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和書 492412 (375)



悪妻に捧げるレクイエム (角川文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1つのペンネームで共同執筆する4人の男の次のテーマは「妻殺し」。現実の世界でも各人は自分の妻から1/4しか原稿料が入らない事に対して不満を訴えられていたのだ。各人は各々、取材係、シナリオ・ライター、文学風味付け、まとめ役と役割分担が決まっており、早速「妻殺し」の原稿に取り掛かる。

ある原稿に基づいて事件が起こるというアイデアはありふれているが、この4人にも自身で書いたシナリオに現実が追随するという悪夢が訪れる。ここは4人の各自の事情に応じて状況を書き分け、サスペンスを盛り上げる作者の手腕を買いたい。

最後はその悪夢が見る見るうちに日常性に吸収されるのだが、これは作者の人柄と捉えたい。一歩間違えれば陳腐なアイデアを巧みな手腕でサスペンス性豊かな物語にした作者の快作。




悪女の手記 (新潮文庫 い 2-18)
販売元: 新潮社

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アクシデント・イン・ブルー―富士見二丁目交響楽団シリーズ〈第2部〉 (角川文庫―角川ルビー文庫)
販売元: 角川書店

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「アクシデント・イン・ブルー」は、悠季が二軍音楽クラブの指導をすることになった小早川学園での騒動。
「野生のアマデウス」は天才ピアニストで、悠季の部屋に居候している生島高嶺と天才ホルン少年ソラくんの出合い。
で、「天国と地獄」は、M響の近くにある喫茶『サフラン』に就職した悠季が、ツアー中に倒れたマエストロ・ボッヘの替わりに指揮をすることになった圭に燕尾服を届けに神戸まで行くことになるも、悠季は圭が倒れたと思いこんで、・・・どん底まで落ち込んでいくのですが。
 最後の方、「僕が逝くときは、・・・誓います」までの圭のセリフ。絶対に富士見シリーズ中の一番の名ぜりふと思うのですが。何回読んでも涙です。そして、圭ならきっと実行するだろうなと思い、恐怖。そのあと、そんな天国への長い階段での二人のコントを想像して、笑ってしまう。つまり、涙、恐怖、笑い、三つがあるということで。




幻想(まぼろし)の普通(フツー)少女 (2) (Action comics)
販売元: 双葉社

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* フツーってそんなにいいのかなあ
* それからあたしはなんとなく
* 「ふつう」ってことばにカビンになった

ヒロインの女子高生・山下紗由理が
日々の生活のなかで出会う「フツー」という言葉。
でも、その「フツー」に敏感になればなるほど、
まわりの友だちとの距離が開いていきます。
「フツー」をめぐってヒロインは悪戦苦闘していきますが、
最後はいい形で締めくくられていて、
とても爽やかな読後感が残りました。

新しく編集された文庫版の方でなく、旧版となるこちらの
ワイドコミック版にレビューを書きたいと思ったのは、
こちらの版の装幀が見事だったからです。
(装幀はデジタルグラフィックデザイナー、戸田ツトム)
私は巻の順番を無視して、この第二巻を最初に「表紙買い」
してしまいました^^;

全3巻ですが、各巻の最後に、作者内田さんと
心理学者・岸田秀さんの対談がおさめられており、
「フツー」について興味深い対話を読むことができます。




黄金太閤記 1 (1) (アクションコミックス)
販売元: 双葉社

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黄金太閤記 2 (2) (アクションコミックス)
販売元: 双葉社

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悪女志願 (2) (双葉文庫―名作シリーズ)
販売元: 双葉社

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悪女な奥さん (MF文庫)
販売元: メディアファクトリー

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良い意味で肩の力が抜けていた時代の内田春菊さんの一作。このころは旦那さんにある程度の感謝の念も持ってたんですね。春菊さんの感覚の独特さと、自己主張の強さも丁度良くバランスが取れていて、読んでいて快かったです。

でもその後のワタハンシリーズ等でのこの男性に対する罵詈雑言の数々を知っているので、正直複雑な気持ちになります。「じゃあ、今読んでるこの本に書かれてる身の回りの話って全部ウソだったの?」と。読者をだますなら、最後までだましきるのがプロでしょう。頼んでもいないのに後から手品の種明かしをされたような、納得のいかない感覚が残ります。

最近の「昔の愚痴・個人攻撃満載」の作品群は、自分自身のこういった昔の作品をも貶める結果になっていること、春菊さんは気づいているんでしょうか。

ともあれ、この本自体は楽しめましたので、☆4つ献上とします。




悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))
販売元: 新潮社

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 27人の生前の「女」を知る人々の回想録から浮き上がってきた「女」の真の姿は,生まれながらの悪魔か,それとも計算高い天使か・・・。

 水晶のように透き通った瞳に,甘く男心をくすぐる声。

 前世からの気高さが体に染み付いているような高貴な輝きを放つ美しさ。

 女は美しさが持つ身のすくむような力が自分を取り巻くすべてに勝ることを熟知していました。

 まるでアクセサリーをつけかえるように男達をとっかえひっかえ利用し,狂わせ,妖しく美しく舞う女の一生の物語です。




悪女の舞踏会 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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