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和書 499786 (389)



龍の棲む日本 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 中世の絵地図・行基図を出発点に、当時の日本人が国土をどのように認識していたか、明らかにしたもの。いつもながら著者の分析方法は素晴らしく、意外でありながらも説得的な議論が展開されている。日本史や日本美術史の初学者は必読。
 岩波新書ということもあり、かなり自由な書き方がなされている。学術書や論文にするのにはちょっとという内容なのだろうが、くだけて、分かりやすく、大胆に書いてくれたおかげで、より刺激的な内容になっている。方法論も透けて見えるので、大いに勉強になった。




琉球王国 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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1429年に成立し、1879年に沖縄県として明治政府に併合されるまで、450年にわたって続いた琉球王国。著者はその歴史の専門家で、ほかにも多くの著作がある。
 琉球王国についていくつかの側面から書き散らしたのが本書。アジア史の中での位置づけだとか、役人の制度だとか、そこそこ面白い話も含まれているのだが、いかんせんまとまりがなくて読みにくい。
 岩波新書としては失敗の一冊ではないか。




歴史の道を歩く (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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私の昭和史 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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明治初期の「解放令」に民衆が反発して被差別部落を襲撃したのも、
前近代の民衆社会が「成熟」していたことの証なんでしょうか?


この本はまず結論ありきで、それを証拠立てるために
エピソードが羅列されるという感じです。
「幕府はすばらしかった、薩長は卑怯で非情だった、
江戸時代の民衆は豊かで、開国によりさらに富んだ」
その主張に都合の良い事実は過大に書かれ、都合の悪い事実には
まったく触れられません。
それ以前に著者は上記の主張に関わるエピソードに紙幅を費やし、
メインストリームである国内政治権力の移動と盛衰の描写については
通説俗説の枠を出ておらず、事実関係にも不正確な点があり、
はっきり言えば、いい加減です。

徳川幕府が著者の主張するとおり「成熟」したすばらしいものだったら、
なぜ倒れたのか。
この本を読んでも理解はできないと思います。

著者がどんなに19世紀西洋人のごとく
有色人種の「半未開」を賞賛し、
その中で危機感と向上心を抱いて「開化」をめざした
者たちを非難しようと、明治維新が日本を救ったことは否定できません。
少なくとも「通史」として岩波新書のブランドを背負うに足る
書物だとはとても思えません。
(ある意味岩波にふさわしいのか?)






民権と憲法―シリーズ日本近現代史〈2〉 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 西洋化を志した明治政府は、いわゆる「お雇い外国人」を招き入れ、ヨーロッパを視察し、
そして1889年、迎えるべくして欽定憲法の公布、施行に至った。
 しかし、その傍らで、己が国家、己が権利、己が憲法の樹立を目指して、地方レヴェルから
「自由民権運動」が立ち上げられていた。
 ……と、タイトルから想像される物語が展開されるのははじめの60ページと最終章のみ。
 他の部分は、といえば富国政策や内国植民地など、明治政府の陰の部分を炙り出す記述が
続く。おそらく筆者が書きたかったのはそうした暗部であり、その一例として憲法をめぐる
やりとりの描写がなされている、というのが位置づけの認識としては正しいのだろう。
 各々は極めてよくまとまってはいるし、読むだけ時間の無駄になるような、そのような
粗末な本では決してない。憲法前夜の日本史としては良書の部類には違いない。
 ただし、表題との齟齬にどこか肩透かしを食った、との感は否めない。

 明治史に興味をお持ちの方は読まれてみたらよろしいのではなかろうか。
 ただし、明治憲法をめぐる政府と民権運動の相克の物語を読まれたい方は他を当たられると
よろしいのではなかろうか。




江戸時代 (岩波新書の江戸時代)
販売元: 岩波書店

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江戸の旅 (岩波新書の江戸時代)
販売元: 岩波書店

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江戸名物評判記案内 (岩波新書の江戸時代)
販売元: 岩波書店

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 1985年に岩波新書として出版されたもののワイド版。

 江戸期に量産された名物評判記のあらましを語っている。名物評判記とは、歌舞伎俳優から儒学者、食べ物、虫など、様々な物事について紹介・番付を行った、現代でいうガイドブックのようなものである。ただし、単なる紹介ではなく、鋭い批評が行われるなど文芸作品としても楽しむことが出来る。また、歴史的資料としての価値も高い。

 本書は名物評判記の案内であり、発生から作者、内容の傾向、出版元の分析まで、遺漏なく全てを教えてくれる。具体例としても学者・文人評判記が取り上げられ、誰がどのように取り上げられているか、鋭い分析を加えている。

 ただ、きわめて退屈な本であるのは事実。扱われている対象は面白いのだが、中野氏の文章・分析方法が余りにも堅実で、通読するには余程の忍耐力がいる。




大坂城 (岩波新書の江戸時代)
販売元: 岩波書店

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