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和書 492412 (388)



悪夢狩り (角川文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者は執筆に当たってB級SF映画を意識したらしく、それらしい作りだ。しかし、駄作と言っているわけではない。面白いのだ。大沢流に料理されるとここまで面白くなるのか。

主人公がタフ、そして強い。典型的なヒーローである。硬派ハードボイルドとは違う。そこがいいのだ。そしてヒロイン(2人も出てくる)。007シリーズ並みの豪華さなのである。
敵は生物兵器だ。人間に感染してゆくのだから、姿なき敵とも言える。それを追うサスペンス。緊迫感が溢れている。

また著者にバイオ・サスペンスを書いて欲しいと願う。牧原が主人公でなくてもいい。舞台が現代ではなくても(むしろそれを望むところである)いい。これだけの傑作が生み出されたのだから、(バイオものとしての)続編を望まないわけにはいかない。




悪夢狩り (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

漫画やゲームにインスパイアされたかと思しき、B級感丸出しSFバイオホラー。
しかしそれを隠すこともなく、むしろ狙ってやっているところがさすが大御所です。
ご自身は相当楽しんで書いたと思われます。
私は大沢先生の大ファンなので、どうしても好意的な目で読んでしまいますが、
ちょっとストーリーにひねりが足りないかも。ヤるだけヤって出てこなくなる
女性陣や、ラスボスとの戦いは、枚数を合わせの犠牲になった気がしないでも
ありません。
とはいえ軽い読み物としては楽しめます。タコやカニの遺伝子情報が人のゲノム
にあるのかどうか疑問ですが、個人差のある変態やその能力はなかなか面白かった
です。映画のように何も考えずに楽しんで読みましょう。




悪夢の果て シリーズ・闇からの声 (光文社文庫)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読みながら、心を穏やかに保つことができません。
大人になってから、すすんでこうした心情と付き合うことは滅多にありません。
ここに収められている4つの短編、それぞれに、人間の嫌な姿が描かれています。それは正しく自分のこころの中にあるものです。
現代の日本の姿に危機感を持ってこうした一連の作品を記そうとした作者の気持ちを知って読み始めましたから、最後まで読もうという気持ちを持ち続けられたのだと思います。
正直に言うと、「凶悪犯」「後ろ姿の英雄」の二作を読んでいる途中では、何度か本を閉じなければいられませんでした。
細かい描写を省いた文章で展開を早め、ぐいぐいと引っ張られていきます。叩きつけてくるような印象を持ちました。

社会に定着した一定の位置をもっているであろう著者が、こうした作品を書いたことの意味を考えないわけにはいきません。




悪友のすすめ (角川文庫 緑 250-2)
販売元: 角川書店

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悪友のすすめ (光文社文庫)
販売元: 光文社

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悪辣で優しい男 (プラチナ文庫)
販売元: プランタン出版

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悪霊 (上巻) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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下巻をまだ読んでいない、すなわち、今後の展開をまったく知らないという状態でこのレビューを書いています。
・・・・・・・・・・・難しい!
上巻は下巻のための基礎工事という位置付けなのか、正直、読みにくいです。さまざまな、そしてどうにも奇天烈な登場人物たちのエピソードから人格・立場・関係を把握するのに骨が折れます。会話中に突然、Aは気絶したり、Bは何の脈絡もなくCを殴りつけたり・・といった具合で、「なんだなんだ??」という箇所が何カ所かあります。「罪と罰」以上に難解であり、1回読んだだけでは理解しがたい本なのかもしれません。
「罪と罰」も下巻で一気にキタので、期待しつつ・・。




悪霊 (下巻) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ひとつすっきりしたこと!それはヴィスコンティの怪作【地獄に堕ちた勇者ども】の中でも特に奇怪な、H・バーガー扮する主人公と少女の挿話の、元ネタがこの「悪霊」の最後の「スタヴローギンの告白」だったこと!
一つの謎が解けて大変すっきりしました。あの映画のあの挿話が消化不良の人は、この「悪霊」の最後の部分だけでも、読んでみるとよいでしょう。
それから題名の元ともなっている、「人から悪霊が豚に乗り移り、海に落ちて溺れた」という新約聖書のたとえ話。これはいかなる時代にも、不気味にこだまするように思えるテーマで、さすがにうまい題材を選んだものだと感心します。
本全体は、上下を通して人物に思想を代表させるという方法が、いまひとつ機械的に感じられ、一人一人の人物への興味が湧きづらい。下巻から読み始めるという方法もありかと思います。「罪と罰」や「カラマーゾフ」に達していない理由はそこにあるのかもしれない。
ただ、下巻の、ステパン教授が愚鈍な聴衆と対決して発狂する部分、工場への放火、シャートフの妻が帰還してからのあたりは、サスペンス十分の展開で、まさに当時のロシアの混沌を捉えた緊張感がある。




悪霊がいっぱい!? (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

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もしこの悪霊シリーズの本を見つけられたら貴方は運がいい。

小野不由美の初期作品にして根強い人気のある作品でありながら処々の理由により絶版になっている本。
プレミア付きの高額本だからではないが、見つけたら即効でレジへ持っていくべき本。


自分は十二国記を読んだ後でこのシリーズを知り、足を伸ばして古本屋を巡って買い揃えたが、今では古本を見つけることも難しいかもしれない。

ティーンズ向けのライトレーベルから出版されたため、その装丁や文体に抵抗を覚える向きもあるかもしれない。
だが、登場するキャラクターたちの魅力に加え、練りこまれたストーリー・そこかしこに張られる複雑な複線・幽霊の存在を超常現象ではなく「科学」として捉えようとするSPRの存在に読者はぐいぐいと惹かれていく。

そして何より、これが小野不由美氏の力量なのだろう、この小説は怖い…半端なく怖い!
まるで実際に自分がその現場に立たされているかの如く、恐怖が襲い掛かってくる。

1話完結方式の本シリーズだが、作品全体に散りばめられた膨大な複線が最終巻に収束していき、シリーズ最大の驚愕の秘密がここに明かされる。
この衝撃にやられてしまったファンは多いはずだ。




悪霊がいっぱいで眠れない (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

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小野不由美「悪霊シリーズ」第3段!
今回もSPRが大活躍
キツネ付にポルターガイスト、超能力と何でもありのこの事件、
SPRはどう解決するのか!?
ナルがっ、マイがっ、あ~読まないとこのおもしろさはわからない!
読み終わったら即次ぎの話を読んで!
マンガもいっしょに読むとなおグッド!!!


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