和書 500834 (169)
精神医療と法―新しい精神保健法について
販売元: 有斐閣
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精神病院の愛すべき人びと―開放病棟10年
販売元: 同時代社
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精神病棟
販売元: 平凡社
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小説として読んで普通に面白い。まるでERの第一シーズンを観ているようでした。
一見軽妙なタッチで笑いを誘う文章で書かれている一つ一つのエピソードが実はとても重い。
患者やスタッフをコミカルに描けば描く程その現実が重みを増してきます。
第一章の第一ページからその仕掛けは始まっていて、最初にクスリと笑った事が読み進める内に段々と現実を浮かび上がらせている事に気づかされてしまいます。
作者の語り口や構成が巧すぎる。だから読んでいる間はとてもドキュメンタリーとは思えない。が、読み終わって冷静に振り返ってみると、確かに現実はそういうものかもしれない。再構成したらこういう物語になるのかもしれない。と思わせる真実の何かを感じさせられます。
サイコホラーでよく出て来る境界型人格障害者が他人を操る手管を描いた短いエピソードがあります。
サスペンスならおどろおどろしくベールに隠して怪物の使う魔法として描く所ですが、この本ではあっけらかんとあからさまにその手口も目的も紹介しています。
精神科医が身につけておかなければいけない実際的な知恵として語られ、主人公が見事に引っかかってしまうあたり思わず笑ってしまう語り口ですが、読んで笑ったあとゆっくりと現実に怖くなってきたりします。精神病患者は精神に病を持った普通の人々にほかならず、モンスターではない。が...人間として善意も悪意も持つし、時にモンスターにも友人にもなりうる...。
他にもこの本から色々教えられた事は多いです。
個人的な経験に照らし合わせれば、精神病とはなるほどこういう事だろうとも思えます。
自らの心にある問題をある程度自覚している人間としても、とても救われた気持になりました。
でもまあ深い事や難しい事は置いといて、面白い小説を読みたい人にはとてもお勧めな本です。
もしかすると隠れた傑作なのかもしれません。
私は傑作だと思ってます。
精神科クリニック物語―精神科医療への疑問
販売元: 中央公論社
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米国感染症学会ガイドライン 成人市中肺炎管理ガイドライン
販売元: 医学書院
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生体肝移植にほほえみを―里美ありがとう
販売元: ジアース教育新社
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性転換手術は許されるのか―性同一性障害と性のあり方
販売元: 明石書店
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青年期の健康と看護―大学生の保健管理
販売元: 日本看護協会出版会
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生物統計学入門―ハーバード大学講義テキスト (ハーバード大学講義テキスト)
販売元: 丸善
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入門書としては非常に良くできている。他の方も書いているが説明が丁寧、平易で数学的基礎がなくても分かる。もし私が初学者から入門書を推薦しろと言われたら、この本を推薦する。
しかしながら、この本は統計を仕事や研究で実際に利用する人には内容不足である。本当に「統計学入門の講義テキスト」であり、それでこの値段設定は高すぎると思う。巻末のCD-ROMと内容をすこし削ってこの半額ぐらいで出版してほしかった。
臓器移植と脳死―日本法の特色と背景 (成分堂新書)
販売元: 成文堂
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