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和書 499786 (186)



わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈下〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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この本を評価するのは難しい。溥儀のわが半生は、彼自身の性格や、満州国の存在と同じく、様ざまな面を抱えていて、一筋縄では理解できない。溥儀は変わり身の早い男だった(参考:東京裁判の溥儀証言)。自分の地位と生命を守るためには平気で嘘をついた男である。この性分については存命の身内からも、たびたび苦言が飛び出している。つまり彼の自伝であるこの書籍も、所詮は中国共産党の支配下で書かれ(ることが許され)たものであり、その差分を差し引いて読まなければならないのだ。世界を揺るがした彼の自叙伝だけに、彼の率直な意見が聴きたいところだったが、現代ではすでにそれも叶わない。彼自身の筆が綴ったこの書籍は、とても重要な文化財的意義を持っているように感じるが、反面、彼の“言い逃れ”証言によって、その後の同時代に対する歴史研究の際、罪を被った人や、いわれのない先入観を押し付けられてしまった人がいた(そしてそのほとんどが未だ論争の中にいる)のも事実である。いわばこの書籍は無価値と文化財の狭間を揺れ動いているのである。




わが南京プラトーン―一召集兵の体験した南京大虐殺
販売元: 青木書店

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わが古代国家の胎動期
販売元: 木耳社

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わが回想のルバング島―情報将校の遅すぎた帰還
販売元: 朝日新聞社

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「いくら命令されたとは言え、30年もやるか!?」
と、現代を生きる我々にはちょっと理解しかねる程の使命感であります。
著者の小野田氏は、敵に占領された島での諜報とゲリラ戦の任務を受け、
2人の部下と共に、1人倒れ2人倒れ、しかし彼は30年間戦い続けます。
これはもう英雄譚と言っても過言ではないでしょう。

もう一つの見所が、様々な投降・救出作戦を全て敵の謀略と決めつけ
一笑に付する小野田氏の痛快なまでの滑稽さであります。
当時の情報将校、職業軍人が如何に考えて行動していたか、
やはりこれも我々にはちと信じられない方向にカッ飛んでいると言えましょう。

様々な思想もあれば、現地人にしてみては迷惑この上ない話でありますが、
戦争と言うものの最も悲惨な例の一つとして、或いはアクション娯楽小説として、
現代人にこそ是非一読をお勧めしたい、そういう本であります。




わが回想の記
販売元: 文芸社

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わが子に、孫に伝えたい昭和体験〈上〉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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戦争を体験した一般の方々36人の手記です。
子供、学生、兵士。
当時の様々な立場から、読み易く、臨場感豊かに描かれています。
公募に入選しただけあり、素人が書いたとはちょっと思えない位です。
難しい漢字にはふりがなもありますし、小学校中高年から読めるのではないでしょうか。

比較的淡々と書かれた文章が多いのですが、
さりげない一文から慟哭や苦しみ、優しさ、国籍に関係ない人間の気高さが
ひしひしと伝わってきて涙なくしては読めませんでした。

食べる物もろくになく、誰もが死を身近に感じながら生きていた時代。
親やわが子や友達が死んでいくのを「御国のため」としなければいけなかった時代。
そんな時代があったとは想像しにくい今の日本ですが、
今の生活は数多くの悲しい犠牲を経てある事を忘れたくないと思いました。
そしてそのような生活を強いられてる人々が世界に今もある事を。

副題どおり、子供がわかるようになったら手渡したい本です。
ただし、最後の原爆の話はかなり生々しく衝撃的なので、
子供によっては配慮が必要と思われます。




わが子に、孫に伝えたい昭和体験〈下〉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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わが子に伝えたい昭和の体験記録〈上〉
販売元: 小学館

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わが子に伝えたい昭和の体験記録〈下〉
販売元: 小学館

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わが家の歩み―家族史ノート
販売元: 家の光協会

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