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和書 492412 (64)



W殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

シリーズのフィナーレを飾るにふさわしい量と質である。いつものようにトレンディな話題に絡む殺人事件を縦軸とし、今までなかなか進まなかった朱雀と菜摘の関係を横軸として構成されているが、むしろメインは後者だろう。完全に決着がついたわけじゃないが、とにかく祝福できる結末にほっとさせられる。事件そのものも過去作と比べて不自然さが目立たず、特に対面を気にする独身男性の追い詰められた心情がよく描かれていると思う。他にも事件の発端の意外性、一歩一歩進められていく捜査の緊迫感など、優れた点がいくつも見られる。これでシリーズが終わっているのが惜しい。惜しまれるうちに散るのが華とも言うが。




Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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世評に高い、Xの悲劇を始めて読みました。
NYを走る路面電車など、今となっては古い部分もありますが、大して気にならないと思います。
一方、思わせぶりな言動で警察を煙に巻く名探偵の姿は、今の読者からすればかえって微笑ましいとさえいえるかもしれません。
読んで詰まらないかといえば、決してそのようなことはありません。アクションシーンやドラマチックな要素を期待して読めば期待はずれかもしれませんが、作者との知恵比べ、「なぜ」、「どのように」について感心を持つ人が臨めば、期待は裏切らないと思います。





Xの悲劇 (ポプラ社文庫―怪奇・推理シリーズ)
販売元: ポプラ社

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Xの悲劇 (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社

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本書は、良くも悪くも同年に執筆された『エジプト十字架の謎』によく
似ている。過去の復讐というモチーフによる連続殺人、メイントリック、
唯一この人物しか犯人ではありえないというロジック...。
しかしながら本書は『エジプト十字架』と同樣、この人物しか犯人では
ありえないというロジックに合わせんがためのご都合主義が、随所に
見え隠れするのである。

まず第一の事件では、犯人が身に着けているのが自然な物を、身に
着けていないために怪しまれるはずのところを、誰もそれを理由に怪
しんだりしないのは不自然である。これはレーンのみが犯人に目星を
つけるようにした作者の都合によるものである。

第ニの事件はとくにひどいもので、犯人は殺人とは別のある目的で
被害者を船から投げ落とすのだが、たまたまうまくいったものの、もし
も失敗して目的とは逆の結果になっていたら、誰が犯人であるか露
呈しかねない極めて危険な方法である。普通なら犯人は絶対にこの
ようにリスクの高い方法を選ぶはずがないにも関わらず、犯人にもっ
と確実で安全な方法でその目的を果たさせなかったのも、レーンに
デヴィッドが無実であることを証明させるための作者の都合である。

そして第三の事件で犯人はピストルが発見されても何の不都合もな
いにも関わらず現場にピストルを残さず、誰かに見られるかも知れな
いというリスクを冒してまでわざわざ川に投げ捨てさせたのも、コリン
ズが犯人ではないとレーンに証明させるための作者の都合である。

これらのように、不自然でご都合主義に満ちた本書だが、アンフェア
な記述がない分、『エジプト十字架』に較べればマシである。




Xの悲劇 (角川文庫 赤)
販売元: 角川書店

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Xの悲劇
販売元: 講談社

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Xへの手紙・私小説論 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 前半に収められている小林秀雄若き日々の創作集は、小林秀雄のファンにならないと読み通すのがつらいかな。断片的に鮮烈なイメージの提示はあるのだが。ただ、視点をかえると自意識が鋭敏すぎるために、創作の豊かさを断念せざるをえなかった一人の青年が、やがて日本を代表する批評家へとなってゆく過程が、ここに示されていることもたしかだ。

 表題になっている「様々なる意匠」や「Xへの手紙」は必読だが、これも一般の人が読んで、それほど面白いとは思わないだろう。むしろ、マキャベリについてとか、論語をめぐる随想が面白いと思う。なかんずく、「政治と文学」という講演体の文章は秀逸。最近の「この人たちはいったいどこをむいているの?」という政界茶番劇を見させられているだけに、ここで小林が述べている政治についての洞見はすごいと感じることしきりである。たがいに相手の欠点に乗じて自己を主張しようとする言説を思想と呼ぶのはおこがましい!、と小林秀雄が今の政界や国際関係を見てもため息をつくだろう。(私見によれば、この文章の副題は「真の思想とは?」ということである。)政治と文学をめぐっての激動を生きてきた人間の言葉には迫力がある。




YASHA (1) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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アッシュだぁ(^o^)アッシュも最初と最後は別人だったし・・・・・・(*^o^*)静も凜も十市も懐かしいタッチで描かれてますねぇ。案外、三上尊は変わってない。いや、あくまで見た目の話です。悲しく、美しく、激しく、儚い物語でしたな。




YASHA (2) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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YASHA 3 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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