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和書 492412 (164)



さよならの理由(わけ) (双葉文庫―名作シリーズ)
販売元: 双葉社

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さよならをもう一度―自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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学生の頃、赤川次郎にかなりはまってました。久しぶりに読んでみたのですが、やっぱりうまいですね。テンポが良くて、読みやすい、しかもとても怖い。おどろおどろしくなく、都会的なだけにかえって怖いのですね。




さよならを言うまえに―人生のことば292章 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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 文化に「ハニカミ」とルビを振ること、大賛成。
 教養とは、ハニカミを知ることなり(私はこの言葉は「エホバを畏るるは知識の本なり」という聖句を基に太宰が作った言葉と見ている)。
 「含羞」(はにかみ)、「羞じらいを含む」、いい言葉だねえ。
 太宰治が放った言葉の断片の数々、一つの言葉を選ぶ、それは、千の言葉を捨てることだ、太宰の言葉そのものも、素晴らしいのだけれど、選者のセンスも光っている。「如是我聞」が最後に配されている点もいい。どなたか、すでに指摘されたことかもしれないが、「如是我聞」は、太宰文学を読み解く一つの鍵である、と私は考えているからだ。「虚妄の権威」志賀直哉(相馬正一氏)への批判の奥には、<真の権威> イエス・キリストへの希求がある、と私は見る(ちなみに福永収佑氏は「如是我聞」というタイトルを、<私は、イエスからこのように聞いた> と解釈されているが、私はその説に従う)。イエスの言葉に、私は、正しい人のために来たのではない、罪人を招きに来たのだ、というのがある。自分は罪人だ、いつか、きたねえことをした(「鴎」)、罪深い人間だ、という罪人意識を持った太宰は、自分を、自分の文学を「正しい」と信じて疑わない志賀の厚顔無恥が許せなかったのだろう。志賀はハニカミを知らなかった、「エホバを畏」れなかったのである。と同時に、自分の罪を自覚していた太宰は、天国に行ける可能性を夢想していたふしがある(ルカ伝23章40節以下の聖句も、それを示唆している)。「人間失格」には対義語遊びが登場する。ある語の意味を捉えるために、対義語を見つける遊びである。葉蔵は言った。自分には地獄は信じられても、天国は信じられない、と。地獄の対義語は天国だ。地獄の観念を捉えた葉蔵は、天国の存在をも信じることが出来たのではないか(木村綾子さんの論が、このレヴューに影響を与えたことを白状しておく)。




さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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映画版のアルマゲドンとかインディペンデンスディとかに感動したあなた……必読です。太陽圏内にブラックホールが発生したというプロットだけでもぶっとびですよ! 主人公の愛の営みみたいなのは完全に余計ですが、普通に読んで十二分に楽しめる小説です。ページ数を気にせず一気に読破できることでしょう。プロットの面白さで勝負する和製SFの真骨頂をお楽しみいただければ、と思います。




さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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この現場にいられたら、幸せだっただろうなぁ。映画のDVDが発売され、それを見てしみじみと思った。ふと気づくと、小説を読んでいなかった。一気に読んだ。日本沈没を読んだときのような迫力は感じられなかったが、それにしても、すごかった。なんだかファーストガンダムって、こんな世界観だよなぁなどと思った。宇宙移民VS地球にしがみつく人々の対立と、政治。小松左京に新作を望むのは無理なんだろうか?次は復活の日でも読もうかしら。




さよならジュピター―シナリオ版 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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さよならジュピター〈上〉 (ケイブンシャ文庫)
販売元: 勁文社

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さよならジュピター〈上〉 (ハルキ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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1980年に公開された同名映画の、映画公開に先立って発表された小説。映画がいまひとつのレベルであったためか、小説作品自体もいまひとつ評価されていない印象があるが(ハードSF自体が最近の流行ではないこともあるかもしれない)、本作は正真正銘のハードSF。20年ぶりに再読したがその印象は変わらず、日本SFを代表する正統なハードSF作品と再認識した。
人類125億人のうち5億人が地球の外で生活しているという22世紀半ばが舞台。火星の氷冠の下からナスカの地上絵に類似した遺跡が発見される。ちょうどその頃、太陽系外縁部の探索に向かった有人探査宇宙船が遭難した・・・。が、それは人類に迫る脅威の警告であった・・・。
木星探査のための大気圏への降下シーン、探査宇宙船の描写といったメインストーリーに関係する描写は当然のことながら、太陽光帆船、月の裏側に設置されたマスドライバー群、ラグランジェポイントのコロニーなど、さりげなく全編にちりばめられ描かれる多数のSF的設定・ギミックにワクワクした。そしてなによりも木星太陽化計画の壮大さは木星や木星周辺に関する描写と相まって本作の根幹を成す。
携帯電話やEメールがない時代に書かれたにも関らず、それに類似したツールが登場したり、最先端の科学者が触る携帯コンピュータの記憶容量が5ギガバイトだ、と書かれていたり、小道具レベルでの描写をチェックするのも楽しいかもしれない。
宇宙開発をめぐる科学的側面だけではなく、反対派の存在などきちりと描かれているのも好印象な一方で、木星開発を阻止しようとする狂信的グループの描写は、主人公の恋人がそのグループに属しているという設定も含めなじめなかった。
地球に接近するのが大隕石であるという違いはあるが映画「アルマゲドン」「ディープインパクト」、太陽系の宇宙開発を丹念に描いたコミック&アニメの「プラネテス」、毛色は違うが木星&ブラックホールつながりということで宇宙生物の接近に対して木星をブラックホール化するアニメ「トップをねらえ!」あたりが参考図書としてあげておく。




さよならジュピター〈下〉 (ケイブンシャ文庫)
販売元: 勁文社

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さよならジュピター〈下〉 (ハルキ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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この作品は傑作だ。SF作家が集結してプロット(あらすじ)を完成。それを小松左京が小説化した。エピソードが多すぎて映画化は不可能だ。作中、ジュピターゴーストのエピソードだけ省略されていたのが唯一の難点。


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