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和書 499808 (358)



エスクァイア アメリカの歴史を変えた50人〈下〉
販売元: 新潮社

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アメリカの歴史を知るための60章 (エリア・スタディーズ)
販売元: 明石書店

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アメリカの歴史教科書が教える日本の戦争
販売元: アスコム

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著者はカリフォルニア大学バークレー校を卒業しジャーナリズムの世界で各種のキャリアーを積んだ国際ジャーナリストである。本書では、そんな著者が努めて客観的に各国の歴史教科書、特にアメリカの教科書を分析しようとしている姿を見る事ができる。

著者が言うように、歴史教育とは「国家の死活的問題」であり、歴史教科書はその「秘密兵器」である。従ってアメリカでさえ、外国人である著者がアメリカの歴史教科書を手に入れる事には困難を極めたそうだ。

近代の歴史と言えば、日本、アメリカ、中国の関係、とりわけ戦争における対立を避けて通る事ができない。特に今もなお残るアメリカと日本の間の民意の相違は「原爆投下」と「真珠湾攻撃」である。これらに関する記載も興味深い。

アメリカの教科書には、日本の近代化はアメリカが担ったのだという傲慢さが所々に見られるものの、自国の都合のいい事ばかりを取り上げている所がない。そして、客観的な記載がなされている割合が他国の教科書より高い。さらに、日本に関する記載の中に、日本元来の美を愛する心、独自の文化、マナーの良さが取り上げられているのは、今の日本の歴史教科書が自虐的であるのとは対照的だ。

子供に事実のみを伝え、当事者の立場を各自に考えさせるアメリカの歴史教育に、日本は見習う所が多いと感じた。私は本書から、国家の繁栄は私利私欲にとらわれない客観的探求心の度合いに比例する事を学んだ。




開国逸史 アメリカ彦蔵自叙伝 (ミュージアム図書 復刊シリーズ)
販売元: ミュージアム図書

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アメリカ貧困史 (新日本新書)
販売元: 新日本出版社

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アメリカ・フェミニズムのパイオニアたち―植民地時代から1920年代まで
販売元: 彩流社

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アメリカ文化の原点と伝統
販売元: 彩流社

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アメリカ文化の日本経験―人権・宗教・文明と形成期米日関係
販売元: みすず書房

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本書は、いわゆる近代史の本ではない。
昔の欧米人は、このように日本人を見ていた、という体験記の引用は存分にあるが、基調をなすのは、「文明とは何か」という問いである。
過去のかの国の人々は、現在の我々が漠然と思うよりは、日本と日本人に関心があったという事実に、単純に喜んでいてはいけない。
関心を持ち続けていたということは、監視し続けていた、ということでもある。著者は日本が与えた「文明」についての「重要な教訓」を、多くのアメリカ人は認識できなかったと締め括るが、果たしてほんとうにそうだろうか。
彼らの側の「文明」の基準から逸脱している(と思いたい)我々にとって、大国からもたらされる脅威は、軍事的、経済的優位のみではない。「文明」という基準を、常に等質な具体化できる価値として、手を代え品を代え準備してくる相手について、我々のほうこそもっと関心をもち、改めて認識していかなければならないのではないか、と考えさせられる。
それにしても、邦題と定価は如何なものか。
せっかく面白い内容なのに、この題名では食指が動きにくいのでは。原題は“Outposts of Civilization”。陽気で多様な価値観をもつ米国人の日本観の変遷などでは決してなく、「文明」という最大の武器を常に携えた対岸の隣人の思考という、本書の本質が、原題にはよく現れている。
みすずの本が高いのは今に始まったことではないが、本書の内容がもつ価値、ページ数を考えれば、邦題も定価も、もう少しなんとかして欲しかった。
多くの人に読んで欲しいだけに、残念に思います。





アメリカ文化史入門―植民地時代から現代まで
販売元: 昭和堂

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南北戦争の遺産 (アメリカ文学ライブラリー)
販売元: 本の友社

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