和書 500824 (267)
解体新書 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社
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複製 解体新書 序図の巻
販売元: 地歴社
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解体新書ネオ (集英社文庫)
販売元: 集英社
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私たちが知っている体のことって、本当にかぎられていると思う。医学書などは難しすぎて理解できない。又、理解する必要の無いことまでもが多く書かれている。この本は、永井さんらしい文体で体の様々なところについて説明されている。医者だった彼が書いているだけあって、ためにもなり、又自分の体を愛するきっかけを与えてくれる本。
解体新書ネオ
販売元: 集英社
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開頭術の起源と発展
販売元: 西村書店
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回復室Bのドア―夫が末期ガンになったとき
販売元: 風塵社
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海辺医草―地域医療と歩いた三十五年
販売元: 中央公論事業出版
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解剖学者のノート
販売元: 早川書房
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解剖事始め―山脇東洋の人と思想
販売元: 同成社
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解剖学個人授業 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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養老孟司といえば本職の解剖学よりも、脳のセンセイというイメージが強いが、本作では解剖学の解剖学たるゆえんを、南伸坊の巧みな面白主義で解き明かしていく。
一つひとつの講義、耳小骨の話とか、目玉の話などは、具体的でよくわかるし面白いのだが、いつのまにか解剖学の話が脳の話、数学や哲学の話に発展していってしまって、全体として本書の感想を書こうとすると、大変むずかしい。話題が多岐にわたりすぎて、話のシンがどこにあるのかよくわからなくなってしまう。
ひとつ手がかりがあるとすれば、
「コノハムシやハナカマキリが葉っぱや花にそっくりなのを、おどろくのは、鳥でもムシでもなく人間だ」
という箇所。解剖学は「形が似ている」というフシギをわかるための一つのアプローチの仕方で、そのさらに奥には「似ている」ということを面白く感じる人間の脳のフシギがある。解剖学は解剖そのもののためにあるのではなくて、形が似ている、というフシギ、そして形が似ていること自体を面白いと感じる人間のフシギ、これをわかるためのあるのかもしれない。そう理解することで、本書の輪郭がボンヤリとわかった気がする。
そういえば、南伸坊には「本人の人々」という名(迷?)著がある。顔が似ているのは可笑しい。なぜだか理由はわからないが、ともかく似ているだけで可笑しい。してみると、養老孟司と南伸坊、実は根っこはとても近しいのではないだろうか。
本作のセッションも非常に気があっているように思う。気が合いすぎてガンガン飛ばしすぎて、多少、読者がおいてきぼりになり気味である。その点が少々難ではある。