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和書 500824 (133)



パッチンして!おばあちゃん―ある看護ファミリーの記録 (朝日ブックレット)
販売元: 朝日新聞社

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新ルポ・精神病棟 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 もう20年以上前に出版された本。この有名なルポをようやく実際に読むことができた。

 本書の前半を割いた「宇都宮病院事件」。概要は知っていたが、数々の患者証言には寒気を覚えるばかり。「刑務所以下」だというのだから、そのむごたらしい患者の扱いは、正常な人間のなせることではない。病院スタッフの方がむしろ精神を病んでいるように思えた。後半は、「良心的」精神病院のさまざまな試みを紹介。広範な取材を重ねており、内容が充実している。
 本書発刊より20年以上経た現在、宇都宮病院はもちろん、他の精神病院も、運営、看護体制等は当時とかなり変わっていることだろう。医療費等経済的な背景や精神科治療の進歩なども、病院のあり方を大きく変えていることだと思うが、考えてみれば、私は現在の精神病院の実態について、ほとんど知らない。病院間にどれほどの違いがあるのか? 入院期間は?  
 病院の実態が知られていないということは、つまり、精神病院自体が、相変わらず社会に対して閉鎖的存在だということなのだろう。

 本書は過去のものとして読むべき本だが、精神医療がどのような道をたどってきたかを知る上では、一読の意義があると思う。




清潔はビョーキだ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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「笑うカイチュウ」で初めて著者に接して以来、寄生虫学者としての学問的情熱とユーモア心をわきまえた文章力を併せ持った珍しい学者だと注目していた。本書は、近年の行き過ぎた日本人の清潔志向に対する警鐘として傾聴に値する。

著者の愛する回虫は近年激減した。それだけで済めば良かったのだが、回虫の減少に反比例するように、アトピー性皮膚炎やその他アレルギー性感性症が増えているそうである。そう言われてみれば、私が小学生の頃はマッチ箱を用いたギョウチュウ検査を行なっていた。身体の中にギョウチュウを飼っている子供も珍しくなかったのである。しかし、その頃は花粉症などは存在しなかった。現在の花粉症の原因は政府の杉の植林計画の失敗とも言われているが、やはり人体の抵抗力にも関係があるのだろう。昔は身体の中に回虫を飼っていたので、それとの"つきあい"を通して、多くの感染症にもうまく対応していたのではないか。今は身体が"箱入り娘"状態になっているのである。著者は幼い頃に感染した方が良い病気を挙げている。これによって免疫を付ける事が大切である事を訴えているのである。

著者に反対する論もあるようだが、私は賛成である。何事も行き過ぎは危険である。清潔志向も程々にと言う著者の論は貴重だと思う。




ニューヨークでがんと生きる (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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脳外科医の幕間 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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羽田沖日航機墜落事故 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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母を看取るすべての人へ―在宅介護の700日 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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病院経営の内幕〈上〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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病院経営の内幕〈下〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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病者は語れず―東海大「安楽死」殺人事件 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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