戻る

前ページ   次ページ

和書 499784 (30)



すべては愛に―天才ピアニスト デヴィッド・ヘルフゴットの生涯 (角川文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

映画『シャイン』の原作とありますが、実際には本の方が後に書かれていて、映画のことも出てきます。
本書を読むと、映画の方がかなり脚色されていることがわかりますが、それはまあ当然のことで、ヘルフゴットの凄い半生や、映画の素晴らしさが損なわれるわけではありません。ぜひ、映画とセットで読んで欲しいと思います。

ヘルフゴットの演奏CDもたくさん出ています。ちょっと苦しい演奏で、名演とはお世辞にも言い難いですが、本書を読んでヘルフゴットのことをわかってから聴くと、とてもあたたかい気持ちで耳に入ってくるので不思議です。




ずいせん学徒の沖縄戦―最前線へ送られた女学生の手記
販売元: ニライ社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読んで最初に思うことは「リアル!!」
本当に、手記なんですね・・・。
なので、たまにグロテスクな表現が出てきたり
ご友人が亡くなる場面ではぐっときます。
と同時に、こうしてリアルタイムな手記を
平和な時代に読み返せる自分たちが幸せであり、
戦争というものがどういうものかを女学生という
目線で見ることができる貴重な本だと思います。
きっと思い出したくない過去を、こうして本に
綴ってくださった作者の方に感謝です。
先ほども言ったとおり、目線が女学生の目線なので
学生の方に特におすすめします。




その名は新選組
販売元: ポプラ社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






それぞれの富士―戦争とふたりの少年
販売元: 主婦の友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






それでもやっぱり日本人になりたい
販売元: 五月書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者の、宣教師のしての数奇な人生を描いたものは面白い。しかし、標題から期待された帰化の件に関する話はなく、それどころか、帰化者でないことが判明した。

確かに、日本を愛する心は十分に感じられるが、近代国民国家としての所属であれば、当然国籍の問題が発生するはずである。それを、見事に回避するのは、言語学者、すなわち、人文科学者である著者の特徴だろうか。

あと、ベルギーでの帰化が、国会議員が議場で帰化申請者の名前を読み上げ、反対意見がなければ帰化できるという、これも「永世中世国」を思わせる制度であることも言及されていた。ただ、現在もこれが継続しているかどうかは不明であるが。




それでもパパは生きることにした―死にたがる父たちの心の戦争
販売元: 青春出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

中高年の自殺率は90年に入って激増している。いったいなぜ? 経済不況、リストラ、生活不安…など、すぐに思い浮かぶ理由はあるが、ではなぜリストラされたらすぐに自殺へと思考回路が結びついてしまうのか、というところまではよくわからない。
本書は、おそらく丹念な取材をもとに、細部にいたっては著者の想像力でカバーしながらとても読みやすい物語ふうになっている。そして、仕事における苦悩から自殺へとお父さんたちを導く軌跡が鮮やかに浮き彫りにされる。自殺という考えは受け入れがたいけど、なるほど、こういう心境になって自殺へと踏み込んでいくのか、と。
そのプロセスを途中でさえぎるもの──3つの事例を通して、それは「家族」の存在である。とりわけ、「妻」による支えである。男性たちは自らの苦境を「妻」には、というよりは「妻」だからこそ打ち明けることができずにいたりする。けれど、結局妻と「苦境」を共有することによって、支えられ、乗り越えていくのである。
著者は明記していないが、これはまさしく<男らしさ>の問題である。いいかっこせずに自分のほんとうの気持ちをせめて「妻」に打ち明ける能力、これが大切だとこの本は主張しているように思える。




それは失敗からはじまった―生命分子の合成に賭けた男
販売元: 羊土社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

DNAポリメラーゼを発見したことでノーベル賞に輝いた
アーサー・コーンバーグの伝記。
臨床家としてスタートしたコーンバーグが「生化学」という
学問を医学・生物学の巨大な知的基盤に育て上げ、更に
分子生物学の勃興とともにスタンフォード大学にその一大拠点を
作り上げる過程が非常にポジティブにつづられる。

この「アーサー王朝」と呼ばれる拠点から、のちに早石 修、
ボイヤー、ポール・バーグ、岡崎フラグメントの岡崎(夫妻)
などそうそうたる研究者が生まれ育つことになるわけである。




たかまつ7月4日―空襲と暮らしの記録 (戦争を知らない世代へ 1-7 香川編)
販売元: 第三文明社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






たたかいに生きて―山本菊代自伝
販売元: 柘植書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






たった一人の30年戦争
販売元: 東京新聞出版局

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 小野田さんが言われたことなのですが
自分だけが特別にこんな苦しいことをやっているんだと思ったら
ダメ。くじけてしまうから。
当たり前のことをやっている。こう考えて僕は戦ってきた。

 戦前、日本人は苦しみもしたが、戦後には
恋もしたり自分の家庭を築いたりと幸せも味わってきた。
 しかし、小野田さんには恋人も、家庭もまったくなかった。
戦友の小塚さんは、あるとき、「隊長、先に死んだ奴のほうが楽だったですね」
と漏らしたと言う。

「30年間で一番楽しかったことは?」
「楽しかったことと言うのは今日の今まで何一つありませんでした」
「辛かったことは?」
「戦友を失ったことです。」

 ほかの人々が享楽にふけっている時に自分に与えられた仕事に懸命に打ち込む。
ここに僕は小野田さんの人としての崇高さ、美しさを感じ、感銘を受けました。
 こういう人がまだ日本にもいらっしゃるのです。

 今の日本は、戦死した方々や小野田さんのように自己を犠牲にして
やってきてくれた人々の苦労を見事に無駄にしています。
特攻隊の人たちは、現在の日本をみたときどう思われるのでしょうか?
「お前たちのような誇りを忘れた利己主義なやつのために命をかけたわけではない」
 こういう声が聞こえてきそうです。
私たちはこの誤った時代を変えていかなければならない時期に差し掛かっています。亡くなられた方々がみて、「よくやってるじゃないか」と思われるような日本に変えていかなければ
なりません。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ