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和書 500062 (114)



ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まず内容を概括する(以下頁数は、文春文庫1999年第1刷による)。本書は、講演から秘書公募の顛末記に至るまで、口語体あり、文語体ありと、雑多な内容の寄せ集め。本文中で占める割合の多い順から、以下の5つに大別されよう。

 1.読書日記・読書体験記・読書中毒(?)記(125-184,205-359頁)
 2.読書論・読書術(43-85頁)
 3.自身の仕事の総括(11-39頁)
 4.書斎術(89-106頁)
 5.その他(107-121,185-201頁) 

上記の大別からも、「ぼくはこんな本を読んできた」は妥当な題名であろう。

次に、本書の魅力は何だろうか。「読み、書く技術」なら『知のソフトウエア』(講談社現代新書)の方が、著者の「読書日記」なら『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』(文芸春秋刊)の方が、簡にして要を得てまとまっているだろう。それでもなお、筆者の元秘書の記憶では、本書は最も売れた本のひとつとなったというが(佐々木千賀子『立花隆秘書日記』339頁参照)、人気の理由は何だろうか。私見では、恐らく多くの人がこの本によって、「立花隆って凄〜い。」と素直に感嘆できたからではないか。「かの田中首相をペンで倒したジャーナリスト」「難しいことを分かりやすく説明できる人」等の、「よく分からないけど凄い人」であった立花隆の、精力的仕事量の動機、内幕から、幼い頃既に見ることのできる「知の巨人」の片鱗等、謎のベール下が徐々に明らかになりつつ、なおかつその圧倒的な読書量・読書術に「すげえ。」と感激できるところが、本書の魅力だったのではないか。

最後に私自身の感想を記す。個人的にも思い入れのある本で、本書ですっかり著者に魅せられた記憶がある。示唆に富んだ内容で、読みやすい語り口調となっている講演録。無類に面白い秘書顛末記やネコビル顛末記。わずか2頁余りだが著者の読書術のエキスが濃厚につまった、座右の銘として役立つ「『実践』に役立つ一四カ条」。ただただ舌を巻くばかりの、著者中学生の時の読書日記。先に本書を「雑多」と形容したが、私にとっては「様々な魅力に満ちている」という方がふさわしい。





ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まず内容を概括する(以下頁数は、文春文庫1999年第1刷による)。本書は、講演から秘書公募の顛末記に至るまで、口語体あり、文語体ありと、雑多な内容の寄せ集め。本文中で占める割合の多い順から、以下の5つに大別されよう。

 1.読書日記・読書体験記・読書中毒(?)記(125-184,205-359頁)
 2.読書論・読書術(43-85頁)
 3.自身の仕事の総括(11-39頁)
 4.書斎術(89-106頁)
 5.その他(107-121,185-201頁) 

上記の大別からも、「ぼくはこんな本を読んできた」は妥当な題名であろう。

次に、本書の魅力は何だろうか。「読み、書く技術」なら『知のソフトウエア』(講談社現代新書)の方が、著者の「読書日記」なら『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』(文芸春秋刊)の方が、簡にして要を得てまとまっているだろう。それでもなお、筆者の元秘書の記憶では、本書は最も売れた本のひとつとなったというが(佐々木千賀子『立花隆秘書日記』339頁参照)、人気の理由は何だろうか。私見では、恐らく多くの人がこの本によって、「立花隆って凄〜い。」と素直に感嘆できたからではないか。「かの田中首相をペンで倒したジャーナリスト」「難しいことを分かりやすく説明できる人」等の、「よく分からないけど凄い人」であった立花隆の、精力的仕事量の動機、内幕から、幼い頃既に見ることのできる「知の巨人」の片鱗等、謎のベール下が徐々に明らかになりつつ、なおかつその圧倒的な読書量・読書術に「すげえ。」と感激できるところが、本書の魅力だったのではないか。

最後に私自身の感想を記す。個人的にも思い入れのある本で、本書ですっかり著者に魅せられた記憶がある。示唆に富んだ内容で、読みやすい語り口調となっている講演録。無類に面白い秘書顛末記やネコビル顛末記。わずか2頁余りだが著者の読書術のエキスが濃厚につまった、座右の銘として役立つ「『実践』に役立つ一四カ条」。ただただ舌を巻くばかりの、著者中学生の時の読書日記。先に本書を「雑多」と形容したが、私にとっては「様々な魅力に満ちている」という方がふさわしい。





ぼくはオンライン古本屋のおやじさん (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「好きだから」はたんなる売れないいいわけにしか聞こえません。謙虚っぽくみせてるのに意外と傲慢なのも気になりました。




ぼくはオンライン古本屋のおやじさん
販売元: 風塵社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本が好きな一人の蔵書家が、オンライン古本屋をゼロからスタートし、軌道に乗せるまでの奮戦記。実体験を記しているので、迫力がある。しかし、毎月の利益の少なさには驚かされる。住む家があり、借金もなく、本に触れていれば幸せという人にはよいかもしれない。また、古本屋を覗くのが好きな人にとっても、古本屋の楽屋がわかっておもしろい。




ぼくらの作文コンクール (角川文庫)
販売元: 角川書店

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ぼくらの少年雑誌―レトロ・昭和30年代の夢 (ライトブックス―おもしろ情報百科)
販売元: 東京法経学院出版

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ぼくらは物語探偵団―まなび・わくわく・アニマシオン
販売元: 柏書房

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国語科の図書の授業のときに、アニマシオンをするためにこれを参考にしました。アニマシオンをするだけでなく、普段の国語の授業でも使えるネタが満載だと思うので超オススメ!




またたび読書録 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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いろいろなジャンルの本について書かれているが、個人的には著者も興味があると書かれている、女博士、下着デザイナー、女性作家など女性についての本を取り上げている章が面白かった。読書と著者の日常生活を織り交ぜて書かれていて退屈しない。




またたび読書録
販売元: 新潮社

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またも量書狂読〈PART2〉―1992~1994
販売元: 三一書房

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