和書 499808 (172)
はるかなる南十字星
販売元: 新人物往来社
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はるかなシベリア―戦後50年の証言
販売元: 北海道新聞社
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はんこと日本人 (日本を知る)
販売元: 大巧社
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ばあちゃんに聞いた宗任伝説―何故東北の安倍一族が九州の安部になったのか
販売元: 日本図書刊行会
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ばさら大名のすべて
販売元: 新人物往来社
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ばら戦争―装甲騎士の時代 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)
販売元: 新紀元社
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ひかりのたね―「あの時代」を生きた少女の日記
販売元: 汐文社
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ひぐらしが啼く
販売元: 新風舎
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ひげの梶さんと利家とまつを歩こう! (ひげの梶さん歴史文学探歩シリーズ)
販売元: 南々社
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ひこうぐも―撃墜王・小林照彦陸軍少佐の航跡 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社
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私は大東亜戦争での航空戦史が好きではあるものの、特に陸軍飛行第244戦隊について詳しい訳ではありませんでした。同隊のウェブサイトや、何冊かの本で、断片的に知っているだけです。
しかし、この本は、陸軍航空や244戦隊についてあまり知らない人にでもお薦め出来る一冊だと言えます。
この本は同隊の戦隊長として、三式戦闘機「飛燕」や、五式戦闘機を駆って獅子奮迅の働きをした小林照彦陸軍少佐の奥さんがお書きになった本であり、戦記ものと言うよりも、戦中や戦後の夫やお子さん達についての愛の物語だと言えます。
それだけに、妻の目を通して描かれる小林少佐の、夫や父親としての姿をじっくりと堪能出来る感動的な本だと思いました。
女性・妻という立場の方ならではの視線を味わえると同時に、ふんだんに引用された夫の日記も、史料価値が高いものです。
夫の照彦氏は、戦後航空自衛隊に三佐として入隊され、惜しくも事故で殉職されますが、妻である著者にとって、15年に満たない夫婦生活が、如何に濃い時間であったかがひしひしと伝わって来る好著です。
口絵の数枚の写真も素晴らしく、特に戦後の自衛隊時代の写真は私は初めて目にするものであり、驚きでした。米国での訓練時代に撮られた、懇意にしていた米国人家族とのにこやかな写真は、「強くて優しい」照彦氏の人柄が偲ばれます。
とにかく、航空戦記が好きな方、陸軍航空が好きな方には、お薦めの一冊です。