戻る

前ページ   次ページ

和書 499786 (22)



731
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

悪名高い731部隊を書いた本です。エリート医師たちの組織的犯罪、人体実験や、戦後の免責などが書かれています。石井四郎の実像に迫っていると思います。戦時中、満州で、悪魔の研究に手を染めた医師たちは、戦後、大学教授や、ミドリ十字設立に関わっています。彼らの戦時中の行動や戦後のGHQとの関係などに迫っています。本来小市民的な官僚が、陸軍という組織の中で、壮大な野心を抱き、道をふみはずしてしまう。そして、敗戦で、まだ、一人の弱い市民に戻っていく様子が出ていると思います。巻末の佐藤優の解説も味があります。医の倫理を考えるときにとても大切な本だと思いました。歴史を直視することが大切だと思います。これを一部の医師たちの犯罪としてかたずけるのではなく、軍事体制や戦争、官僚制などと一緒に考えるのが良いと思いました。




731免責の系譜―細菌戦部隊と秘蔵のファイル
販売元: 日本評論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書は、未だ実態が知られていない731部隊について、当事者のみが提供し得た資料と関係者らの証言により、人体実験の首謀者がいかに戦犯免責付与を勝ち得たかを明らかにしている。そのプロセス自体は興味深くはあるが、自己保身を図る旧陸軍関係者とそれを政治的に利用したアメリカという構図は、何か物足りなさを感じさせる。何故彼らは免責されなければならなかったのか。当時の軍人が国際条約違反で裁かれることを個人のレベルで受け止めて、その回避を画策することは考えにくい。むしろ、後に丸山真男が「無責任の体系」として明らかにした力学を逆手に取り、自分達がバイパスとなることによって別の何かを守ろうとしたと考えるほうが自然ではないか。しかしながら、少なくとも本書で描かれている免責の系譜に日本国家が利害関係者として登場することはなく、また戦後日本政府が731部隊の実態解明にどのように関与したか論じられていない。この日本という国の過去の戦争に対する非関与こそ、彼等の望み通りの結果というべきではないだろうか。また負の遺産を解消するためにも、今日我々が問うべきものではないだろうか。本書はその議論のために日本人が改めて認識すべき事実を提供している。




7月9日 火の海「和歌山大空襲」―今、あなたへのメッセージ 和歌山空襲67人の証言
販売元: 平和のための大阪の戦争展実行委員会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ところどころ史実と比べて正確さを欠くところがあるものの、実際に空襲を体験した人々の直接の証言が収められているというだけで値打ちがある。
他にも和歌山大空襲に関する著作はあるが、直接感情に訴えかけてくるのはこれしかない。
専門家の見識や当時の新聞も多少掲載されていて、それが本書にまとまりを与えているのかもしれない。




(8)作品と風土編 (福岡県文化百選)
販売元: 西日本新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「言論統制」を読んで著者のファンになり、2冊目として購入。期待に違わない良著だった。特に圧巻なのは序章と第1章。戦前の国民史が国家によって作られたように、戦後の国民史はメディアによって作られてきた。その過程が、まるで推理小説のように解明される。これに対し第2章と第3章は、学術論文をベースとしているだけに、緻密である反面、読み物としての魅力はやや落ちる。それでも、全体に丁寧な造りで、得るところの多い一冊である。




8ケ国語訳「世界の人へ」―朝鮮人被爆者の記録
販売元: 同時代社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






8・15終戦 各種和平工作から敗戦へ (目撃者が語る昭和史)
販売元: 新人物往来社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






8月15日からの戦争―20歳の航空士官はなぜ死を選んだのか
販売元: アストラ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






8月15日の子どもたち
販売元: 晶文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






8月27日―旧満州国白山郷開拓団
販売元: 石川県教育文化財団

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ