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和書 499878 (353)



イスラム再訪〈下〉
販売元: 岩波書店

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 ナイポールは小説家としては面白いし、楽しいものを書く。ラシュディみたいに偉大といえないけど。でもこれはひどい。ナイポールが一時完全に忘れ去られたのも、このどうしようもない偏見のせい。この本によるとイスラム教はすばらしいヒンズー教や仏教に、野蛮にも取って代わった新興宗教で、こんなの信仰してるから人々が不幸になるのだと。前に戻るか、キリスト教に信仰を変えればまず不幸から脱出できるそうだ。
 イスラム教国家がもつ現在の苦境は歴史的な残物で西洋列強の抑圧の負の遺産でもあるし、過去には輝かしい文化的栄光もある。キリスト教社会も誕生以来ほとんどはさえなかったし、そこら辺は歴史的な盛衰は簡単にはいえないんだけど。そこら辺はすっぽりぬけているのですね。
 ラシュディのあの判決を受けた本はイスラムという大きな存在に対する恐れとそれをなんとか克服するための必死のカリカチュアが感じられたけど、この本はカルーイ軽蔑しかない。
 ネオコン御用達、名誉西洋人のイスラム本。




イスラム世界を走る (グレートジャーニー・人類5万キロの旅)
販売元: 小峰書店

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イスラム世界とコプト文化
販売元: コルベ出版社

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イスラムの朝昼晩 (異文化を知る一冊 E 58)
販売元: 三修社

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 1980年に毎日新聞社から出た単行本『星の国・砂の国』の改題・文庫化。
 駄作の多いことで知られる三修社「異文化を知る一冊」シリーズでは、例外的な面白さであった。
 著者は僧侶であり、比較文化史家であるという人物。アジアや仏像に詳しいらしい。
 本書はアフガニスタン、アラビア半島、中国西部などのイスラム地域を旅した見聞をまとめたもの。遊牧民の暮らし、女性、市場、宗教などが語られている。独特の視点があり、突っ込んだところまできちんと見ていて、勉強になる。
 挿絵がまた独特。




イスラムのシルクロード
販売元: 芙蓉書房出版

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イスラムの誘惑―コンプリート・ガイドブック (コンプリート・ガイドブック)
販売元: 新潮社

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シリア、レバノンから最近メジャーなトルコ、そしてようやく観光の扉を開きつつあるサウジ・アラビア、日本人のどれほどが知っているか海の国オマーンなど、通常の中近東ガイドでは載せきれないコースを美しい写真で紹介している。必見は、こりゃまた美味しそうに撮れてるアラブ料理大全。




イスラーム (ネコ・パブリッシングDKブックシリーズ)
販売元: ネコ・パブリッシング

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原書が2003年刊行で割合と新しいのが、諸事情が変わりやすいこのエリアでは良いことだ。大判で写真、図版に地図や年表が満載。プラス、イスラーム諸国40カ国以上の各国詳細データつき(こういう本はありそうでなかったから貴重)。とにかく過去から現代までのイスラーム関連の事象がわかりやすく概観できるようになっていて、コンパクトなイスラム事典の体裁だ。
そしてさらに驚きはこの値段!!ムック本の体裁ですらないのに、何故こんな値段にできたのだろう?
翻訳も読みやすい。一冊手元において損はない本だ。お勧めです。




イスラーム 魅惑の国・ヨルダン―シニアがゆく、灼熱のアカバ、古代都市ペトラ
販売元: 梨の木舎

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荒涼とした砂礫砂漠で、闇夜に突然、ヘッドライトに照らされたラクダがぎゃおぎゃおと車に向かってほえ猛る様子は、実際に経験した著者でないと書けない迫真にせまっている。西洋と東洋の接点である中東は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の歴史上の遺跡が多く、中でもペトラ遺跡に対する、生の旅情報はここを訪れようとしている旅行者にとって、とても貴重なものとなるに違いない。死海の湖岸に生育する草木や魚、ハエにまつわるエピソードやアラブ女性の地位と多重婚に関する密着調査報告は、読者の認識を新たなものにしてくれる。




イスラーム不思議曼荼羅
販売元: ユーラシア旅行社

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イスラム教に関しては、昨今かなり高い関心を呼んでいて、入門書や概説書は選り取りみどりの感がある。しかし、どうも知識的な部分が重くなりすぎて、実際に住んで生活でもした人でない限り、頭ではわかるけれどイメージがわかないのではないか、と思う。本書は『メッカ 聖地の素顔』『ナイル』といった傑作を数々発表している野町氏のすばらしい写真に、後藤教授の各国各地のエッセイで庶民の生活を描き、イスラームの基本概念を解説し、そして両氏の対談により理解を深める・・・という非常に贅沢といってよい本だ。単にビジュアルの良い中東界隈のあれこれを綴ったエッセイ集というだけでも貴重なものだが、イスラームについても、イメージが膨らむので、その姿が身近に感じられる好著。いままでのイスラム入門でどこかすっきりしなかった人には是非お勧めしたい。




回想のオリエント―ドイツ帝国外交官の中東半生記 (イスラーム文化叢書)
販売元: 法政大学出版局

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欧米列強が侵入しようとするころの素朴で純粋な中東の活写。ドイツがなぜテヘラン、バクダードなどに大使館を置いていたのか?著者はイスラエル、インドで育ち、ペルシャ語、アラビア語、トルコ語が理解できて、とくにペルシャ語は専門。中世の詩を原語で愛読、翻訳などしている。現在戦争しているイラクはほとんどが当時から砂漠、貧しい人々が強盗を家業としている。イラン北部、ユーフラテスのほとりやイラクの砂漠を抜けて冒険旅行もする。現地の人々にたいする視線が優しい。もてなしの様子、食事内容、部族など。当時のトルコ支配と現地の関係、そこへヨーロッパ列強が入り込もうとしている。外交官の人間関係などもくわしいが、ここはちょっと興味薄。このあたりの概括的歴史を知っておいた方がよいだろう。


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