読んで、特別な事をするでもなく、ヨガをしたりとか自然のものを食べたりとか、自分らしい生活・自分を癒せる生活をすれば、地球にも優しい『LOHAS』なんだな。と分かりました。写真が所々にのっていて分かり易い。
Loop (アイスノベルズ)
販売元: オークラ出版
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登場人物は大学生。過去の自分が乗り移ってしまいような話で、
よくある話かと思っていましたら、思わず夢中で読みふけってしまいました!
ファンタジー要素とやや痛い展開もあるのですが、気にならない方でしたらお勧めです!
心のゆれ具合の細かさとリアルさがあり、とても面白かったです。何度も読み返しました。
LOOP (アイス文庫)
販売元: オークラ出版
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本題の『LOOP』自体はすでに既発表のものだったので、あえてここでは触れませんが、書き下ろしの『F』が思いのほかよかったので、レビューを書いてみたいと思いました。今は恋愛もすごくオープンで、人前で抱き合ったりキスしたりと、日本人のつつしみはどこへ行ったのだ!!!と激怒しようともこうした世相は容易に変わるものではないと、半ばあきらめているのですが、この小説の舞台である1960年代になると、また今の世相とはかなり違ったものがあって、そこまで古い人間でなくても何とはなしに昔を懐かしんでしまったりして、「あのころはよかった」などと年寄りくさいこと言葉がついて出たりします。そんな、高度経済成長で日本がどんどん加速度的にその本質を変えつつあり、男女間での恋は言うまでもなく、男男間の恋愛など頭の隅にさえ浮かべられない時代のお話です。主人公(『LOOP』の最後に出てくる英一の叔父さん)と友人の恋とさえいえない、ほのかに浮かんだ想いが綴られています。肉体関係といった生々しさがないのが、とりわけ想いの深さを表しているかのような気さえします。死がその枕もとに迫ってさえ、相手にそれと悟られないように振舞うその想いがじんと胸を打ちます。こんな恋を一度でいいからしてみたい。
LOOP 回転時間―「桃色四月少年」パラレル・ストーリー (花丸ノベルズ)
販売元: 白泉社
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LOOP2 回転時間―「桃色四月少年」パラレル・ストーリー (花丸ノベルズ)
販売元: 白泉社
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LOOSER〈2〉 (ビーボーイノベルズ)
販売元: ビブロス
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LOST (SEASON2-VOL.1) (竹書房文庫―TA-KE SHOBO ENTERTAINMENT BOOKS (LT-09))
販売元: 竹書房
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LOST MOMENT(2) (富士見ミステリー文庫)
販売元: 富士見書房
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前作も面白いですが、今作もストーリーの展開やキャラクターの個性が最大限に発揮され、更にドキドキさせてくれる内容になっています!!ストリートで喧嘩に明け暮れていた少年が偶然、滅亡した日本のテクノロジーで力を手に入れ<世界の滅亡>
に立ち向かいます。彼のその単純明快な性格は周囲を惹きつけ、国と国との壁を簡単に打ち壊し、その上大暴れ!イラストも綺麗で、おススメです!