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和書 499784 (397)



ティーガー―無敵戦車の伝説 1942~45〈上巻〉
販売元: 大日本絵画

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虎戦車は重装甲・強力な戦車砲で有名な戦車ですので多くの文献に登場しています。ただ、データや公式記録から紐解いたものが多く、今ひとつ臨場感を持てこの重戦車を感じることが出来ません。カール・アルマンの「パンツァー・ファー」には臨場感があるドイツ戦車が出てきますが、主人公はもちろんタンクエース達です。本著は虎戦車を主人公にして、実際の運用に関わった(前線)の兵士達の記録等から、この重戦車の活躍や有効性、そして放棄に至る経過が生々しく描かれています。虎達の戦いは、いつも圧倒的多数の敵を相手とする激戦地であり、いつも少数の虎達が奮戦しています。傷ついた虎の回収も悪戦苦闘の連続で、整備班はいつ寝るのだろうかとこちらが心配になってきてしまいます。各章のボリュームは適当で読みやすいのですが、各戦線に点在した記録のためか、ある程度の基本知識がないと戦いの背景がわかりづらいかもしれません。でも、無敵と呼ばれた虎も実は整備が欠かせない機械で、その重装甲大重量故の運用や回収の難しさが実感を持って伝わってくる、他の本とは一線を画した「虎」本だと思います。




ティーガー戦車隊―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録〈下〉
販売元: 大日本絵画

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上巻が「激闘編」だとすると、下巻はまさしくカリウス中尉の「苦闘」を描いています。1944年夏には僚友ケルシャーとともにたった2両でスターリン戦車を主とする17両を撃破、と大戦果を挙げますが、以後たいへんな苦闘が始まります。負傷・後送・原隊復帰ならず・西部戦線への異動・未熟な戦車兵や口だけ勇ましい司令官…そして負け戦。著者の語り口は非常にあっさりしてますが、行間からさまざまな感情が伝わってきます。

私たちが働いているとき、何がいちばん辛いでしょうか? 肉体的負荷が大きいこと? 拘束時間が長いこと? 人間関係?…多くの方が「人間関係が辛い」と言うのではないかしら。私もそう思う。そして、戦車兵カリウスも同じだったようです。
彼は仕事に打ち込む職人タイプの人です。上巻で描かれた東部戦線は、肉体的には辛い戦いでしたが、ともに戦う歩兵はねばり強く、指揮官は勇猛で、カリウスにとって献身に値する立派な仲間だった。なにより自分の戦車中隊の戦友がいましたし。
負傷後送され、たった一人で西部戦線に異動させられたカリウスは、孤立無援のタイガー駆逐戦車で米軍に挑むことになります。しかし、敵は米軍だけとは限らないのです…。

弱冠22歳の青年が経験した戦車戦の実録。だけど本書には、戦車や戦闘とは関係なく見える今の日本の私たちの日常にも、相通じるものがあります。「仕事」「生きる」「誠実」「まじめ」といった普遍の価値を、謙虚につづった本だと思うのです。私は本書が大好きです。




ティーガーの騎士
販売元: 大日本絵画

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ミファエル・ヴィットマンの伝記!
内容は満足なのですが、装丁?っていうのか書体/文字の大きさ...
いわゆるエディトリアルデザインが悪くてとても読みにくいのが
残念です。

この人の最後には色々な説が在るのだが...
「パンツァーズ・イン・ノルマンディ」では街の中で4台ほどのファイアーフライにやられたと、
Tank Museamのおまけでは一台のファイアーフライの待ちぶせ、
果たしてこの本の結末はどんなのだろうか?
読んでみましょう...




帝王列記 西洋編 (Truth In Fantasy)
販売元: 新紀元社

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帝国海軍士官になった日系二世
販売元: 築地書館

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日系二世(山田重夫海軍少尉)と日米戦争を取り扱ったドキュメントである。
「大和」の海上特攻に日系二世6名が乗り組んでいたことは知られていない。
当時、日本国内には日系二世の逆留学を受け入れる施設(「敝之館」「瑞穂学園」「早稲田国際学院」「日米学院」)があったことなども興味深い。「敝之館」の第一回卒業生は、日米開戦の一週間前に卒業した。
慶応大学在学中に、山田氏は剣道部でも活躍(4段)、大和田海軍通信隊では松永信雄(戦後、駐米大使)と知り合っている。戦中は英語を話すと白い目でみられ、戦後は英語を話すと尊敬の目で見られる様子が見事に描かれている。

戦後、山田氏は、慶応の剣道部の練習再開をGHQに要請、ダイク准将に直訴している。
彼にとって剣道がいかに大切なものであったかがわかる。

山田氏は、1975年4月6日、日本航空のアメリカでの最高責任者となる。「大和」特攻のちょうど30年後であった。




帝国ニッポン標語集―戦時国策スローガン・全記録
販売元: 現代書館

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本書には戦時下の国策スローガンほぼ全部が収められており、よく知られた「撃ちてし止まむ」や「ここも戦場だ」、あるいは「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」など四千以上の標語や川柳までもが網羅されている。そのすべてが基本的には、“いかに戦争に勝つか、生き抜くか”という方向性のものであり、まずこのパワーに圧倒され、次に生活の隅々まで目配りした配慮にたじろがされ、短くまとめられた表現の工夫に大いに感心させられる。随所に語句や当時の世情の解説が折り込まれ、巻末の解説も充実しており、索引も用意され、全体に丁寧な作りをしているという印象のもてる本である。断片的に知っていた国策スローガンを、四千句一気に読むことで、戦争の持つ狂気の一面がまた見えてくるのである。




帝国陸軍の教育と機構
販売元: 新風舎

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挺身令状を手にしたその日から
販売元: 近代文芸社

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提督たちの太平洋戦争―連合艦隊を指揮した十八名の決断と死闘の航跡 (PHPビジネスライブラリー)
販売元: PHP研究所

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定本 竹内文献
販売元: 八幡書店

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