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和書 499786 (119)



さむらいの登場 (まんが 日本の歴史)
販売元: 大月書店

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さむらいウィリアム―三浦按針の生きた時代
販売元: 原書房

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主としてヨーロッパの今に遺る広範な資料を典拠に、客観的な叙述を貫いた労作である。タイトルからして、多分に小説的ドラマ性に寄り掛かった内容かと思ったがそうではない。万里の波濤を乗り越え、勇躍、海外に飛び出して行った歴史的事実としての『冒険商人』らの姿がここには活写されている。事実というからには、むろんきれいな姿ばかりではない。彼ら商人であり船乗りらは概して金に汚く、飲んだくれで好色、何かにつけ暴力的である。イギリス人同士の仕事をめぐる嫉妬と憎悪、あるいは貿易上のライバル、オランダとの事実上の血で血を洗う抗争など、日本を舞台にしたこれらのエピソードには、少なくとも教科書や映画では知り得なかった驚きを読者は感じることだろう。漂着というかたちであったにせよ、暴利を目論み、やって来たイギリス東インド会社の面々に先んじて日本で住み暮していた主人公ウィリアム・アダムズ(三浦按針)は、これら荒くれ者の目には、見なれぬ衣装を身にまとい、腰に大小を差すひとりの厳粛なる「さむらい」として、カルチャー・ショックの権化として立ち現れる。すでに10年以上日本で過ごし、日本人というより特権的武士階級としてのマナーを会得し、日本語も理解でき、家康、秀忠という二代にわたる時の最高権力者の信任も篤いその存在は、その後の平戸におけるイギリス人社会では波紋を漂わせつつも通商上、なくてはならぬ存在となる。国家体制そのものがますます閉鎖的になっていくこの国にあって、いつしかイギリスはオランダとの貿易競争に破れ、日本をあとにする。時おかず、その後アダムズも55年の波瀾にとんだ生涯の幕引きを迎える。二度とイギリスの地を踏むことのなかったアダムズのこのあたりの経緯については、いささか唐突の感は否めぬが、本書の性格上、記録のあるなしに必然的に関わっているのだろう。その埋め草のつもりか、近世における欧州の東アジア貿易の実相についての記述はかなり充実しており、この点興味のない人は退屈するかも知れない。「鎖国」という言葉が頻用されるのは意外にも19世紀に入ってからだが、なるほど「国を鎖す」とは言え、オランダとの通交はあり、それ以前にもアダムズの故国イギリス、他とも経済的利益の共有は厳然としてあったわけである。「極東の島国」という表現は自己を卑下したわが国民独特の言い回しだが、そんなちっぽけな国が大航海時代の余波を歴然と受け、当時のヨーロッパ人に命を賭けてでもこの目で日本と日本人を見てみたい、と思わせしめていたという「歴史的事実」を知るだけでも、本書の意義は大きいといわざるを得ない。ただし、著者がイギリス人作家ということもあり、細部を見れば日本の歴史認識に対する誤謬も見受けられる(関ヶ原の戦いの雌雄を決したのはリーフデ号の大砲だった、など)が、大局的に見れば本書の価値をさほど損ねるものではあるまいと思われる。




さよなら、桂
販売元: 桂書房

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さらば東京裁判史観―何が日本人の歴史観を歪めたのか (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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西洋帝国主義のやり口は植民地の王をおいておいてそれに敬意を払い植民地奴隷をそれを持ち上げて宣伝し何百年も植民地民を統治する事である。
アメリカ公文書館には日本植民統治に天皇をいかに利用するかが終戦前からそれを伝統的に何百年もしてきた英米仏などの植民地帝国がいかに
周到に準備されたかが残るが。ただサンフランシスコ平和条約調印で東京裁判史観を認知して天皇無罪論になったのがアメリカ始め旧帝国主義国主導、敗戦史観が築かれた事を惜しむものである。
東京裁判史観打破戦略は旧連合国の宣伝でしかない昭和天皇賞揚による日本欧米系資本搾取植民地化を出しそれを右を巻き込んでいずれ昭和天皇が確信犯的最大の戦争責任かつ日本奴隷化責任者である事を明確にする一歩として評価する。東京裁判史観が覆れば当然、公文書館資料も出さざるを得まい。出版社も講義でもタブーで言えない事が明確になり国体明徴の一里塚になる。




さらば海軍航空隊 (戦記文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

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さらば空中戦艦富嶽―幻のアメリカ本土大空襲
販売元: 光人社

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さらりーまん事情(こころえ)―株式会社江戸幕府 (ベストセラーシリーズ・ワニの本)
販売元: ベストセラーズ

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されど兵は戦う―宜昌攻略戦
販売元: 戦誌刊行会

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されど故郷忘じがたく―オロチョン族と生きる日本人・岩間典夫
販売元: 主婦の友社

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満州に渡り、生き残った男性(岩間典夫さん)が中国で民のために実直に生きる姿。尊敬に値する。彼の存在は、自国民を捨てた日本という国に対する痛烈な皮肉。そんな気持ちを岩間さんは微塵も持っていない。それだけにますます皮肉の鋭さは極まり、私たちの身を刺す。




ざわわ ざわわの沖縄戦―サトウキビ畑の慟哭
販売元: 光人社

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「さとうきび畑」の歌詞のリフレイン「ざわわざわわ」は「さわさわ」でもいけないし、「ざわざわ」でもいけないのです、と寺島尚彦先生から私(剣持)ははがきを頂いている。本書の著者は生前寺島氏には取材していなかったようだが、執拗にこの歌の拠って来たるところを本書で追究し「さとうきび畑」の実態を綿密詳細に考証しているのには頭が下がる。戦争をテーマのノンフィクションで菊池寛賞を受賞している人だけある、と感心させられる。「戦争はそんなに生易しいものではない」という批判を沖縄戦体験者から聞き、その後調査をよくして、説得力のある文章となっている。ここに繰り広げられた事実の数々を知ってもらいたい願いから間口は広がっている(雅) 


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