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和書 499808 (294)



日本人と戦争 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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著者ロベール・ギランは1938年から終戦後の1946年までフランスの某通信社の特派員として日本に滞在した。つまり日本が戦争をはじめて破滅するまで国内で日本の動向を観察していた訳である。真珠湾、「軍神」として増産される戦死者、ドーリットル航空隊の東京初空襲、カダルカナルの敗戦、連合艦隊全滅、東京大空襲、神風特攻隊、そして原爆…。どのような過程で日本が戦争に至ったかを外国人の立場で客観的に分析している。それが日本人の精神的勇気の不在だと突きながら、戦争に翻弄される一般庶民の圧迫された生活、そして戦争が終わってはじめて見せる日本人の微笑(安堵感か…)に対する彼の眼差しはとても暖かい。ジャーナリストらしく膨大な史料と自らの体験に基づき、日本国内や世界の政治動向の観察や考察を踏まえながら、大戦期、日本人と共に苦難を共にしたひとりの外国人のレポートは、とても貴重な証言だと思う。




日本人の死にかた (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日本百名城 歴史と伝統をあるくガイドブック (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日本における城郭の歴史、城を見る上での基本となる分類や構造を解説した後、
全国から選ばれた100城の個別の紹介に移ってゆく。
それぞれ構造と沿革、見所を解説する。
大阪城・姫路城・名古屋城・江戸城・熊本城など代表的な城郭ほど多くの
ページが割かれじっくり解説、他のものは基本的に2ページの見開きにまとめられる。
全ての城につき構造の見取り図が付けられる。
写真はないが、城の構造を知る上ではこの方が有難い。
観光的意味合いの強い文庫本サイズのガイドブックとしては硬派な編集で、持ち歩けて便利。

城郭の建てられる地形を知り、構造を知り、かつて行われた城をめぐる攻防を想像できれば、
観光の旅ももっと満足を得られるはずである。




盗まれた神話―記・紀の秘密 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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信長発見 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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ノモンハン〈1〉ハルハ河畔の小競り合い (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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 著者はこれ以上ないほどの克明さで、丹念に時間を追って事実を明らかにし、関係者の証言を淡々と記録して、今の私たちに問いかけてくる。これはなんのための戦いだったのか? 著者同様、私たちに答えを導くすべはない。ただひたすら、記録を追うだけである。

 ノモンハン事件については、すでに語られ尽くしているようなものであるが、真実はすでに遠い時間の彼方に去っている。本書に目を通さない限り、その全貌は永遠に闇の中になってしまう。それだけにたいへん貴重な記録である。圧倒的な記録は、だれが愚かだとか、どこの国が貧しいとか、そんなことを考えるいとまも与えてくれない。これはむしろ、多くの先人が流れる血をもって私たちに示した、天啓なのだ。
 人は時として、こんなことをしでかすのだ。決して目をそむけるべきではない。




ノモンハン〈2〉剣を振るって進め (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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ノモンハン〈3〉第二十三師団の壊滅 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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上層部に共通する、状況を把握し想像する力の欠如、不適切なリソース
の配置、お粗末なロジスティックス。現代の言葉でいうならマネジメン
トの失敗。殺されていく兵士たちの描写を読むたび、今の自分の会社の
ことを考えてしまう。
自己の力を客観的に把握できず、目先の数字にとらわれリスキーな商談
に飛びつく。しかしそれをやるのは現場の社員。無理な状況の中、プロ
ジェクトの要員がどんどん倒れていき、かといって要員を補強すること
もできず、当の上層部からは状況を打破する解決策が提示されるかわり
に、単なる内輪の正論を吐くだけで、より強くプロジェクトを締めつけ
るのみ。無論、何の効果もなく、そのまま赤字を垂れ流し続けてしまう
プロジェクトが多々存在している

「日本軍の下士官兵は頑強で勇敢であり、青年将校は狂信的な頑強さで
戦うが、高級将校は無能である」




ノモンハン〈4〉教訓は生きなかった (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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 太平洋戦争、否あの有史以来世界最大規模の組織集団にまで膨れ上がった帝国陸軍を解明する上でも、絶対避けられない重大事件がノモンハンである。太平洋戦争の縮図とまで言われるほど、陸軍の全てがこの局地戦に凝縮されている事実。しかし、何一つ教訓が生かされず壊滅した現実。著者は日露双方からの丹念な取材を通して、当事者である日本人ですら掴めないほどのとてつもない日本人論(本著)を著した。取り分けその取材力には圧巻である。それを如実に語っているのが巻末の戦闘従事部隊の組織図である。これをみればあの戦いの全てがわかる。そこからは昭和14年の戦闘で既に伍長が中隊長代理をするほどの激戦があった事実すらわかるのだ! この本は決して過去の、それも太平洋戦争前に起きた一事件で片付けられるものではない。その基本構造は今日の社会に脈々と息づいているのだから。




敗戦前後の日本人 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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