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和書 499808 (20)



占領期―首相たちの新日本 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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占領期の本を探していた私にとっては最高の本に出会えた気分であった。
占領期を背負った5人の首相の一代記を含め、首相を中心とした通史を書いている。
特に幣原内閣までが丹念に書かれているので、「東久邇宮首相は何もせずに終わった人」というイメージを持っている人は絶対に読んでほしい。東久邇宮首相がいかに奮迅の活躍を見せたかを知り、読者は驚くだろう。
その後も片山・芦田の2内閣も詳しい。
残念なのは第二次吉田内閣以後が紙面の制約からか、非常に簡潔に書かれていて中身が薄いことだ。恐らく吉田の本は既に相当世に出ているからと著者が判断したためだろう。




植民地―帝国50年の興亡 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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かつての日本の植民地問題に関しては、かつての支配者日本と、かつての被支配者韓国・朝鮮の間にて歴史観による対立は今も激しい。この問題を解決すべき唯一の方策は、まず正確な歴史を学ぶことだ。この本はスタンフォード大学フーバー研究所のアメリカ人研究者によって書かれたものだ。つまり、韓国・朝鮮の歴史研究者による愛民族感情による、歴史神話の創造や捏造とは無縁だ。そして日本の歴史研究者による韓国・朝鮮に対しての侮蔑心や日本人の民族的優越感とも無縁だ。アメリカ人だからこそ、当事国の民でない第三者民だからこそ客観的かつ正確に分析し纏めることが可能なのだ。この本は高度な社会科学分析による検証にて纏め上げられた本だ。一般向けに出ている歴史書のなかで、これほど正確な事実をつかんで適確に書かれたものは他にない。いま流行している「まんが嫌韓流」などを読み近代史に興味を持たれた方は必読すべき本だ。この本を読むと、韓国や朝鮮の神話・捏造も鋭く見抜けるだろう。感情論に走らず、正確な知識を得よう!近代史の世界は壮大で興味深いものだ。




工業化の軌跡―経済大国前史 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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この本は、非常に刺激的な本である。従来、経済史の本は、無味乾燥で退屈なものという印象があった。しかし、本書は、このような評者の先入観を払拭し、経済史の面白さに気付かせてくれた。

このために、筆者は次のような工夫を施している。まず、最新の理論をわかりやすく解説し、その「当てはめ」を行なっていることがある。そのことにより、非論理的に処理されていた事柄の多くは、実は重要な経済的意味を持っていたことが明らかにされている。もうひとつは、経済における制度の意味を平易に解説した点である。明治期以降の日本政府の制度整備が、資本主義的な経済発展の土台となった。しかし、これが第二次大戦によって、日本経済の制度が、現代的なものに変わったという。

以上のような筆者の工夫によって、本書は、平易だが、非常に密度の濃い内容になったと思われる。しかし、気になった点がある。それは、サクセス・ストーリーにやや偏っている点である。歴史上、人々の様々な失敗や挫折があったはずである。その失敗を糧に先人は何を学び、学ばなかったのか、この点についての言及があれば、さらに良くなったのではないかという気がする。 しかしながら、本書は、経済学や経済史に詳しくない方にとっても非常に読みやすく、万人に薦められる著作だと思う。




高度成長―日本を変えた6000日 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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吉川洋といえば、マクロ経済学の先生でケインジアン、理論派というイメージがあったが、本書は社会の実相を描いた社会史といったものである。確かな視点を背景に語られるため、自然な形で高度成長の歴史を振り返ることができる。著者の生きた時代に対する愛着も感じられる好著である。

成長の原動力についての議論は、輸出主導という考え方を一応退けているが、そのあたりの分析を、著者のほかの本で読んでみたくなる。




学校と工場―日本の人的資源 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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女性と家族―近代化の実像 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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医療―高齢社会へ向かって (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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20世紀の日本人―アメリカ黒人の日本人観 1900‐1945
販売元: 五月書房

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20世紀の歴史―極端な時代〈上巻〉
販売元: 三省堂

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 遅まきながら、ホブズボームの『20世紀の歴史―極端な時代』を読みました。ホブズボームにお目にかかったのは、30年ほど前、『市民革命と産業革命ー二重革命の時代』および『Industry and Empire』に接して以来です。まさに”歴史の絵巻物”という表現がぴったりの本だと思います。しかし、訳があまりにもひどいのではないでしょうか。何度読んでも分からない箇所がかなりありました。翻訳物を読んでいてこんな思いをいだいたのは、やはり30年ほど前、ケインズの『雇用・利子・および貨幣の一般理論』を読んで以来のような気がします。勿論、私の能力の問題もあるのでしょうが、それだけではないような気がします。原書で読んでみようとも思う(原書の方がはるかに安い!!)のでが、そんな英語力もないので、できれば改訳版をのぞみます。




20世紀の歴史―極端な時代〈下巻〉
販売元: 三省堂

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 世界的に民主主義が機能しなくなっていることや国民国家体制が崩れていることが分かりました。
 また資本主義や社会主義などのイデオロギーはもはや通用しないということも分かりました。
 その上で筆者は新たな公的機関の確立を叫んでおります。
 新しい時代にいることがよく分かりました。
 


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