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和書 492412 (205)



ながい坂 (上巻) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

主人公のかたくなであるが、背筋を伸ばした生き方に感銘を覚えます。
最近は背を曲げ肩をすぼめることも多いのですが、読後には僅かながら
背筋が伸びた感じがします。
ラストの場面では、よく晴れた青空にむかい、ゆるやかな坂をまっすぐに背を
立てて歩いてゆく武士の姿が見えるようです。
自らが望んだこととはいえ苦難の運命に立ち向かう姿には、男であれば
かくありたいという気持ちをおこさずにはいられません。




ながい坂 (下巻) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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今まで何度も挫折して読了出来なかっただけに、感慨ひとしおです。主人公の三浦主水正の半生を通して、人の世とは如何なるものか、人情とは如何なるものかを知ることが出来ました。
幼い心に刻まれた屈辱が、向上心を生み、我が身を人の世の渦に投げ込んでゆく。よく、生き延び耐え忍んだものだと、感心せざるを得ません。また、三浦を引き立てて庇護し続けた君主の凄み。小藩にこれだけの人物が居たのか?と思わされます。
武士の世界は安易に礼賛できるような、甘いものではなかったこともよく分かりました。




ながい旅 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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大岡昇平氏の戦争モノでは、多くの読者さんらは「野火」「俘虜記」「レイテ戦記」を思い浮かべられるんちゃいますやろか。わては、シニカルで、かつどこかフランス哲学か何かの描出的な心理描写の文章が大好きなんですけども、「俘虜記」の横に並んでおった本書も買うてきて、読みました。最初は、大岡氏の晩年の比較的小品、くらいにしか思っておらず、読み出させていただきました。

「野火」「俘虜記」も大岡氏の実体験に基づくノンフィクション的作品と、読者はどうしても思いますけども、ほしたら、本作は岡田司令官に基づくノンフィクション作品。大岡氏の岡田中将への強い共感が感じられて、実に懐が深い作品じゃ。例年終戦のころになるとテレビでみる太平洋戦争関連の番組は、ともすると重い感じがせんでもないですけども、本作は、そういう意味突き抜けた感じがする。死や戦争のおろかさを感じさせるというよりは、超越した、強靭な岡田資氏の精神がすがすがしく、かつ共感に満ちて強く感じさせられる作品なんですなあ。

巣鴨の、岡田氏の亡くなった跡を今度訪ねたいと思うと共に、大岡氏のあのクールな、特にかなり軍執行部への批判的な「野火」や「俘虜記」での文脈は、何ゆえやったのやろう、と思います。大岡氏も歳を重ねて、愛国的なものに共感を深めていかれはったのか?あくまで、岡田氏への個人的共感なのか?戦後の不安定な世相で、大岡氏も本心を書けへんかったのかも、ということをほのめかすくだりも本書に出てきとります。

本書冒頭にある、岡田司令官の家族写真と戦中、戦後の写真、この厳しい中にも優しさを感じさせる写真は、わての小さい頃の、小学校の校長の厳しさと優しさを想起。実に含蓄が深い、夏の宝物のような作品です






ながめせしまに (文春文庫 163-3)
販売元: 文藝春秋

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なくてならぬもの―愛すること生きること (光文社文庫)
販売元: 光文社

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なぐさめ―自分の弱さを知る時の聖書の言葉 (聖書のある生活)
販売元: 日本聖書協会

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なぜ、この人はここ一番に強いのか―男の決め技100の研究 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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島耕作好きにおすすめかと。随所に耕作のイラストが出てきます。

内容は、ズバッといろいろなことを言い切るんですが、
まあわかるところもあるが、それはオイオイというところもあって
ちょっとマンガちっくなところもあります。

そこも含めて楽しめる方にぜひ。





なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-62)
販売元: 早川書房

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男が残した言葉を頼りに、二人の男女が推理に奔走する冒険もの。
よくあるパターンの冒険物ではあるが、その文章に思わずひきこまれる。
二人が辿り付く結末は?

私はこの作品には最初からひっかかったなと感じた。
クリスティの作品にはそういうものが多い気がするが・・・
読み終わったあとの「やられた!」という感じが強い作品。




なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
販売元: 早川書房

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読んでいて「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか」の理由がわかる瞬間にはほんとうに「なんでエヴァンズに頼まなかったんだろう」と言ってしまうぐらいです。




なぜ、猫とつきあうのか (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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