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和書 492412 (69)



あかね雲 (中公文庫 A 19-4)
販売元: 中央公論新社

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あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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著者の新刊の『おそろし』を読み、しんみり感動して、つい、こっちも再読。
もうたぶん4回目くらい。単行本が出版されたときに購入してるけど、せっかくなので上下巻の文庫
で購入し直し。こんなことばっかしてっから金が貯まらないのね、と思いつつ。
出版されて久しいので、内容の概略は割愛中。

「おまえは俺を斬った。しかし、それは正しいことだった」

何度読んでも、この一言に圧倒されます。

正しいことを根拠付けるにあたって目下非常に有力なものが2つあると考えています。
ひとつは進化史的に適応の過程で人間が獲得してきた感受性や情緒性における傾向性から社
会的振る舞いの正しさを演繹しようとする進化生物学的研究。もうひとつは、経済学に代表され
る、個々人の振る舞いの大規模な集積を、個々人とは別水準で数理的な検証の俎上に上って
くるような傾向性として把握し、そこから社会状態の適正化を演繹しようとする、一部の制度設計
的な経験的社会科学的研究(大雑把ですいません)。

ひとつめの進化生物学的研究の蓄積からは、どうしたって“生存に有利”という結論を超える「正し
さ」は導けないと思うので、自分が殺されることを正しいと思える理路は、そこにはないように思えま
す。ふたつめの社会科学的な研究からは、もはや個人的な納得感とか情緒的満足感とは別の話
になってしまうので、理性的に「正しい」とは言えても、実存的に納得して「正しい」とは、もう言えな
いように思います。

そうしてみれば、この「おまえは俺を斬った。しかし、それは正しいことだった」という一言が、いかに重
大な領野を切り開くか、って話しですよ。進化生物学的研究や経験的社会科学的研究に押さ
れて、いまいち肩身の狭い日々が続く、規範的倫理学の出る幕だって、まだまだありそうな今日こ
の頃でございます。




あかんべえ〈下〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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「ふね屋」という料理屋の一人娘のおりん。
病床に臥した彼女が夢うつつの中で目にしたのは
あかんべえをする女の子。
その女の子を見えるのはどうやらおりんだけ。
そう、その子は亡者、幽霊なのだから。
ふね屋に住み着いた5体の亡者が、成仏できない
その理由は何なのか。他の人には見えない亡者が
おりんに見える理由は何なのか。
宮部みゆきお得意の歴史小説サスペンス。

そうだった、新潮文庫の「発表!今、読みたい新潮文庫」
フェアで好きな作家アンケート1位の帯がついて、
平積みになっていたから買ってきたんだった。

そのアンケートの結果にも納得の出来るものでした。
北京旅行で最後まで読み終えることが出来なかったんですが、
平日もかばんの中に入れて、空き時間に読んだりしたくらい、
続きが気になりましたね。

亡者が出てきてありえない設定ではあるものの、
読み進めて謎を解いていくうちに、
胸を打つような気持ちにさせられました。

江戸時代という設定ではあるものの、
亡者になるような人間の暗部というのは今もまた同じ。
歴史小説という体裁を使いながらも、現代社会に
メッセージを送り込む、宮部みゆきワールドここに
ありといった感じの一作でした。




あかん男 (角川文庫 緑 314-4)
販売元: 角川書店

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ひとつの装置―ショートショート傑作選〈2〉 (講談社青い鳥文庫)
販売元: 講談社

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あきらめない人生 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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はじめて寂聴さんの本を読みました。以前からとても気になっていたのですが、実際本を読んでみてとても尊敬できる人だと感じました。

この本はそのとき落ち込んでいた自分にちょっぴり勇気と自信を与えてくれたような気がします。全然難しいことが 書いてなくて読みやすかったです。元気が欲しいとき、また読みたい本です。




あきらめない人生―寂聴茶話
販売元: 小学館

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とても読みやすく、まるでそばにいて語ってくれているかのように感じる本です。言葉ひとつひとつに瀬戸内さんの人柄が伝わってきて、何度でも読みたくなります。




あぎなるど―フィリッピン独立戦話 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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あくびノオト (新潮文庫 き 4-13)
販売元: 新潮社

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 題名からして「だらけている」感じである。行動的な北杜夫と、引きこもっている時の北杜夫のどちらかと言えば、後者の部分での作品。
 なんと言うこともない日常の些事の中に、笑いを感じ取る著者の感性がたっぷり描かれている。
 ダイナミックな部分はないが、風邪でも引いて元気がないときに適当なページを開いて読んでいれば、少なくとも安らかな気持ちになれる。
 但し、咳きが出ているときは、不可。笑いすぎて咳き込む恐れあり。




あくび指南書 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 1981年に毎日新聞社から出た単行本の文庫化。
 もともと『毎日新聞』に連載されたエッセイ。「あくび指南」をはじめ、毎回のタイトルは落語から取られている。といって、内容が落語と引っかけてあるわけでもないのだが、並の落語以上に面白いのは間違いない。
 日々の生活、名に付いたこと、不満に思っていることなどを軽妙な調子で書いている。内容がしっかりしているのは当然として、言葉や文の調子が良く練られている。こういうのを読むと、阿川氏のエッセイは本当に面白いなと感心させられる。
 遠藤周作や北杜夫、宮脇俊三なども仮名で登場する。そのあたり、正体を考えながら読むのも楽しい。


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