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和書 492412 (70)



あくむ (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ドラマ“世にも奇妙な物語”が好きな人は多いと思うけど、あのシリーズは駄作も少なくない。その点、この短編集「あくむ」はハズレなし。何気ない日常の一コマから、予想もつかない恐怖が展開する怖さと面白さ。難しいことは抜きにして、とにかく楽しんでほしい一冊。




あこがれ―石川啄木詩集 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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あこがれコレクション (1) (講談社コミックスフレンド (51巻))
販売元: 講談社

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全2巻ものの第1巻。オリジナルブランド小物を作ることを夢見てデザイン学校に通う主人公が、通学先の理事長の思惑から、アパレルデザイナーへのみちに巻き込まれていくストーリー。石井さん初期の作品で、登場する男性がやはり魅力的。特殊クラスで彼女の担当教官になるTAKA先生との恋?の駆引きも魅力的なストーリー。シンデレラドリーム?乙女心をくすぐられつつ・・・一方で主人公はひたむきに努力し力を付けていく・・・。スチュワーデス物語のデザイナーバージョンかな?(←って、このことば自体死語かも…)




あこがれコレクション (2) (講談社コミックスフレンド (52巻))
販売元: 講談社

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あさきゆめみし (6) (講談社漫画文庫)
販売元: 講談社

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源氏物語の本編をこの「あさきゆめみし」で読んだのは、もう10年くらい前のことである。宇治十帖がないことには気づいていたが、大判が見つからないのは売り切れているせいだと思って、長い間探し続けていた。結局、大判は出ていなかったようで、このたび仕方なく文庫版で読了。なぜ大判が出版されなかったのか、不思議としか言えない。

最近、源氏物語を単なる放埒な恋愛ドラマとして解釈する傾向があり(江川達也のまんがはその最たる例)、それなりに古典の普及に役立っていたりもするようであるが、この「あさきゆめみし」本編(文庫版第5巻まで)では仏教の因果応報論が色濃く出ていて、華麗な中にも無常観の漂う、他とは比較を絶した傑作となっていた。これに対して第6巻からの宇治十帖編はより純粋な悲恋物語であるが、作品の完成度は高く、光源氏の生涯を描く本編にまったく見劣りしない名品である。
高校の頃苦しんだ「源氏」を、新たに文学として楽しむための入門編として、これ以上の作品はないと思う。なお、作品中の人間関係の複雑さに辟易したら、宝島社から出ている解説本「あさきゆめみしPerfect Book」(別冊宝島880)、「今だからわかる源氏物語」(同898)がともに有用である。




あさきゆめみし (7) (講談社漫画文庫)
販売元: 講談社

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宇治十帖の後半、だいたい寄生(やどりぎ)・東屋(あずまや)・浮舟(うきふね)・蜻蛉(かげろう)・手習(てならい)・夢浮橋(ゆめのうきはし)まで。これで源氏物語は幕を閉じます。

宇治十帖の最後のヒロイン、浮舟は、薫と匂う宮のふたりに想いをかけられ、しかし匂う宮の一時の情熱、薫の大君の代わりとしての愛に悩み、自殺を試みるがそれにいたらず、尼となる。俗世と、薫と匂う宮との縁を絶つのである。

この漫画では、結局浮舟は薫を愛していたことに気づくのだが、だからこそ、「ただの尼」として薫の愛を退ける。悲しい、「浮舟」という名の通りの恋である。

物語の終わりは美しい。「・・・わたくしにはわかっている いまは濃い川霧に包まれているこの流れが やがては晴れやかな空の下に出るように 川は流れ・・・走り・・・そしてわたくしもまたすべての川の行きつく先にたどりつけるだろう 走り去る流れがいつか光に満ちた大海に注ぐごとくに・・・」

強く生きるということを知った浮舟のその後を、天から光の君が見守っている。
女が強く生きることの出来る時代になった。私も強く生きていきたいと思う。

全巻読み終わった方は、各種翻訳本に挑戦してみましょう。私は谷崎潤一郎訳と橋本治訳が好きです。




あさきゆめみし 4―源氏物語 (4) (講談社青い鳥文庫 262-4)
販売元: 講談社

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あさきゆめみし 5―源氏物語 (5) (講談社青い鳥文庫 262-5)
販売元: 講談社

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あさきゆめみし(1) (講談社青い鳥文庫)
販売元: 講談社

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 残念ながら、原作漫画は、未読ですので、本書と比較することができませんが、今まで読んできた『源氏物語』は、話のすじを追うのが精一杯といった感じで、キャラクターの心理が行間から読み取れず、実際のところ、いまいち面白いと思えませんでしたが、本書に出会えて、認識を改めることになりました。
 まず、桐壺の更衣が、帝の寵愛を受ける以前から、物語が始まるのが新鮮でした。特殊な環境や時代設定にもかかわらず、孤立無援の大人の世界(宮中)で、一人の少女が感じる不安や心の揺れが、実に繊細に丁寧に描かれており、不思議と、桐壺の更衣が、普通の少女と似たような存在に思えてしまう心理描写の上手さに、グッと心を掴まされました。それは、相手の帝自身にもいえることであり、葵の上、六条御息所にもしかり、それぞれのキャラクターが、思い悩む内面を深く掘り下げることで、キャラクターの言動が、きわめて自然に見えてくるからスゴイと実感しました。あの意地悪役の弘徽殿の女御の言い分さえ、納得できてしまいます。
 『源氏物語』が、こんなにも葛藤の多い人間ドラマの群像劇だとは知りませんでした。
 イラストも口絵を含め豪華で、古典の知識も欄外に説明があるので、小説としての面白さとあわせて、実に贅沢な内容です。児童書扱いだけにしておくのは、実にもったいないと思います。
 






あさきゆめみし―源氏物語 (1) (講談社漫画文庫)
販売元: 講談社

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 源氏物語をもとに、光源氏の生涯を描いた『あさきゆめみし』。古典の副読本にしたいほどの名作です。まず、何と言っても絵がきれい。姫君たちの十二単や小袿、公達の直衣など一枚一枚が美々しいばかりですし、几帳や脇息、御簾といった当時の貴族の生活用品も細かく描かれています。光源氏の姿もまさに、絵に描いたような美しい貴公子です。源氏の君が舞った「青海波」なども見られ、活字だけではどうしてもイメージしにくい平安の御所の様子が目の前に浮かび上がってくるようです。
 とはいえ、当然作者ならではの解釈や創作も入っているので、源氏物語そのものではありません。例えば、光源氏が人妻に襲いかかるシーンがカットされていたり(後で回想で出てきますが)、泣いて嫌がる若紫を無理やり拉致するという変態じみた行為は、泣いて光源氏と離れるのを嫌がる若紫を自分の邸に連れ帰ったというように巧妙にさしかえられています。また、桐壺帝と桐壺の更衣の馴れ初めや源氏の幼少時代は創作されてますし、藤壺の宮や葵の上といった「源氏の女たち」の光源氏への想いも作者なりの解釈が加えられています。それがいけないというのではなく、むしろ逆に源氏物語が読みやすくとっつきやすいものになっていると思います。ぜひ一度、壮大で華麗な平安絵巻に触れてみてはどうでしょうか。



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